南海6000系

注意事項

絶対に消すな。参加が確認されてます。

南海6000系とは南海電鉄が開発した重機よりも強いといわれている難壊電車である

導入の経緯

6000系が登場する前の1950～60年代、高野線は2ドアで車体長の短いズームカーがたくさん走っていたが
河内長野や北野田、中百舌鳥周辺の開発が進み従来のズームカーでは乗客の積み残しが発生するという問題が発生
そこで高野線の輸送力向上目的で登場したのがこの6000系、高野線橋本以南に乗り入れする大運転を行わないとして
南海本線と同じ20m4ドアの車体が採用され製造を担当した東急車輌がステンレス製鉄道車両の第一人者
アメリカのバッド社にライセンス供与を受け製造された日本初の20m級オールステンレス車
この6000系の導入は高野線に革命をもたらし現在は橋本～難波の平坦区間は今も20m級の車両が運用されている
なお高野線系統のステンレス車はこの車両が第一号だが本線系統は6000系登場後も鋼製車両が導入されステンレス車が導入されたのは9000系が登場した1985年と23年も差が開いている*1

概要

高野線の輸送力向上目的として1962年に登場、乗降扉は片開きドアで2021年現在大手私鉄の一般形車両で唯一生存している片開きドアを持つ車両*2でさらに数少ない抵抗制御車

登場当初はステンレスそのままで行先表示器を設置せずにサボを装着して運用についた

更新工事

1985年に冷房改造を実施、さらに種別行先表示器が設置され台車の更新も同時に行うことになった
台車更新では60両分の台車を新製のS型ミンデン台車とし一部の付随車12両分は旧1000系の廃車発生品を流用した
この改造により6100系との連結はできなくなったが6200系との連結が可能になり後ほど6100系を改造してできた6300系との連結も可能にした

さらにVVVFインバーター化も計画されたが全車が更新を終えているため計画はお流れとなった

塗装変更

1994年の関西空港開港に伴う1000系登場により南海電鉄に革命が起こり塗装を従来の緑一色から青とオレンジ色を採用した塗装に変更された
同時に種別行先表示器にも更新が入り現在のような幕になった

南海6000系の無廃車伝説

南海6000系は1962年の登場から55年以上経過しているが2019年に8300系高野線登場による最初の廃車が出るまで一度も廃車されずさらに高野線を離れたことがないというJR顔負けな無廃車伝説を持っている*3

置き換え

57年無廃車伝説を持っている6000系だが2017年に2019年秋から高野線に6000系置き換え目的として8300系が登場することが発表
2023年度までに置き換え完了を予定していが2022年11月の南海第2四半期決算発表会で6000系の全車置き換え予定を2025年度と発表し2年延期された
武漢肺炎ウイルスが流行り利用客が減少して運賃収入が減少し8300系の製造が遅れているからだろうか(同時に運賃値上げも発表されているのでおそらくそれだと思う)
どんなに車体が強かろうと時代の波には逆らえないと6000系は教えてくれた
ありがとう！6000系！

譲渡

南海6000系引退を惜しむ鉄道ファンの諸君、朗報だ
なんと南海6000系の大井川鉄道譲渡が決定した
譲渡目的は元近鉄16000系の置き換えだそうだ
めざせ！南海6000系登場100周年！

カオスバトルでは

superabi-kinmosa-683のカオスバトルを見れば分かる

編成表

コメント欄

タグ

Tag: 南海電鉄 電車 私鉄 和歌山県 大阪府