GalnetNews3304年2月

Last-modified: 2018-07-28 (土) 13:06:51

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3304年2月28日-銀河系ニュース:Ram Tah氏、新たなガーディアン遺跡の捜索へ

 先行文明の主であり、古代宇宙種族と見られる謎の存在「ガーディアン(Guardians)」。その研究において優れた専門家であるエンジニアのRam Tah氏から、未発見のガーディアン遺跡の位置を特定すべく支援が要請されています。声明は以下の通りです。

 「最近私の元に届けられた遺物には入念な分子解析がかけられた。その結果、ある特定の星系にガーディアン遺跡が眠っている可能性を推測するに至った。その星系とは即ちCol 173 Sector QU-O d6-25星系、HD 63154星系、そしてSynuefe EU-Q c21-10星系だ。」

 「銀河コミュニティの面々にはぜひこれらの星系を調査してほしいと考えている。もしかするとガーディアン古代文明のさらなる痕跡を発見できるかもしれない。無論、これが無駄骨になるかもしれないという事は私も十分理解しているが、もし仮にそうした遺跡が見つかったなら…そこから得られるデータは非常に貴重なものになる。」

 Ram Tah氏は調査データはMeene星系のPhoenix Baseに提出するよう求めています。

3304年2月28日-銀河系ニュース:スターポートステータス最新情報

このレポートでは、Thargoid Sensorの干渉により技術的問題が発生しているスターポートをお伝えします。

 以下のステーションは問題悪化のため、閉鎖の危機に瀕しています:

  • Witt Station, Michel
  • Evangelisti Settlement, Hodack

3304年2月24日-銀河系ニュース:サルゴイドの標的はAegis研究所

 Aegisが発表した分析レポートで、サルゴイド(Thargoid)による昨今のスターポート襲撃の傾向について触れられているようです。この一連の襲撃では数千人の死者が出ており、インフラ設備が損傷を受けています。

 Aegisの軍事連絡長官であるAden Tanner提督はこのような声明を発表しました。

 「我々は、サルゴイドが特に攻撃目標としているのはAegis研究施設が設置されたスターポートである事を確認しました。これらの中にはTaygeta星系のTitan's Daughter、HIP 16753星系のLiman Legacy、Pleiades Sector IR-W D1-55のThe Oracleも含まれています」

 「地元保安局や星系当局とも連携し、Aegisが存在する全てのスターポートで防衛体制を強化しております。」

 また、Aegisの科学最高顧問であるAlba Tesreau教授はさらなる懸念を示しました。

 「Aegis研究センターはサルゴイドについての理解を深めるために設立された。彼らの技術や製作物の調査を阻もうとしているのは間違いないだろう。当然だが、我々としても予防措置を講じるつもりでいる。が、何をもってすれば長期的な対策となるか疑問であると言わざるを得ない。研究所を建てるにしても、壕やアステロイドなどで隠蔽された場所に設置しなければならないだろうか…。何にしてもAegisの研究は重要なのだ。知識を介してのみ、彼らと真の関係を築く事ができるのだから。」

3304年2月22日-CGニュース:対サルゴイド作戦発動

 先月、HIP 17692星系で行われた連邦・帝国の合同作戦の成功を受け、2大国はサルゴイド(Thargoid)との戦闘に向けて再度軍を投入する考えを示しました。

 今回の作戦ではPleiades Sector OI-T c3-7星系及びArietis Sector XE-Z b4星系に焦点が当てられており、これらの星系では多数のサルゴイド船が報告されているとの事です。

 Pleiades Sector OI-T c3-7星系のサルゴイド勢力を弱体化させつつ、Arietis Sector XE-Z b4星系のBlax BoxとPersonal Effectsを回収する、二正面作戦が今回の目的となります。前者は帝国系のMerope Expeditionary Fleet、後者は連邦系のPleiades Resource Enterpriseが作戦調整に当たるようです。これらの作戦を支援するパイロットには相応の報酬が支払われます。

 帝国海軍のDenton Patreus提督は作戦開始に当たり、次の声明を発表しました。

 「経験豊富な戦闘パイロットたちによる民兵部隊はサルゴイドに対する大きな有効打となった。しかし楽観視してはならない。人類に差し迫った危機を我々は軽視している、我らの敵は恐るべき存在なのだ。」

 作戦は3304年2月22日から1週間の予定で行われ、早期に目標に達した場合その時点で終了となります。

3304年2月22日-銀河系ニュース:連邦の計画終了

 連邦が実施していた"Bulwark Project"が無事成功したとの発表が行われました。記録的な数のパイロットがJahn Dockに物資を持ち寄り、本計画を支援しました。これらの物資は、連邦防衛軍の自動化の可能性を模索するために使用されます。

 計画終了に伴い、Felicia Winters野党大統領から声明が出されています。

 「本計画をサポートして下さった方々に感謝を申し上げます。忘れないでいただきたいのは、防衛部隊の完全自動化はいくつかある手段のうちの一つに過ぎないという点です。Bulwark Projectの最初の目的は、そうした事業が経済的に、あるいは軍事的に実現できるかどうかはっきりさせる事にあります。」

 一方、この計画が銀河系全体で禁止されている人工知能の開発に繋がる可能性があるとする、懸念の声も引き続き上がっています。

 現在、Momoirent星系Jahn Dockにて報酬の支払いが行われています。

3304年2月21日-銀河系ニュース:スターポートステータス最新情報

このレポートでは、Thargoid Sensorの干渉により技術的問題が発生しているスターポートをお伝えします。

 以下のステーションは問題悪化のため、閉鎖の危機に瀕しています:

  • Yurchikhin Ring, 41 Lambda Hydrae
  • Trumpler Dock, Magec

3304年2月15日-銀河系ニュース:先手か後手か?

 Pleiades星雲でサルゴイド(Thargoid)が惨事を引き起こし続けている問題について、有効な軍事対応力が欠如しているのではないかとの疑問が浮上しています。

 Achenar星系を中心に活動する帝国元老院議員の一人、Gianna Tachibana氏はImperial Herald紙の取材に対し、次のように答えました。

 「Pleiadesは一部の勇敢なパイロットだけがアクセスを許された、事実上の進入禁止領域になりつつある。先日、独立系パイロット達による民兵団体が組織され、情勢に大きな影響を与えた。これは疑いようの無い事実であり、その成果はAegisの研究によってもたらされた進展にも匹敵するだろう。しかし人類は事前の対応ができておらず、後手に回り続けている。先ほど例に挙げた出来事ですらその例外ではない。」

 「包括的な軍事戦略が必要だ。今こそ連携し、行動に打って出る時なのだ。」

 一方、サルゴイドをテーマにした新商品についての報告が多くの星系当局からあがっています。それによると、ここ数週間で玩具や衣服を含むグッズ販売が爆発的に広まっているようです。そのような商品の製造は多くの場合、不謹慎であるとして非難を受けています。

3304年2月15日-CGニュース:ブルワーク・プロジェクト

 連邦はサルゴイド(Thargoid)と戦うための自律型軍事ハードウェアを開発する計画を開始しました。

 連邦野党大統領であるFelicia Winters氏は"Bulwark Project(防塁計画)"と名付けられた本計画についてこのように説明しています。

 「サルゴイドの侵略が進行しつつある今、犠牲者を最小限に抑えつつ、さらに身を守り続ける手段を見つけなければなりません。Aegisの成果は賞賛に値するものですが、彼らが唯一の防衛線である必要はないのです。」

 しかしこの計画は帝国派の評論家から非難を受けており、人工知能開発に対する長きに渡っての慣例に注目が集まっています。この件について、Winters野党大統領はそのような懸念をすぐさま否定しました。

 「Bulwark Projectの目的は機械知性の開発ではありません。代替防衛戦略の研究にあります。」

 本計画はMomoirent Central and Coの財政支援を受けており、同組織から様々な物資の公開調達依頼が出されています。

 計画は3304年2月15日から1週間の予定で行われ、早期に目標に達した場合その時点で終了となります。

3304年2月15日-銀河系ニュース:Utopiaの取組み終了

 "The Utopia"グループの広報担当者によると、彼らの実施していたキャンペーンは各コミュニティの全面的支援を受け、Chargaff Orbitalには大量の物資が運び込まれたとの事です。これらの物資は先人の集団知識を含むデジタルレポジトリ、Sim-Archiveの定期メンテナンスに使用されます。

 計画終了に伴い、グループの指導者であるPranav Antalから以下の声明が発表されました。

 「この取組みをサポートして下さった方々に感謝します。お陰様でSim-Archiveは少なくとももう1世紀ほど安全でしょう。ただSim-Archiveが非常に重要である事に変わりはないのですが、これが私達の大志の限界点という訳ではありません。人間の意志をデジタル化し、それをもって肉体を超越する。それこそが私の夢なのです。」

 現在、Airman Di星系Chargaff Orbitalにて報酬の支払いが行われています。

3304年2月15日-銀河系ニュース:Ram Tahの取組み終了

 Ram Tah氏が実施していたガーディアン(Guardian)の遺物に関する取組みですが、銀河系の各コミュニティから積極的な反応があり、Felice Dockに大量の物資が輸送されたとの発表がありました。

 計画終了に伴い、Ram Tah氏から次の声明が発表されています。

 「この取組みを支持してくれた全ての人に感謝を申し上げる。私の方では既に作業を開始しており、すぐに発表できるような何らかの成果が得られるはずだ。」

 現在、Meene星系Felice Dockにて報酬の支払いが行われています。

3304年2月14日-銀河系ニュース:スターポートステータス最新情報

このレポートでは、Thargoid Sensorの干渉により技術的問題が発生しているスターポートをお伝えします。

 以下のステーションは問題悪化のため、閉鎖の危機に瀕しています:

  • Taine Landing, Ra

3304年2月8日-銀河系ニュース:銀河系の指導者ら、救援活動の再呼びかけへ

 これまで17のスターポートがサルゴイド(Thargoid)の攻撃を受け、広範に渡る損害に加えて多くの人命が失われる結果となりました。これらのステーションの多くは未だ危機的状況にあり、主要サービスの提供もできていない状態です。

 これに対し、連邦大統領Zachary Hudsonと帝国皇帝Arissa Lavigny-Duvalは新たに救援要請を出しており、独立系パイロットに支援の呼びかけを行いました。

 発表の中、皇帝Arissa Lavigny-Duvalはこのように述べています。

 「救援コーディネーターはできる限りの事をしていますが、銀河系コミュニティの支援なくてはかのステーションの復旧に多大な時間を要することとなるでしょう。したがって独立系パイロットたちには被災ステーションへの物資輸送と、民間人の避難援助への参加を切実に求めています。」

 またサルゴイドが主要人類圏に向かってきているというAegisの調査報告についても、皇帝から正式な発表が行われました。

3304年2月8日-CGニュース:Sim-Archive保守活動

 The Utopia movementはSim-Archiveシステムに包括的メンテナンスを実施する事を発表しました。

 UtopiaのリーダーであるPranav Antalは、本プロジェクトの性質について詳細を述べています。

 「Sim-Archiveは私達Utopiaの主な成果であり、既に旅立った兄弟姉妹たちの集団知識を含む膨大なデジタルリポジトリです。ですが他のシステム同様、本アーカイブには定期的なメンテナンスが必要となります。これはシステム障害のためにかけがえのない知識が失われる危険性を防ぐためです。ですのでこの繊細な作業に使用する様々な物資の公開調達依頼を出しました。」

 Official Airman Di Frontは本計画の監督を委託されており、Airman Di星系Chargaff Orbitalに指定物資を配送したパイロットには報酬が支払われます。

 この取組みは3304年2月8日から1週間の予定で行われ、早期に目標に達した場合その時点で終了となります。

3304年2月8日-CGニュース:Ram Tah、最後の努力

 先行種族「ガーディアン(the Guardians)」の研究では銀河随一の専門家とされるエンジニアのRam Tah氏ですが、その研究資金がまもなく底を突く事が発表されました。残りの資金を最大限有効活用するため、Meene星系の彼の基地にガーディアンの遺物を運び込むよう独立系パイロットに呼びかけているとの事です。

 声明の中で彼はこのように述べています。

 「ガーディアンに関する社会の関心は薄れつつあるかもしれんが、私はもっと彼らから学ぶべきだと考えている。ガーディアンや彼らのテクノロジー、そして彼らの他種族との関係性を知るためには徹底的な調査と分析を行うほかないのだ。彼らの知識は人類にとって非常に重要なんだよ。」

 この取組みはMeene General Industriesから財政支援を受けており、ガーディアンの遺跡から採取された遺物をMeene星系Felice Dockまで輸送したパイロットには報酬が支払われます。

 取組みは3304年2月8日から1週間の予定で行われ、早期に目標に達した場合その時点で終了となります。

3304年2月8日-銀河系ニュース:同盟の計画終了へ

 同盟が実施していた建材の調達依頼は各方面から真心のこもった支援を受け、無事成功したと発表されました。先週中Bulychev Hubには、Synuefai EB-R c7-5星系のOrbis型スターポート建設に使用される予定の原材料が大量に運び込まれたようです。

 計画終了に当たって同盟の公式担当者であるTorvan Dast氏から声明が述べられ、支援への感謝と二、三の祝辞が述べられました。

 「この新たなスターポートによって同盟の輸送隊と独立系パイロットたちに必要な補給地点を提供し、かの遠く離れた居留地が繁栄したコミュニティになる第一歩となれる事を願っています。」

 新たなスターポートの建設はまもなく開始される予定です。現在、LP 128-32星系Bulychev Hubにて報酬の支払いが行われています。

3304年2月6日-銀河系ニュース:スターポートステータス最新情報

このレポートでは、Thargoid Sensorの干渉により技術的問題が発生しているスターポートをお伝えします。

 以下のステーションは問題悪化のため、閉鎖の危機に瀕しています:

  • Noctrach-Ihazevich Research Facility, Pleiades Sector AB-W b2-4
  • Novitski Horizons, Addovii

3304年2月2日-CGニュース:同盟の計画発動

 同盟はSynuefai EB-R c7-5星系にOrbis型スターポートを建設する計画を発表しました。この星系は主要人類圏とCalifornia星雲の同盟基地を結ぶポイントとなります。

 同盟の公式担当者であるTorvan Dast氏は次の声明を発表しています。

 「California星雲の前哨基地は遠く、その潜在的危険性が問題となっています。この新しいスターポートは主要人類圏と基地との穴を埋める橋渡しとなり、往来する船舶のリスクを軽減できるでしょう。」

 この取組みはLP 128-32 Corporationが監督しており、同組織は様々な建材の公開調達依頼を発表しています。また建材の安全な輸送のため、全指名手配船に対する撃墜命令を発動しました。

 この計画は3304年2月1日から1週間の予定で行われ、早期に目標に達した場合その時点で終了となります。

3304年2月2日-銀河系ニュース:Wangal星系の治安回復

 Angeli Imperial EnterprisesはWangal星系の不穏分子掃討作戦が無事成功したと発表しました。何百ものパイロットがこの作戦に対応し、各々の船を駆って犯罪者の排除に当たったとのことです。

 Wangal星系当局から作戦への参加に対し、感謝が述べられています。

 現在、Wangal星系Nelder Cityにて報酬の支払いが行われています。

3304年2月2日-銀河系ニュース:Angeli Imperial Enterprisesの取組み終了

 Angeli Imperial Enterprisesが実施していた建材・内装品の調達依頼は各方面に熱烈に受け入れられ、計画本部であるNelder Cityに大量の物資が運び込まれていた事がわかりました。

 同組織の広報担当者、Patrician Mitchellから次の声明が発表されています。

 「銀河中の独立系パイロットの方々の尽力のお陰でDaMorgs Bar and BBQはまもなく開店できそうです。お店のワインですが、個人的にはMortisagus MerlotとHazara Stout、Senor Ping Pinot、あとはCrighton Cabernetがおすすめですよ!」

 現在、Wangal星系Nelder Cityで報酬の支払いが行われています。

3304年2月1日-銀河系ニュース:銀河コミュニティがDove Enigma支援へ

 Colonia星系に停泊しているWells級航宙母艦(Wells-class Carrier)、Dove Enigma号に対する破壊工作が銀河系コミュニティの介入により阻止された模様です。

 実行犯たちはブラックマーケットを介し、船舶やスターポートに損傷を与えるThargoid Sensorsを大量にDove Enigmaに持ち込みました。これは本船の不安定化を狙った犯行とみられていますが、幸いなことに別のパイロットグループが破壊工作への対抗作戦を実施。大量のメタアロイ(Meta-alloys)が運び込まれたことで船は安定を取り戻したとの事です。

 Dove Enigma号は、CMDR:DoveEnigma13の旅路の記念としてColonia Councilが特例的に就役させたもので、多くの人にとって個人的かつ特別な意味を持っています。また、Colonia星系を目指して現在行われている協同ミッション"Enigma Expedition"の目的地でもあります。

 Dove Enigmaに駐在するあるエンジニアから次の声明が出されています。

 「船の安定化に使うはずのメタアロイだが、十分過ぎるほどの量を受け取った。余剰分はさらなる妨害工作の阻止に回されるだろう。支援にきてくれたパイロット諸君にはとても感謝してるよ。彼らの献身は銀河コミュニティの思いやりの証だ。」