・毒吹く巻き貝
依頼者:
ルルカカ(Rurukaka)
/ 北グスタベルグ・禁断の口
依頼内容:
アビセア-グロウベルグには
ウラグナイト族の変わり種が
生息しているらしい。
ルルカカたちは、そのアビセアンの襲撃により
仲間の半分を失ったという……。
いったいどれほどの力を
秘めているのだろうか?
- 北グスタベルグの禁断の口を調べる。
ちょいと、待ったぁ!!
??? : そいつは禁断の口って言ってね。
あんまり気持ちのいい、しろもんじゃないんだ。
わかったらさっさと……
??? : って……あれ?
[お姉さん/お兄さん]の持ってる、それ……
トラバーサー石*1ってやつじゃん?
??? : そりゃね。
それ、あたしも持ってるし。
??? : そっかそっか、
[お姉さん/お兄さん]が[Your Name]か。
はいはい、了解~。
???は、[Your Name]をじっと見つめた。
??? : ……ふぅん。見た感じ、
初めてってわけでもなさそうだね。
Rurukaka : あ、ごめん。
自己紹介がまだだったね。
あたしは、ルルカカ(Rurukaka)。
Rurukaka : みなまで言わなくても
わかってると思うけど、アビセアの者よ。
丁度こっちに来てるときに会えてよかった~。
Rurukaka : 毎度痛い思いするのは
きっついのよね……知らない?
あたしたちはこちらにくるときに
体をずたずたにされる痛みに襲われるんだ。
Rurukaka : おまけに、痛みだけじゃなくて
能力もごっそり削がれたような状態よ?
ま、傷がないだけマシだけどね。
Rurukaka : それでもこっちに
こなきゃならない、それだけ切羽詰まってるんだよ。
……あの世界を1度でも見たらわかるよね?
Rurukaka : で、だ。
Rurukaka : [お姉さん/お兄さん]は
知ってなお、ここに、禁断の口の前にきたと。
そういうことで、オッケーよね?
Rurukaka : じゃ、説明するわ。
あたしの調べたところ、ここ北グスタベルグには
もう1つ禁断の口と呼ばれてるものがあるけど
あっちは石化してて、使い物にならなかった。
Rurukaka : だから、話すのはこっちのこと。
この禁断の口はね、こことは別の場所。
こちらでは道が途切れていたけど、少し離れた
グロウベルグってとこに繋がってるんだ。
Rurukaka : 知ってる?
昔は龍の神様がいるとか、いろいろ
不思議な噂のあったらしい土地だよ。
Rurukaka : なんでそんなとこと
繋がってるかなんてあたしは知らない。
仲間が言うには、位相がずれてるとかなんとか……
それだって推測だから、答えなんてないんだ。
Rurukaka : それにそんなことは
すぐに慣れちゃうよ。いや、そうじゃないね。
別に問題でもなんでもなくなるんだ。
Rurukaka : と・に・か・く。
グロウベルグに繋がってるんだよ。
Rurukaka : 傾斜のキツイ土地ってのと
昔から不思議な噂の絶えないとこだからさ。
アビセアンも一癖二癖あるやつが、ごまんといるんだ。
正直、目も当てられないよ……。
Rurukaka : いい? [お姉さん/お兄さん]が
行こうとしてる場所はそういうとこだよ?
それでも行くの? 引き返したっていいんだよ?
Rurukaka : …………。
Rurukaka : 無駄っぽいね。
あたしなりの忠告だったんだけどな。
……でも、ありがとう。
あたしらには、あんたらの力が必要なんだ。
Rurukaka : 行く前に1つだけ。
これだけは聞いてもらえるかな?
Rurukaka : ウラグナイトってわかるかな?
巻き貝のでっかいやつ。
元は南の島とかでみかけたやつなんだけどね。
Rurukaka : 手を出すと厄介だけど
ほっときゃ、かわいいもんさ。
って、あたしらはそれまでの常識で考えてたんだ……
無警戒過ぎたといってもいいね。
Rurukaka : ……そいつはさ、
他のアビセアンとはケタが違くてね。
突然の襲撃に、あたしらはなんとか逃げおおせたけど
気づけば、仲間の半分を失ってた。
Rurukaka : それだけヤバい相手なんだ。
だから、もし見つけても逃げるんだよ。
いくらあんたらが強いといっても、
あの世界に体が馴染むまでは挑んじゃダメだよ?
Rurukaka : それだけは約束しておくれ。
あんたらはあたしらの希望なんだからさ。
Rurukaka : あ。
あたし、そろそろアビセアに戻らないと。
ちょっと駆け足になっちまったけど、また……。
Rurukaka : 活躍、期待してるからな……! - ウラグナイト族NM「Amphitrite」を討伐後、北グスタベルグにエリアチェンジ。
Rurukaka : 聞いたよ。
まさかあのアビセアンを倒しちまうなんてさ。
[お姉さん/お兄さん]たち、ほんとに強いんだね。
Rurukaka : あたしの忠告は
無駄だったかな……なんてね、あはは。
Rurukaka : アビセアンはまだたくさんいるけど
あいつの脅威が消えて
グロウベルグは少し変わるかもしれないね。
Rurukaka : 全部、あんたたちのお陰だよ。
本当にありがとう。
Rurukaka : あ、そうそう。
こいつを渡すのにこっちきてたんだ。
危ない危ない、忘れるとこだった。
Rurukaka : ○○ジェイド*2。
Rurukaka : 希少なジェイドなんだよ?
しかも、あんたらこっち側の人間と
相性がいいらしいんだ。
効果は実際に使ってみてのお楽しみかな。
Rurukaka : 頑張っとくれよ。
あたしらも負けずに頑張るからさ!
アビセアンなんて、ぶっ飛ばせーってね。
Rurukaka : じゃあな~。