執筆者も実験段階です。ご了承下さい
Dedicated Serverとは
Dedicated Serverはゲーム内で構築するListen Serverとは違い、独立したツールを用いて作られるサーバーです。
Listen Serverと違い、E.Y.Eのクライアントが必要ないため、実際にプレイするPCとサーバーPCを別にすることが出来ます。設定もこちらのほうが詳細まで変更することが可能です。
Dedicated Serverの導入方法
ポートの開放
Dedicated Serverを利用するにはポートの開放が必要になります。
開放が必要なポートは以下の通り。
TCP 27015
UDP 1200
UDP 27000-27050
TCP 27020-27039
ポート開放の方法はPCの環境によりそれぞれなので、各人で調べてください。
ポート開放が出来ているかの確認は以下のサイトも便利です。
http://luftool.com/port/
http://www.navnav.jp/port/
http://www.genie.x0.com/gtl/help/port_scan.php
ツールの入手
Steamのライブラリからツールを選択し、「E.Y.E - Dedicated Server」をダウンロードします。
ツールは無料なので自由にダウンロード可能です。
事前準備
EYEのフォルダ(デフォルトならC:\Program Files\Steam\steamapps\common\eye\EYE)に「cfg」という名前のフォルダを作成してください。
次に作成したフォルダの中に
valve.rc
autoexec.cfg
server.cfg
の3つのファイルを作成してください。
valve.rc
exec "autoexec.cfg"
とだけ記述すればOK
autoexec.cfg
サーバーの設定ファイルのひとつです。とりあえずは
sv_lan 0 //1にするとLAN内のみになる。
sv_lanonly 0
EYE_GameStyleCh 0 //ゲーム内容。Campaignは0 missionは2
sv_eye_difficulty_mp 3 //難易度?
sv_eye_makeratio_mp 3 //敵のリスポン量?
eye_diff 3 //難易度?
eye_makratio_mp 3 //敵のリスポン量?
maxplayers 10 //最大接続人数
//下は最初に読み込むマップの設定
map divine_cybermancy //Campaignならこちら
//map cm_new_eden //Missionならこちら(頭にcmが付くマップがミッション用)
と入力してください。
server.cfg
こちらもサーバー設定
hostname "server name" //サーバーリストに表示されるサーバーの名前
ip 192.168.0.100 //WAN IPアドレス
hostport 27015 //デフォルトのポート このままでOK
sv_region 4 //Server Region。Asiaなら4で
rcon_password "123" //Remote admin password。適当に
sv_password "321" //サーバーをロックしたい時用。必要ないなら空欄で
heartbeat
詳しくはフォーラムで(英語)
http://forums.steampowered.com/forums/showthread.php?t=2162104
サーバーの起動
Steamのツールから起動させてください。Steamサーバーと接続できないとサーバーが起動しません。
成功するとconsoleにConnection to Steam servers successful.と表示されます。