敵キャラクター

Last-modified: 2024-03-16 (土) 13:00:38

コングたちの前に立ちふさがる敵キャラクターたち。シリーズおなじみの面々もいれば、今回初登場の新顔もたくさん。特に、過去の作品に登場した連中のなかには特徴が大きく変わっている者もいるので、そういった敵はシリーズ経験者ほど危険な相手と言える。それぞれをここで解説していきたい。

クレムリン軍

クリッター

クレムリン軍の一般兵。スーパードンキーコングにも登場したが、今回はディディーコングレーシングのクランチと同じ格好(ドクロマークの黒ベスト)に変更されている。
 
コングたちを見つけると走ってきてボディブロー・振り下ろしパンチ・噛み付きのどれかを行う。
攻撃をじかに受けなければダメージは無く、たいていは攻撃の際にスキが多いため、
油断しなければダメージを受ける事はまれである。
立ち止まっての通常攻撃は、一発では倒せない。武器を使った場合でもチャンキー以外は2発必要なので、
すぐに倒したい時はランニングアタックやダッシュアタックをいつでも放てるように練習したい。

クランプ

ヘルメットをかぶった大型兵。スーパードンキーコングではヘルメットと言っても大したことは無く、
ローリングアタックも通用した雑魚だったが、今回は鎧も着込んで相当タフになっている。
 
まず、頑丈になったヘルメットと鎧のせいで、こちらからの直接攻撃をまったく受け付けない。
ひるませる事はできるので、攻撃を当てて逃げてしまうのも一つの対処法。
相手を転ばせる威力の攻撃を当てれば、ひるむ時間も長くなるので、当てる攻撃は選んだ方がよい。
 
どうしても倒したいならオレンジ投げが一般的。倒すとオレンジを3つ落とすので、
1個使って3個補給できることを考えれば、手軽だしお得。
復活を待ってから再び倒せば、オレンジ補給要員にもなる。
 
こいつの攻撃は、大きなお腹を活かした直接攻撃と、緑色のオレンジ投げ。
どちらも大したことは無いが、できればオレンジを投げられる前に対処したい。
なお、緑オレンジによる自爆はダメージにならない。

ちなみに彼らの視界にコングがいない場合、たまに緑オレンジを自分で食べることがある。この緑オレンジは地面に落ちても爆発しないが、食った後口から煙が出ているので明らかに体内で爆発してる。彼の胃は相当頑丈なのだろう。

クラップトラップ

大きな口でかみついてくる四足歩行のワニ。スーパードンキーコングにも登場したが、
あちらの作品だと「踏みつけは効くが、ローリングアタックだと返り討ち」であった。
しかし今回は逆なので、攻撃手段を間違えないように!
 
つまり、倒す時は踏みつけ厳禁(コングスラムは有効)。
しかも、倒したとしても骨が分離してさらに襲い掛かってくる。
こいつを何とかできるようになれば初心者脱出と言えるだろう。骨も対処法は同じ。
なお、オレンジや楽器などの強烈な攻撃を当てて倒した場合は、骨ごと一撃で木っ端微塵。
 
スーパードンキーコングの時よりも、圧倒的にスピードが上がっており、積極的に噛み付いてくる。
ついついランニングアタックで軽く返り討ちにしがちだが、その後の骨の反撃まで考えて動こう。
武器で狙い撃ちにして、倒したら骨をランニングアタックで壊すようにすると、少しは安全。
 
また、紫色の強化版も登場する。スーパードンキーコングの時のジャンプ攻撃こそしないが、
通常攻撃や衝撃波で倒そうとすると返り討ちにあってしまう。
武器を当ててもひるむだけ。連続で当てればひるませて逃げることもできるが難しい。
相手の視界よりも遠くからオレンジを投げてしまうのがよいだろう。
紫色は倒すとオレンジを3つ落とすので、慣れれば補給要員として使えるかもしれない。
かなりの強敵だが、一部のステージの屋内にしか登場しない。

クランク

スーパードンキーコング2に登場した走り屋とは別者である。機械仕掛けの兵士で、近づくと殴ってくる以外は特に怖い点はない。動き自体も遅く、存在感はあるが強敵ではないだろう。
 
ただ、金属のボディはこちらの直接攻撃や武器を受け付けない(例外:パンチパンチ)。さすがに頑丈なのだが、クランプとほぼ同じ要領で対処できる。オレンジや衝撃波を当てられれば一撃で粉砕可能。ただしオレンジを落とすことは無いので、こいつ相手にオレンジを投げるのは少々もったいない。ひるませて逃げてしまうのが常套手段だろう。

クロバー

スーパードンキーコング2から再出演。通常はタルに潜んでおり、近づくと襲ってくる点も共通。ただ、今回は普通のタル自体をあまり見かけないため騙し討ちになっていない。
 
スピードも下がっており、一見するとスーパードンキーコング2の頃より雑魚なのではないかと思ってしまうのだが、それが罠。なんとこちらの直接攻撃全てを返り討ちにしてしまうため、今回は絶対に近づきたくない敵である。
 
タル自体の耐久性も上がっており、武器攻撃すら受け付けない。衝撃波やオレンジは有効なので、倒さざるを得ない時はこれらで素早く倒そう。

カブーン

SFC版スーパードンキーコング2では「ボムクロバー」として登場していた敵。今回再出演となる。やはりクロバーと同じくタルに隠れて不意打ちしてくる。TNTバレルに潜んでいるのも相変わらず。だが、今回はTNTバレルに欠陥があるのか、非常に弱い敵になっている。一定時間追跡すると勝手に爆発する、スピードは遅いので簡単に逃げ切れる、武器攻撃を当てるだけで簡単に爆発する…といった仕様のため。
 
ただしミニゲームなどで不意に襲ってくる時だけは要注意!
 
なお、本作の影響か、GBA版スーパードンキーコング2ではカブーンの名前で登場。

クリーパ

ゾゾゾ〜キャッスルに登場する、オバケに変装した兵士。通常のクレムリン軍の兵と違って、触れるだけでダメージを受ける。そのため、近づかれる前に倒してしまいたい。
 
基本的にスピードが遅く、変装の衣裳が原因で転倒するなど、変装自体が仇になってしまっている感がある。その上耐久力もクリッターより低く、どんな攻撃でも一撃。

クルーム

ひるよるウッドでジャンプ台キノコに変装して襲ってくる兵。しかし本物のキノコと比べるとどう見ても形が異なるのでまったく変装になっていない。
 
こいつも触れるだけでダメージを受けるが、頻繁に転倒する欠陥も相変わらず。変装してコングたちを待ち伏せている間に遠くから武器で狙い撃ちしてしまえば、まったく怖くない。

クラッシュ

スーパードンキーコングにも登場した、トロッコを逆走する無謀極まりない走り屋。今回はコングたちに近づくと棍棒を振り回してくる。棍棒は一定時間ごとにリズミカルに振るので、タイミングよくジャンプするしかない。DKコインを取るように動けば避けられる事も多いのだが。
名前に反して、外見はスーパードンキーコング2に登場したクラッバによく似ている。
 
ミニゲーム中のみの登場なので、棍棒を喰らってもダメージは受けないが、トロッココースで集めたDKコインを3枚失ってしまう。また、こちらから攻撃する機会もないので、少々手を焼く存在かもしれない。一部の仕掛けに巻き込む以外に倒す方法は無い。

警備員

暗闇で警備する兵。スピードは遅く、懐中電灯を持って歩くだけなのだが、懐中電灯に見つかるとアウト。あまり曲線的に歩く事は無いので、相手の向いている方向=歩く方向だと思えばほぼ間違いないだろう。音に対しては警戒心が無いらしく、目視されなければ全力疾走して構わない。

ドーモ

マッドファクトリーで製造されている巨大ドミノが動き出したもの。触れるだけでダメージを受ける上、結構素早く追いかけてくる。積極的に襲ってくるので、先手を取ってランニングアタックなどで倒したい。武器があるなら撃っていったほうが安全かもしれない。

クーブ

マッドファクトリーで製造されている巨大サイコロが動き出したもの。触れるだけでダメージを受ける上、結構素早く追いかけてくる。こいつも積極的に襲ってくるが、なんと言っても色が目立つ。ドーモより不意打ちを受ける事は少ないだろう、しかし先手を取らないとたいていダメージを受ける。

マッドファクトリーで製造されている巨大縦笛が動き出したもの。触れるだけでダメージを受けるが、形が形なのでスピードがとても遅い。攻撃の狙いさえ外さなければ特に言う事は無い。

トイ・モンスター

ドーモ・クーブ・笛などが合体したロボット。どうみても間に合わせで作ったとしか思えない出来栄えなのでスピードがかなり遅く、普通に走って逃げ切れるほど。攻撃のタイミングも遅いため強敵ではないが、耐久力が異様に高いので倒すには時間がかかる。
 
通常は直接攻撃を当てても返り討ちにされるだけだが、グレートチャンキーなら直接攻撃が有効。ヒット&アウェイでしぶとく攻撃すれば勝利は目の前だ。また、巨大化しなくても衝撃波ならダメージを与えることができる(但しこちらもダメージを受ける)ため、体力に余裕があればそのまま撃破も夢じゃない。

デーモン

ゾゾゾ〜キャッスルのトロッコに登場する骸骨。巨大な腕を振り回したり叩きつけたりして攻撃してくる。攻撃を受けた場合、ミニゲーム中なのでダメージは無いが、コース上で集めたDKコインを3枚失ってしまう。
 
要注意なのが腕の振り回し。振り回し終わった直後の腕に激突してコインを失う例が後を絶たない。そのため、振り回しをする構えを見せたら、まずスピードを上げておいて、振り回しが来た瞬間に今度はスピードを激減させるようにすれば、一連の攻撃動作全てを避ける事が可能。
 
他のトロッココースでは減速が多いと追跡してきたTNTカートの餌食になりやすいが、ここではTNTカートが登場しないため、こいつの攻撃を避けるために加速と減速をきっちり使っていきたい。

クラッバ

スーパードンキーコング2に登場したロストワールドの見張り番と同じ名前の別人。小柄だが持っている棍棒の大きさだけはスーパードンキーコング2のクラッバと同じサイズ。かなり無茶してないか。
 
肝心の攻撃は、振り回しと振り下ろしの2種類。痛そうなトゲ棍棒も通常は触れるだけならダメージは無い(稀にダメージを受ける)が、もし棍棒の攻撃をまともに受けてしまうと、体力2つ分(スイカ1/2個分)の大ダメージを受けてしまう。
 
弱点はオレンジだが、直接オレンジを投げても棍棒の振り回しでなんと打ち返してくる。そのため、振り下ろし直後の隙を突いてオレンジを当てなくてはならない。…が、どちらの棍棒攻撃が来るか分からない上、攻撃自体に隙は少ないため、振り下ろしを待つのはかなり難しいはず。
 
そこで、衝撃波を使いたい。クランプ同様に直接攻撃でひるませる事はできるし、棍棒も攻撃時以外ならたいていダメージ無しという点を利用して、勇気を持って素早く近づき、ランニングアタックやダッシュアタックを当てよう。そのままBボタンを押しっぱなしにして、続けざまに衝撃波を当ててしまおう。
 
また、至近距離に近づかれると逆に攻撃が届かないという欠点もあるので、ミクロコング状態の時は思い切って懐に飛び込むようにするとまったく攻撃されずに済む。あとは振り下ろしをするまで待ってから、オレンジでとどめだ。

カスプラット

設計図を持ったボディガード。中程度の速度で襲ってきて、直接攻撃を仕掛けてくる。
 
直接攻撃は3連続で繰り出されることが多いが、両手を使った攻撃以外はダメージを受けないので、それ以外の攻撃でひるんでもジャンプして離れればコンボ攻撃を避けられることもある。いきなり両手攻撃が来る事もあるので油断してはいけない。両手攻撃はダメージがあるし、吹っ飛ばされてしまうため狭い足場だと大抵は転落。
 
また、こちらが接近しているかどうかに関わらず、衝撃波を撃ってくる事がある。これを受けてしまうとダメージはもちろんのこと、さらに強く吹っ飛ばされてしまうため、バトルアリーナでの敗因の大半を占める。
 
ただ、付け入る隙もある。打たれ強いものの攻撃は全て有効なので、遠くから武器やオレンジを当ててもいいし、逆にこちらから衝撃波を撃ってみる手もある。
 
特に有効なのが、ランニングアタックやダッシュアタックで転倒させる戦い方。転倒中に攻撃を当てると、カスプラットの体力を0にすることができる(実はクリッターも同様)。その後は起き上がっても「体力0なのに生きている」状態になっているため、どんな攻撃でも当てれば倒す事が可能。バトルアリーナでは次々襲ってくるので、転倒させて大ダメージを与えたい。

クリプト

暗いステージによく出没するクレムリン兵の骸骨。クリッターと似た動きで走ってきて、棍棒で殴ってくる。耐久力などはクリッターと同じなので、転倒しない点を除けばクリッターと大差ない。走ってくる時に骨の音がするので接近がバレバレなため、たいていのプレイヤーには接近と同時に軽くあしらわれることだろう。
唯一注意したいのは、通常パンチなど威力が半端な攻撃だと頭が取れるだけで倒せないこと。だが耐久力自体がクリッターと一緒なので、大して恐れる相手ではない。
 
攻撃手段が棍棒なので、ミクロコング状態で懐に潜り込むと死角になって攻撃が届かない(そこまでする相手ではないが)。ただしゾゾゾ〜キャッスルではたまに蹴りをかましてくる事があるので、この手は通用しない。

クロック

「Get Out.」の声と共に黄色い照準で狙ってくる姿が見えない敵。スーパードンキーコング3から続投している。こちらの楽器とカメラを使用不能にしてくる。また、この照準はカウントダウンとセットになっており、残り時間が0にならない限り何もして来ないが、0になると火炎弾でダメージを与えてくる。射撃後しばらくすると再びカウントダウンがスタートするので、できるだけ素早く他のマップへ移動しよう。ただし、ダメージは原則的に他の敵が行う通常の攻撃と同じ*1なので、焦って他の敵からダメージを受ける方がむしろ問題である。

それ以外の連中たち

ノーティ

スーパードンキーコングにもいた青色のビーバー。
おそらくこのゲームで一番初めに出会うと思われる敵キャラクター。
常に地上をうろついており、こちらが近づくと体当たり攻撃を仕掛けてくるが、
スピードが遅いため避けるのは簡単である。

倒し方は様々で、直接攻撃はもちろんのこと武器、爆弾、踏みつけなど、すべての攻撃手段が有効。
しかもどれも一発でノックダウンさせることができるため、苦戦することは少ないだろう。

ジンガー

スーパードンキーコング1・2から再出演、こちらの直接攻撃を返り討ちにする厄介な蜂。今回は上空を一定高度で飛び回り、こちらが近づかなければおとなしい。
 
実は2種類おり、影の形で判別できる。影が真ん丸なら、近づくと急降下してくるタイプ。走っていればまず当たらない。影が細長いなら、視界に入ったコングめがけて緑オレンジを投下してくる。視界に入らなければ何もしてこないので、影の動きを見て、側面や背後をキープすれば攻撃されずに済む。
 
いずれにしても邪魔な場所にいることがほとんど。武器や楽器の使用に迫られる事も多いだろう。

ブーザー

ジンガーの強化版ロボット。タイプは1種類で、緑オレンジを落としてくるのみ。しかしジンガーより索敵能力に優れ、オレンジを落とす頻度や精度が上がっている。さらに耐久力は3倍に上がり、武器によっては最大3発が必要。

フリップフラップ

洞窟や建物に出現するコウモリ。コウモリには2種類おり、素早く近づいてくるがダメージの無い一般種と、上空をうろつきながら体当たりしてくる種があり、フリップフラップは後者。一般のコウモリより大型なので慣れれば見分けはつくが、鳴き声は同じなので音で判別する事は不可能。
 
ジンガー同様の動きだがやや柔軟に突撃進路を決めてくるため、ジンガーより攻撃を喰らいやすい。見つけたら速やかに武器で撃ち落としたい。

パフタップ

スーパードンキーコング2に登場したハリセンボン。普段はまったく動かず、こちらが近づくと膨らんで破裂する。今回は針を飛ばすことは無いのだが、破裂の際に爆発を起こし、見た目よりずっと広範囲にダメージを与えるので、爆発した場合はかなり高い確率でダメージを受ける。
 
わざと近づいてから素早く離れて爆発させるのはかなり難しい。できるだけ背後からこっそりと通り過ぎるべし。

シュリ

スーパードンキーコング2に登場したヒトデ。今回はそれほど長距離を移動しないので、逆に言えばわざと攻撃させて遠くに追いやってしまう作戦が使えない。
 
接近すると攻撃モードに移り、回転させてダメージを与えてくる。攻撃する瞬間に動きを止めるので、向きを変えて逃げる事。
 
むやみに近づきすぎなければ普段の動きは遅いので、できれば近づかないルートを考えたい。どうしても近づく必要がある場合は、相手が攻撃してきたときに逃げるルートを先に考えて突入するといい。

スキュービ

潜水ヘルメットを被ったヒトデ。シュリと違い、こちらを認識せずに一定のルートを常に高速で移動する。このため、スキュービがうろつく水域では高さを変えて泳ごう。初めて見るとその速度に驚くかもしれないが、追跡してこない分シュリより対処は簡単。

巨大ハエ

ハエたたき! でおなじみの巨大で無駄にカラフルなハエ。巨大ハエたたきでさえ捕らえるのは難しいのだから、直接戦えば相当強い敵である。そのスピードはホーミング弾を軽くかわすほど。もし攻撃してくればまず避けられない。
 
ここまで素早いとまともに戦おうとする方が無謀。一応武器で倒せるが、部屋に入った瞬間に楽器で一網打尽にしたい。

スライディングビートル

滑り台競争の相手となる強敵。単純に走ってもそれなりに速いが、滑り始めて回転しているときのスピードはかなり怖い。
 
回転中に体当たりされると、攻撃を受けた事になってしまい、失速する上にDKコインを3枚失ってしまう。ただ、走っている間はあらゆる攻撃が有効で、攻撃を当てれば一時的に転倒させることが可能。後ろから追ってきた場合でも、ランニングアタックやダッシュアタックが後方にも有効なので、近づかれるたびに攻撃をして転ばせよう。

レースカー

タイニーご自慢の車と競争する高速マシン。基本的にコースに忠実な走りが得意で、無茶は滅多にしないのだが、ジェットエンジンを搭載しており、ほぼ無条件にこちらを追い抜いてくる事がある。基本的にコースに忠実なので、こちらが無茶をして近道をしたり、「ズル」ことミサイル発射をすると追い抜くこと自体は簡単。ただ、直後に抜き返しにかかってくるため、追い抜いた後の方が危険。

アザラシ

ボートレースの相手。水上をすべるように泳ぎ、障害物のTNTボックスは無視する。体当たりなどを受けてもダメージなどはないので、デッドヒートは問題ない。ただ、こちらが1位で差を引き離していると、水中を高速で泳いで100%の確率で強制的に追い抜いてくる。2周目の後半以外ではむやみな追い抜きは効率が悪い。

アコヤ貝

人魚のパールを盗んだ貝。一定時間ごとに口を開閉するので、噛み付かれるとダメージになるのだが、それ以外は歯に触れても大丈夫なので、口付近で開くのを待ち構えていてもOK。中に入った状態で口を閉じられても大丈夫なので、あせって無理に外に出ようとしないように。

フクロウ

バレルジェットの練習相手。リングを次々と出し、全てくぐらないと合格判定をくれないのが特徴。くぐる順番を間違えてもアウトなので、できれば2つ以上のリングが出る前に順番にくぐってしまいたい。
 
ヒントとなるのが矢印で、これはフィールドを平面に展開した場合の方角を示している。つまり、高さは矢印では示してくれないわけだ。矢印が↑や↓に表示されていても、高度調整をせよという意味ではないため、操作を誤らないようにしたい。
 
常に視界に収めつづけるようにすれば、高度を大きく変えても見失う事は無いだろう。残念ながら武器で攻撃して弱らせることはできない。

ハゲタカ

こいつもバレルジェットの練習相手。これについてはフクロウと同じなので割愛。
 
ただ、ゴールデンバナナを盗んでもおり、敵としてこちらのターゲットになる事もある。地対空状態で狙い撃ちすることになるのだが、動きが直線なのでどちらを向いているかをしっかり観察しないと、かなりの無駄弾を消費してしまう。ホーミングに頼るのも手。

障害物競走の相手となる。1度目はコングとほぼ互角の速度だが、2度目は高速になるためハンドスプリントが必要。
 
こいつ自身に触れてもダメージはないが、武器で攻撃するとひるませる事ができる。1度目の勝負では隙を見て武器で撃ってみてもよいだろう。
 
また、攻撃能力がとても高く、コング以外の者に触れると一発で倒してしまう。鎧を着込んだクランプだろうが、鍛え抜かれた頑丈なカスプラットだろうが、体当たり一撃のもとに葬り去る。わざと先頭を譲り、行く手を阻む敵を掃除してもらい、用がなくなったら武器でひるませて、差を詰めたら機会を見て追い抜こう。

歩く炎

部屋の中に置かれているTNTバレルを爆破させるために襲ってくる敵。TNTに3体が体当たりした時点でアウト。
 
しかし炎で覆われているため武器攻撃が効かないため、どうやって対処すべきか見た目的に困る相手ではあるのだが、見た目と反してなんと直接攻撃が一通り有効なので、普通に殴って倒す事ができる(ダメージも受けない)。あるいは、数体集まってくるのを見計らって衝撃波で一掃すると簡単。

子蜘蛛

巨大蜘蛛が呼び出した手下の蜘蛛。常に最短距離でかなり速く突っ込んでくる。
 
こちらからの攻撃は一通り有効だが耐久力が高く、ランニングアタックなどはもちろんオレンジでも一撃では倒れてくれない。弾薬は何度でも補給できるため、武器を撃ちまくって近づかれる前に撃退する手もあるが、弾数がけっこう必要だし、もしも近づかれてしまうとほぼダメージが避けられないので注意。地道にランニングアタックで体力を削っていくのが確実と思われる。
 
難しいがちょっと変わった倒し方もある。場外に誘導して崖下に突き落としてしまえば一発で倒せる。

氷南瓜

パネルひっくり返しゲームの相手。表情こそ怖いのだがダメージなどは無い。基本的に隣り合ったパネルにしか移動せず、緑パネルを見つけては赤パネルにひっくり返すのだが、周囲に赤パネルしかない場合でも赤パネルの上に着地(何も起こらない)。スピードはウルトラコングスラムでもこちらのペースより遅いため、相手がひっくり返したパネルを狙って後からひっくり返せばよい。

チイト

バンジョーとカズーイの大冒険シリーズから特別出演の魔法書。
 
今回は亡霊になっているらしく、敵としての出演。図書館の本棚からおびただしい数がひっきりなしに往復する。武器やオレンジを当てれば倒す事は出来るが、どうせ次から次へと出現するので倒してもまず無意味。無敵状態で突っ走りたい。

ボス格の強敵たち

アーミィ・ジロー

スーパードンキーコングのアーミーたちを束ねる親玉。ただでさえ固い外骨格は鋼鉄のアーマーで武装され、大砲による割と正確な火炎弾が主な攻撃となる。ボスに対して真横に走るようにすればうまく避けられるはず。
 
他には自ら転がってくる攻撃があるのだが、重すぎてアーミーのようなスピードはまったく出ない。走っていれば余裕で逃げ切れるだろう。
 
弱点は頭で、TNTバレルをぶつければよいのだが、持ったまま頭に体当たりをしてもOK。

ドガドン

蜂とドラゴンフライが合体したような生物。口から炎を吐いてくるが、上空からの攻撃なのでどの方向に逃げても大抵は当たらない。フィールドの端に追い詰められると、攻撃を受けてしまった時に場外に突き落とされる危険があるので、常に真ん中をキープ。
 
基本的にはTNTバレルで反撃するのだが、どこに当ててもよい。持ったまま体当たりしてもよいので、投げるのが苦手な人は、持ち上げてドガドンの足にぶつかっていくと確実。後半のステージではそうもいかないかもしれないが。

マッド・ジャック

火炎攻撃が得意なビックリ箱。戦いの前にC▼を押して、視点を広角にしておくこと。これだけで相手のスピードは大きく落ちる。
 
反撃のためには、時々フィールドに出現する青いスイッチをコングスラムで押す事。ただしボスがいるマスと同じ色のマスにあるスイッチを押さないと、電流が逆流して自分がダメージを受ける。

パフトス

パフタップの親玉。火炎を吐いたり津波を起こしたり、他にも様々な攻撃をしてくるが、直接吐く火炎と津波以外は無視できる。火炎は狙いがいい加減なので、直接飛んで来ない場合はスピードをわざと緩めて回避する知恵がミソ。
 
ジグザグに運転するように心がければ、フィールド全体をうまく見通せるので、DKスターの見逃しはグッと減るはずだ。これなら空から降ってくる火の雨にも当たらなくなる。

ジャイアントスパイダー

この敵は本来ボスではない。しかし、

  1. カメラワークがボス戦仕様である
  2. 登場デモシーンが用意されている
  3. 必要なアイテムが何度でも補給できる
  4. やられるとこの部屋入口に戻されるだけで済む
  5. そして数々の攻撃手段と形態変化まである

これらの事を考えれば、一種の中ボスといっても差し支えないだろう。そのため、ボス扱いとしてここに記載する。
 
手下の子蜘蛛を3体呼び出して攻撃させておいて、さらに様々な異常を引き起こす弾を吐いてくる。緑(小)は操作が逆転し、緑(大)は動きが鈍り、赤は凍結してしまう。このうち緑は一定時間で効果が解けるが、赤はダメージを受けるか3Dスティックを特定の方向に押し続けないと解けないので注意。いずれも走っていれば当たらないが、子蜘蛛との戦いに気を取られていると避けられない事がある。
 
子蜘蛛を全滅させると目が開くので、武器の狙い撃ちで攻撃していこう。一度に何発当ててもムダなので、命中したらすぐに狙い撃ちを解除したい。再び子蜘蛛+異常弾の波状攻撃に戻るからだ。
 
何発も目に命中させると、本人が子蜘蛛サイズに弱体化。しかし子蜘蛛よりスピードが遅いうえに、耐久力も激低なので、とどめは簡単に刺せるはず。

キング・カットアウト

クルールのハリボテ。まるで学校の文化祭の書割のごとき出来。通常はレーザーを撃ってくるが、これは走っていれば避けられる。クリーパがうろついているが、無視して走っていればレーザーに巻き込める。
 
反撃方法は大砲に入って体当たりをする事。光っている大砲に入れば体当たり成功となる。ただし2つの大砲が光った場合は片方が幻なので、色をよく観察して暗いハリボテには突っ込まないように。元々フィールドが暗くはあるが、よく見れば必ず見分けられるので、観察を優先する事。
 
体当たりに成功したら中央の足場に戻る必要があるのだが、Rボタンを押してカメラを後方視点にする事を勧める。そうしないと水中のパフタップから逃げきれない場合があるため。この場合、足場に到着したら再びRボタンを押して、カメラを手動モードに戻そう。
 
最終段階では超高速で出現するが、出現する回数と順番は決まっているので、1ヶ所で待ち伏せてタイミングよく入ろう。むしろタイミングというよりリズムの方が大事かもしれない。
 
なお、場外に飛ばされるたびに残りのコングが1匹ずつ参戦するが、体力は回復しない。

キングクルール

クレムリン軍の親玉。扱う攻撃が多種多様のためここには書ききれない。クルールとの決戦を参照してほしい。

コメント

  • 照準ことクロックの項目、リンク先の画像の元のやつ持ってるけど確定じゃないですよ!スーパードンキーコング3には出てなかった→あれがクロックなのでは?と言われてるだけでガセです……カービンの没デザイン説もある。マシーンなのか、それとも普通にワニなのかもわからない…彼の正体は謎のままなんです。64のトラウマと言われてる、あの声が大好きだ -- 2023-10-17 (火) 20:26:08
  • マッド•ジャックは足場の角ギリギリにいれば大丈夫なんだよねwww -- 2015-05-08 (金) 23:16:52
  • すごく詳しい解説ですね。巨大蜘蛛との戦いですが、蜘蛛の放つ攻撃は、小さな蜘蛛たちにも有効だということを書いておいた方がいいと思います。 -- 2012-09-23 (日) 22:07:50
  • 正直言って照準は最恐の敵だと思う -- 2012-08-31 (金) 20:31:49
  • TNTカートの説明の漢字訂正しておきました。(何階→何回) -- 2011-03-16 (水) 15:39:29
  • ジャングルガーデンのスタート地点にスコークスの群れが出てくるけど、あれ実は内部処理的に敵キャラと同じ判定なのな。ミスして再スタートしたときに3Dスティック前に走るほうに傾けてたらぶつかってダメージ食らって驚いた覚えがあるわ。さすがに気づいてる人少なすぎてここには載ってないか -- 2023-11-13 (月) 22:42:25

*1 残り時間が1からスタートした場合は即死だが、そのマップの入口までしか戻されない。