ミニゲーム/【トリプルトライアド】/【プラス】

Last-modified: 2023-01-07 (土) 19:31:50

FF8

カードゲームにおける特殊ルールの一つ。
セイムと基本的な考えは一緒だが、プラスルールでは、隣り合った2辺の数字の合計値が一致すると裏返る。
セイム以上に計算が面倒くさいので、しばしばうっかり相手に発動させてしまう厄介なルール。
廃れさせるに越したことはない。
 
参考図

|  8 |    |  9  | このように敵のカードが置かれていた場合、
|7  9.|    |6   4.| 
|  2 |    |  1  | 
 
↓
 
|  8 | 1  |  9  | こう置けば「9+1=10」、「4+6=10」でプラス成立。
|7  9.|1  4.|6   4.| 2枚が同時にひっくり返る。
|  2 | 1  |  1  |


セイムと違って、こちらのカードパワーが大きく勝っていても負ける可能性がある。
レアカード持ちとして戦う事の多いプレイヤー側からすると、危険性はこちらの方がはるかに高い。

  • 個人的にはランダムハンドとこれは避けたい。
  • ランダムハンドよりこれのせいで何度も負けてしまうと思うのは自分だけだろうか…。
    • ランダムハンドは不要なカードを処分してレアカードと強いボスカードで固めればセイム(ボスカードの最大数字が8なので)だけ注意すればどうにでもなるが、こっちは例え相手のカードがレベル1や2でも逆転される
      こっちの方がはるかに危険。
    • イデアやエルオーネが強い原因のひとつ。
      シュメルケや鉄巨人のように数字がそろっているカードがあるときは要注意。
    • はっきりいって、他のカードルールが霞むほど断トツで危険なルール。
      デフォルトで全ルールが適用されている宇宙エリアでは、必ずこれを廃れさせるべし。

先ずプラスを成立させたい方向の数値差を割り出し、次に手持ちのカードからその方向の数値差が同じ物を選び出す。
そしてプラスを成立させたい方向のうち、相手のカードの数値が大きければ小さい数値、逆に数値が小さければ大きい数値になってるかを照らし合わせるのがコツ。
こうして段階的に絞り込めば大分成立させ易くなるように思える(少なくとも方向毎の細かい計算はしなくて済む筈)。

  • 攻める時は良いが、守りにまで意識を持って行くと大変に神経が磨り減る。
    自分が置くことでできる数字の位置関係と、相手の手札の数字を常に考えていないと足元をすくわれる結果になる。
    しかしそこがまたこのルールの面白さでもある。
  • どんな屑カードを使っても最後にバン★と逆転勝ちできそうなルール。

基本的に、プレイヤーにはランダムハンドと並んで嫌われているルールである。
上記にもあるように「カードパワーが勝っていても負ける可能性がある」という点に尽きる。
更にオープンも一緒に含まれていると、相手は積極的にこのプラスを狙ってくる。
しかし見方を変えれば弱者救済ルールとも取ることができる(大富豪で言う「革命」のようなポジションだろうか)。
そしてこういうルールがあるからこそ、トリプルトライアドはカードゲームとして面白いものになっているんじゃないか、と思う。

  • このルールがあれば角に置かれた斜めタイプのカードをひっくり返すことも可能になる。むしろそのために考案されたルールだと思われる。
    よって相手も斜めタイプのカードを狙い撃ちにしてくる。
    特に角にある斜めタイプのカードに対して相手が隣接対角上にカードを置いてきた場合、それはプラス狙いの布石なので要注意。
    2×2上での考察
    |  4  ||  3  |
    |2  4||7  2|
    |  5  ||  1  |
    
    |  5  ||  A  |
    |3  1||9  4|
    |  1  ||  6  |
    
    1. 右下角にスコール(LV10)のカードをおく。
    2. その隣接対角である左上にグレンデル(LV2)のカードをおく。
    3. この時、右上には隣接する辺の差が6であるダブルハガー(LV2)またはトライエッジ、アルテマウェポンなどを、左下には同4差であるフンゴオンゴ(LV1)またはブエル、サボテンダーなどのカードを置くとプラスが成立する。

カード収集やカード変化目的でのプレイでは邪魔以外の何者でもないが、カードゲームを楽しむなら悪くないルール。

  • オープンとの組み合わせともなれば、囲碁将棋のような緻密さが要求されるゲームに早変わりする。
  • 正直このルールは慣れたプレイヤーにとってはそこそこスリルがあって面白いのだが、オープンルールが無いと相手のカードが見えないので手さぐりの運ゲーになってしまう。
    このルールを上手く利用したいと思うのならオープンは必須だろう。
    • この状態であればレベル1のカードだけでカードをコンプリートできるようになる…かもしれない。
    • カードクイーン(ディスク4)との戦いではオープンが無くてこのルールがある。
      サドンデスがあるので2戦目なら相手のカードをメモすることで対策出来るが、1戦目は完全に運ゲー。
  • カード収集を目的にする場合は、AI相手に幾度となく勝負することになるため、こちらの神経が一方的に消耗していくことになる。
    プラスは(ランダムハンドとは異なり)簡易かつ確実性の高い対処方法は無いと思われるため、率先して廃れさせるべきだろう。

FF14

トリプルトライアドにおける特殊ルールの一つ。内容も原作に同じ。
レアリティ制限の仕様上、対NPCでは相手のみ複数のパワーカードを使用してくることの多い今作では格上に勝つために大いに貢献する。
NPCの所持カードが数種類程度なこともあり、相手の手持ちカードが予測しやすいため相手のデッキに合わせるカードを組み込むことで比較的狙いやすい。
逆にNPCが使ってくるときはどんなに強カードを揃えカードパワーに差があっても気を抜くと盤面をひっくり返されるので、使われないように常に相手の手札に警戒したい。
トリプルトライアドが実装された当初はカードスクウェア最強のキングにこのルールが設定されていたため、圧倒的なカードパワーの差があってもこのルールを上手く使えば逆転できるというチュートリアルのような存在になっていた。