E1系

Last-modified: 2023-09-08 (金) 06:45:03
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概要

JR化後、新幹線を使って通勤する客が増加したため着席定員を確保するために新幹線初の全車2階建てで設計され12両6本計72両が製造された
設計時点では「600系」という形式だったがJR東日本が形式付与基準を変更したためJR東日本のイニシャルである「E」をつけて「E1系」という形式がついた

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愛称は「Multi Amenity Express」から取って「Max」、暫定的な愛称は「Duble Decker Shinkansen」から「DDS」だった

2階建てで製造したとき車体強度の都合上普通鋼製車体となった、現時点で最後の普通鋼製新幹線になっている
外観のデザインコンセプトは「グランド&ダイナミック」、先頭部分は2階建てのボリュームを生かしながら騒音・微気圧波を考慮したエアロダイナミックノーズ
登場当初の塗装は上半分がスカイグレー・下半分がシルバーグレー・ピーコックグリーンの帯を入れている

全車2階建てということで床下に機器を入れることが困難なため床下機器は水タンク・空気圧縮機・主電動機・電動送風機のとどめ
主変圧器・主変換装置・補助電源は床上の機器室に設置、機器室は室内と仕切られている
主電動機はかご型三相交流電動機を搭載し定格出力は410kwに増強したことで200系と同じ1,6km/h/sの確保に成功した

編成は1号車~8号車・9号車~11号車の階下部分・12号車が普通車、9号車~11号車の階上部分がグリーン車
普通車の階上部分が3+3列シート、1~4号車が100番台・8号車は売店があり200番台となっている

東北新幹線では分割併合をする運用が増えたため全車2階建て8両のE4系が導入され1998年のダイヤ改正では東京仙台間の「Maxやまびこ」1往復のみとなり
1999年のダイヤ改正で東北新幹線の定期運用から撤退し全車新潟へ転属となった

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上越新幹線転属後2003年から2006年にかけて車両のリフレッシュが行われた
塗装はE2系・E4系と同じ飛雲ホワイトと紫宛ブルーに加えて朱鷺色の帯を入れロゴは朱鷺のイラストを加えたものに変更された
グリーン車の座席はE2系1000番台、普通車の座席はE4系で使われているものに変更された
床材の交換も行われたが走行機器類の変更はない

2012年から東北新幹線用のE5系が登場しE4系が上越新幹線へ転属、これに伴い越後湯沢~新潟のホームがE4系2編成が対応できる長さまで延長された
同年6月に2編成が廃車され残りの4編成は「Maxとき」4往復・「Maxたにがわ」2往復で運用された
9月26日に下り「Maxとき343号」・上り「Maxとき348号」をもって定期運用が終了
10月27日にE1系引退記念として新潟発東京行「ありがとうMaxあさひ号」、10月28日に東京発新潟行「さよならE1Maxとき号」が団体専用列車として運転された
12月7日付で最後の1編成が廃車され形式消滅、E153-104が大宮の鉄道博物館で保存され屋外で展示されている(車内は非公開)

扱い

初登場はRTI-KLIsTのスーパーカオスバトル4だと考えられる。
他はTENKASキンなどが使っていた。

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