UMP

基本性能

アイアンサイト

装備可能アタッチメント

サイト・スコープの実際の見た目や解説はこちら

余談だが、等倍サイトを付けてもアイアンサイトが見える武器でもある。

性能解説

Remember UMP .(UMPの悲劇を思い出せ。)
クレジット(196000円)武器。高い。
なぜか総弾数はP90より多い。
初代最強王者であり、華麗なる転落。現代屈指の敗北者である。
運営に見捨てられた銃・弱すぎてネタにすらならない銃。・買うのに使った金返せ等、今なお伝説を残し続ける銃。皆からはうんぴの蔑称(愛称)で親しまれている。(ただし使用者には親しまれていない。)

評価をすると、全く使い物にならない。というのが正直なところ。(数少ないUMPが好きな方、申し訳ありません。)
一見、精度が高いARみたいな感じで強そうじゃね？と思われるだろう。だが、現実は非情。そう甘くはないのだ。問題を一つずつ纏めてみよう。

　
・その1　確定５発
上のステータスを見て、「！？」となった方も多いだろう。この武器、なんと最近距離で確定５発なのだ。
まぁこの程度なら重く受け止める人は少ないだろう。養護の使用がいくらでもある。「P90だって中距離確定５発じゃん。」と言える。だがこれだけではない。不幸は連鎖する。

・その2　レート650
遅い。遅すぎる。このご時世にレート650のSMGがあっただろうか？。そのため、キル速度がSMGはおろか、全メインウェポンの中で最下位である。
なので、真正面の撃ち合いには絶対に勝てないと踏んだほうが良いだろう。
だが、これだけ見れば、インフレ時代に取り残された銃。精度が高いので使い道はある。と、かすかな希望を持てるかもしれない。だがこれだけでは終わらない。運営は最後のUMPの生きる道すら殺してしまったのだ。いや、次の問題こそが、UMPの最大の問題なのではなかろうか…。
　
・その3　反動が強い
終わった。精度が最大の利点であるこの武器を反動が殺してしまった。
分かりやすく言うと、精度が良くても、反動が強ければ全くもって意味がないのである。
反動がなければ、遠距離でも強さを発揮でき、まるで今のBadger Qのような活躍が見込めたが、残念ながらそれはあり得なかった。
遠距離で反動が強い　＝　タップ撃ち　が求められるのであって、それならば他の武器でも全く同じことが言えるだろう。

実はいうと、反動自体は昔からそれほど変わっておらず、それすらをもカバーする強い利点が存在した。が今では…。

この三つの問題を纏めると、
・近距離戦は、遅いレートに五発が条件なので絶望的。諦めたほうが良い。
・中距離は反動制御さえできれば何とか…と思うだろうが、五発以上が条件なので撃ち負ける可能性が高い。
・遠距離はせっかくの精度を反動が邪魔するので、あきらめて引いたほうが良い。
のが評価である。要するに他の武器と差別化できる部分もなく、中途半端以下の武器。といった所だろう。
養護意見を出すとすると、リロードが遅いわけでもなく別段早いわけでもない。弾は拡張で44発・平行移動速度もそこそこ早いが、キルに五発要するのであまり恩恵はない。
………養護できねぇな！。

上記の性能とその購入価格から、玄人向けの上級者武器。という立ち位置に居る(皮肉)。
これを日本鯖で使い、キルレートにできる者こそ真の強者であろう。

ここで疑問に思った人もいるだろう。なんでこんな侮辱されてるの？・M〇40のほうが最初からそこそこだし、ひどくね？・なんで運営はこんなクソ武器放っておいたの？強化しろよ。などなど。
その根底にはバレフォ名物となった「アプデ調整」の元、「UMPの悲劇」という大きな事件があった。詳しくは補足・付けたし欄で。

補足・付けたし

通称「UMPの悲劇」事件。

UMPが出た当初、このゲームは知る人ぞ知るスマホＦＰＳゲームだった。ルーカスもいた時代だった。
そんな中昔、UMPは誰もが認める最強武器だった。ダメージもそこそこあり、何よりAUG並に高い射程と、弾52発という明らかにおかしい強みがあった。
無論、全員がUMPを使い、無双した時代だった。(たしかVectorがクレジットだった時代)
手裏剣・Desert Eagleに並ぶ強武器だった。

↑　全盛期時代のUMP。今とは大違いである。
勿論批判を受けないわけもなく、運営は弱体化に踏み切った…。

だがふたを開けてみれば、ただの微調整、お世辞にも調整と呼べるものではなかった。
いまだに強い。という声がほとんどであり、プレイヤーは猛烈批判。ここから運営はいかれ始めた。

射程減。ダメージの減衰。

もういい。やりすぎだ。という声もあったが運営の手が緩むことはなく、最後の利点を消しにかかった。

弾数減。

これらの処置がされたUMPに、戦場での居場所はなかった。

この武器の最終更新は2018年10月。強化か？と思うかもしれないが、弱体化だ。

なぜこんなにも弱体化を続けるのか？なぜ今だに値段が高いのか？と疑問を持つかもしれないが、運営にもそれなりの理由がある。
弱体化をしたのに強化をすることは、ある一定のプレイヤーから批判を買うことになり、値段を下げるということは、当時の値段で買ったプレイヤーにとって不利なことである。そのため、強化するわけにはいかず、値段もそのままなのだ。

だが、我々はUMPを忘れてはならない。
この武器の前例があったことで、Shorty SGや、M60等全盛期のあった武器が最悪の末路を辿らないようになった。とも言える。
これこそが、この武器の最大の仕事だったのではなかろうか？。

↑　2019年2月の運営の発言。忘れ去られていないことが分かる。
武器としては死んだかもしれないが、ゲームバランスにおいてこの銃は今なお生き続ける存在になった。かもしれない。

実銃の解説

H&K UMPは、ドイツのH&K社が開発した短機関銃。ちなみによく知られている.45ACP弾は二十五発しか入らない。

解説動画

特になし。使えばわかる。この一言。

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