アビセアクエスト/メインシナリオ/世界に在りて……

Last-modified: 2011-01-06 (木) 10:26:17

・世界に在りて……

内容:
 神竜となった男神は消えた。
 だが、深く傷ついた世界と
 失われた多くの尊い命は戻らない。
 それらを受け入れることは容易ではないが
 アビセアの終焉は免れたのだ。
 異世界の英雄たちの手によって……。


  1. ヨアヒムに話しかける。
     
    Joachim : ……そうか。
     終わっても、すぐには変わらない、か。
     そう都合よく、なにもかもが
     うまく運ぶなんてことはないよな。
    Joachim : 覚悟はしてたよ。
    Joachim : だけどな、アビセアは
     どんな形にせよ、救われたんだ。
     俺たちがこっちにきた使命は果たされたんだ……。
     十分だよ。全部、あんたらのお陰さ。
    Joachim : [Your Name]。
     あんたはほんとにすごい男だな。
     心から礼をいう。ありがとう……。
    Joachim : ああ、そうだ。
     丁度あんたらが戻ってくる少し前だ。
     あの人から、あんたに言伝を頼まれてたんだ。
    Joachim : 「いつもの場所で待ってる。」
    Joachim : 時間と場所、もうわかるよな?
     
    わかる?
     大丈夫!
     聞いておく
     
    「聞いておく」
    Joachim : ほんと、掴みどころがないな。
     本気で聞いてるのか?
     まあいい、ロ・メーヴの奥、神々の間だよ。
     遠い所すまないが、よろしく頼む。
    Joachim : 日の沈みかけから
     明け方までの間、こちらの世界に来てるらしい。
     その時間だけは忘れないでくれ。
     
    「大丈夫!」
    Joachim : なあ!
    Joachim : アビセアは救われた。
     あんた、これからどうするんだ?
     
    どうする?
     頼まれごとがある
     
    「頼まれごとがある」
    Joachim : 頼まれごと……?
     それって、さっき話してくれた女の子の?
     
    なにか言う?
     アビセアは任せろ!
     トラバーサー石、頼んだ!
     
    「アビセアは任せろ!」「トラバーサー石、頼んだ!」
    Joachim : あ、ああっ!
     わかった。あんたを補佐するのが
     俺の役目だもんな! 最後まで付き合うぜ!
     
  2. 夜間に神々の間へ入る。
     
    Gilgamesh : よう、きたな。
    Gilgamesh : いまおまえが
     こうして俺らの前にいるってことは
     やってくれたんだな。
    Gilgamesh : はは、ほんとに
     とんでもねえやつだ、おまえって男はよ。
    Esha'ntarl : [Your Name]。
     彼の地でなにが待ち受け、そして、起きたのか。
     私たちに、話していただけますか……?
     
    Esha'ntarl : ……そうですか。
     プリッシュ、あの子は無事だったのですね。
     神との戦いに一人残り、傷つき、耐えて……。
     そして、いまも宙にいる。
    Esha'ntarl : 謝ることなどなにも……。
     送り出すことしかできなかった私には
     あの子の無事を喜ぶ以外になにがあるでしょうか。
    Esha'ntarl : 尊い多くの犠牲があり、
     あなたという世界の隔たりを越えた奇跡の元に
     いまの結果がある。
    Esha'ntarl : 伝えていただき
     ありがとうございます、[Your Name]。
    Esha'ntarl : 世界の終わりに来る者は
     消え去りました……世界に残された傷跡は
     とても大きいですが、時がそれを癒やすでしょう。
    Esha'ntarl : 人は、世界は、そのように
     永い時間をかけて育まれてきたのですから。
    Esha'ntarl : 厳しい環境下ではありますが
     それらもまた、多くの生命の新たな糧となり
     受け継がれていく……。
    Gilgamesh : 世は、生々流転ってか。
    Esha'ntarl : はい。
    Gilgamesh : [Your Name]。
     こっちのおまえさんとは短けえ間だったが
     ほんと世話んなったな……。
     まあ、こっちの俺ともよろしくやってくれや。
    Gilgamesh : ……それとよ、
     アビセアはしばらくあのまんまだっていうじゃねえか。
     時々でいい、助けに来てやってくれねえか。
    Gilgamesh : 頼りっぱなしで、
     かっこつかねえのは十分承知してる。
     だがよ、あの世界にはまだおまえが必要なんだ。
    Gilgamesh : よろしく頼むぜ。
     
    Esha'ntarl : [Your Name]。
    Esha'ntarl : そちらの世界で
     あなたがどう歩み、どんな未来へ進むのか
     私には計りかねます……。
    Esha'ntarl : ですが、アビセアでの出来事は
     いわばそちらの世界でも起こり得る事象であり
     あなた自身が越えなければ
     ならない運命の1つともいえるのです。
    Esha'ntarl : どうか、その運命に
     屈せぬように、強き心を抱き続けてください。
     私たちのアビセアを救ってくれたように……。
    Esha'ntarl : それと、私からも
     あなたに1つお願いがあります。
    Esha'ntarl : プリッシュのことです。
     あの子は辛い運命を背負って生まれてきました。
     気丈に振舞う姿の裏には
     深い悲しみの影を持っているのです……。
    Esha'ntarl : どうか、時々でいい
     あの子のいる地へと訪ねてあげてください。
     アビセアでのあなたが支えてくれたように……。
     少しでいい、あの子の癒しになってあげてください。
    Esha'ntarl : よろしくお願いします……。

アビセアの覇者
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