HK100形

Last-modified: 2023-08-27 (日) 20:12:44

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HK100形とは北越急行が製造したチートスペックな車両

概要

北越急行開業時と同時に登場した車両で現在は0番台10両、100番台2両の計12両が在籍している
前面に貫通扉を設けた20m級の普通鋼製車体で客用扉は片開き式2ドアとされた
制御方式は三菱IGBT-VVVFインバーターで最高速度は110km/h
最高速度は低いが起動加速度は3.0km/h/s、減速度は3.5km/h/sと阪神ジェットカーに匹敵する
豪雪地帯を走るので冬季は落雪によるガラス破損を防止するため保護用金網を設置する

なぜこんなにチートスペックなのか

北越急行では北陸新幹線開業前は最高時速160kmで爆走していた特急はくたかが走っていて
普通列車がチンタラ走っていたら高速走行の妨げになることから各駅に停車しつつ途中の待避駅や信号所まで逃げ切るために加速度や減速度を高めた特急はくたかが廃止された今はオーバースペックだが

超快速スノーラビット

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超快速スノーラビットとは特急はくたかが廃止された2015年から運転を開始した快速列車で一日1.5往復
名前の通りめちゃくちゃ速く最速便だと越後湯沢直江津間を1時間足らずで結び表定速度は88.63km/hなんと新快速の最速便よりも速い*1

イベント対応車

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2002年にHK100-9がプラネタリウム車の「ほしぞら」に改造され常時照明の明るい一般車を連結した2両編成で運転された
ゆめぞら導入後はプラネタリウムは中止され一般車と同じ運用についた
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2003年に「ほしぞら」が好評だったため本格的な映像演出を目指した「ゆめぞら」が登場した
使用車両は新造のHK100形100番台で塗装は白地に3本の赤帯を巻いた681系のような塗装になった
2008年にはHK100-8と9がゆめぞら塗装に変更され「ゆめぞらll」として運転開始
映像は季節によって変わる星空編・花火編・天空編・海中編と2008年からは宇宙編が追加されている

番台別解説

0番台

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両運転台車でセミクロスシートの一般車(HK100-1~7)と転換クロスシートのイベント対応車(HK100-8・9)が導入され1998年にはHK100-10が増備された
通常はランダムで運用に入るが貸切時にはイベント対応車が優先的に貸し出される

100番台

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片運転台車で2003年に登場、0番台からの変更点は

  • 座席は転換クロスシートで車端部はロングシート
  • 塗装を681系に似た塗装にした
  • 照明具を暗めの間接照明とした

廃車など今後の動き

現時点では廃車は無し
さらに新型車両の導入も発表されていないためしばらくは生き残ると思う
あと特急はくたかが走っていたころに貯め込んでいたお金が底を尽き始め北越急行の経営状況がマジでヤバいので新車を入れる余裕なんてない可能性もある

カオスバトルでの技一覧

三菱IGBT-VVVFインバーター
警笛
高速通過

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*1 新快速の最速便は88km/h、快速エアポート66号が84.72km/h、快速マリンライナーは82.84km/h