お嬢

Last-modified: 2012-12-03 (月) 07:52:19

(up5797氏作)

改変×二次配布×
 

お嬢の火炎瓶ゴクゴクプハーtxt

 

お嬢にはなぜ読書をしてそうなイメージがあるのか

 

チェックしたつもりですが、誤字脱字不具合間違った表現等あってもご容赦を
この文章についてご自分で使う分には改変自由です。好きにしちゃってください
転載・再配布・改変版の配布を行う場合もご自由にして下さって構いませんが
その際はelona板(餅)テキスト改造総合スレに一言いただければ主に私が喜びます

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%txtCalm,JP

「やっぱり、外は退屈しませんわ」
「どこへ向かいましょう?」
「大丈夫です、ちゃんとお傍にいますよ」
「騒がしいのはちょっと苦手です…」
お嬢の髪がふわふわと揺れている。 
お嬢はどこか楽しげだ。 
あなたの耳に、清らかな歌声が届いた。 
%txtAggro,JP
「さぁ、始めましょうか」
「あらあら…」
「私がお相手いたしますわ」
「参りますわ」
「荒事はあまり好かないのですが…」
「見た目で侮られては困りますわ」
お嬢は流れるような動作で武器を構えた。 
お嬢は静かに獲物を見据えた。 

%txtDead,JP
「ここまでかしらね…」
「ああっ…」
「ごめん… なさ…」
細く美しい体は一度痙攣した後、動かなくなった。 
%txtKilled,JP
「安らかに眠ってくださいまし…」
「ごきげんよう、さようなら」
「我ながら野蛮ですわね…」
「この感覚だけは、いつまでたっても慣れませんわ」
「出直してらっしゃいな」
「ふぅ…」
お嬢は洗練された武器捌きで血糊をぬぐった。 
伏した獲物を見つめ、お嬢は哀しげな表情を浮かべた。 
返り血を浴びたはずのお嬢の衣服は何故か美しいままだ。 
お嬢は服の乱れを気にしている。 
お嬢はリボンを結びなおした。 

%txtWelcome,JP
「おかえりなさい。今日くらいはゆっくりして下さいな」
「ご無事でよかったですわ…、本当に」
「丁度ケーキを焼いていましたの、宜しければいかが?」 …台所から危険な香りが漂っている。 
目尻に涙を浮かべたお嬢が、あなたを笑顔で出迎えた。 

%txtDialog,JP
「私はどちらかといえば紅茶よりコーヒー派ですの。      砂糖ミルク無しのブラックが一番好きですね。        うふふっ、意外ですか?」
「荷物がいっぱいですと、上手くポーションを取り出せないので 投擲できなくなりますの。そこを注意して戴くと助かりますわ… って、いい事聞いたってどういう意味ですの?」
「分かってはいるのですが…、                紐で縛られているとちょっとドキドキしてしまいます…」
「あなたと見る世界は、どれも新鮮で眩しく輝いていますわ」
「カボチャさんは私の永遠のライバルの一人ですわ」
「{player}さん…。 ふふっ、呼んでみたかっただけです♪」
「常識に捕らわれない。私が外の世界に出て学んだことですわ」
「…………はっ!? ごっごめんなさい何か御用でしたか?」 ぼーっとしていたお嬢の慌てふためきように、あなたは思わず ふき出してしまった
「外の世界では楽器は演奏するだけでなく、盾にしたり投擲武器 にしたりするのですね…、おどろきです」  
「{aka}ってとっても素敵ですわ…。私も何か異名を考えてみようかしら?」
「あなたはどうして旅をしているのですか?          …ごめんなさい、変なことを聞いてしまったかしら」
「こう見えて私、少しは魔法が使えますのよ? えいっ」   お嬢は詠唱に失敗した。
「今のはメラゾーマではありません、火炎瓶ですわ」
「鉱石をお渡し戴ければ、私がそれなりのお値段で金貨に換えて きますわ。そのまま私のお小遣いにしてしまいますけどね♪」お嬢は舌を出してイタズラっぽく微笑んだ。
「誰もいないのにポーションが飛んできたのならそれはきっと カボチャさんの仕業ですわ。  …もしかして私をお疑いに  なられていますの?」                  お嬢は口を尖らせてあなたに抗議した。
「おーっほっほっほ! と笑うのがお嬢様としての基本だ、と  通りすがりのエレアの殿方に教わったのですが本当でしょうか」
「私、ずっと昔からこんな風に自由に旅がしたかったんです。  夢が叶っちゃいました」
「街を歩いている時、たまに『スターにならないか?』と声を  かけられる事がありますの。毎回お断りさせて戴いてますが、何だか怖いですね…」
(お嬢は小さな眼鏡をかけ、恋愛小説を熱心に読んでいる…)
(いつの間に見つけてきたのか、お嬢は『金枝篇』を読みながら 小首を傾げている)
(お嬢は自分の胸の辺りをぺたぺたとさわり、        『まだ希望はあるはずですわ…』と半分涙目で呟いた)
(お嬢の歌うあなたの知らない異国の歌が静かに響き、     神聖な空気が辺りに満ちた)
(魔法の練習をしていたお嬢の頭上に、突如バケツをひっくり返 したかのような治癒の雨が降り注ぎ、事態が理解できずにお嬢 はびしょ濡れのままぽかーんとしていた)
お嬢の投擲用ポーションが入っている筈のポーチは異常に小さい中はどうなっているのか訊ねてみたが『乙女の秘密です♪』  と、はぐらかされた。
あなたに向けられるお嬢の柔らかな微笑みを見ているだけで、 あなたの心は安らいでいくような気がした。
雨が降れば可愛らしい傘をさし、休憩の際には小さな椅子に座り、読書をしている時は大量の本がそばに山積みになっている。  普段からそのような物を持ち歩いているようには見えないのに、一体これらは何処から出てきているのだろうか…。
例えどのような状況でも常にお嬢の衣服は卸したての様に   美しく清潔で、靴にも泥汚れひとつさえない。
あなたが視線を感じてそちらに目を向けると、        お嬢が読書に熱中していたが、その本は残念ながら逆さまだ。
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