ザ・フェッツ(The Fetz)は、日本のクリエイティブ集団。早稲田大学映画研究会(映研)にて出会ったタマー、ジョージ・ネクロフ、トニー・カニバルの3名により1992年に結成される。映画、映像、音楽、出版、デジタルコンテンツを得意とする。
代表作は映画『ザ・フェッツの解放宣言』。
左からトニー、ジョージ、タマー
名前
ザ・フェッツ(The Fetz)はフェティッシュ(Fetish)集団から。映画のタイトルを決めるときに、『ザ・ドリフターズの』『クレージーの』というように先にグループ名を持ってくるスタイルが、プログラムピクチャー的で面白いとトニーが考えた。その当時、ジョージがデビッド・リンチ監督の作品に触発されたフェティッシュサークル『ブルーベルベット』を立ち上げていたこともあり、フェッツとなった。
「フェッツ?何それ?」と観客に疑問を持たせ、そのまま解決させないという狙いもある。映画を見終わったあとで、K先輩が『フェッツって何?』と問うたことで、意図通りとなった。
英語表記は、The Fetzとsではなくzであるが、これはジョージの発案で、格好いいからが理由。
フィルモグラフィー
- 『ザ・フェッツの解放宣言』(1992、監督、主演)
- 『音曲の乱』(1992、出演)
東京スカパラダイスオーケストラのPV。監督林海象、出演佐野史郎、東京スカパラダイスオーケストラ。タマーとジョージが出演。 - 『大仏ゴローの巨大仏巡礼』(1999、監督、主演)
ディスコグラフィー
- 『愛の禅』
- 『悪筆御免』
- 『カニバル ~愛のテーマ~』
出版
- 『JUNくん』(4コマ漫画)
- 『機動戦士ガンダムの機密 ザ・シークレットレポート』
- 『機動戦士ガンダムの機密 電子版』
Youtube
グッズ
フェッツおよび解放宣言30周年を記念したLINEスタンプを発売予定


