・魅惑の大提灯
依頼者:
クチ・エイジャン(Kuchi Eyjhann)
/ バルクルム砂丘・禁断の口
依頼内容:
アビセア-ミザレオには
大変美味し……危険な
アビセアンが棲息しているらしい。
その正体は
巨大な提灯を持つ、オロボン族。
クチたちは捕まえようとして
ひどい目にあわされたというが……?
- バルクルム砂丘の禁断の口を調べる。
??? : 怒鳴って悪かったね。
何でもかんでもってわけじゃないけど、
そいつには興味本位で……
??? : って、あんたのそれ。
……トラバーサー石*1?
??? : ああー!
ってことはあれか、あんたがそうか~。
はいはい、それなら納得。
??? : あ、あたし?
もうわかってるだろ、ヨアヒムの仲間さ。
アビセアから来た人間だよ。
Kuchi Eyjhann : よろしく!
クチ・エイジャン(Kuchi Eyjhann)だ。
Kuchi Eyjhann : 少なくとも
1回はあっちを体験したってことで
話をさせてもらうけど、いいよね。
はい
いいえ
こことは違うアビセアに繋がってるんだ。
行き先は、ミザレオ海岸。
Kuchi Eyjhann : 知ってるかい?
まあ行けばわかるし、詳しく話すこともないか。
Kuchi Eyjhann : いきなり飛んだ場所と景色が
変わるもんだから、混乱するかもしれないけど
すぐに慣れるから、大丈夫。
うん。このあたしが保証してやる!
Kuchi Eyjhann : 場所なんてのは
すぐどうでもよくなるよ。
ミザレオはちょっと厄介な
状況になってるからね……。
Kuchi Eyjhann : あたしらは
前哨基地って呼んでるんだけど
シアリングワードとは別に
ミザレオには大きな拠点があるのさ。
Kuchi Eyjhann : マーテローってわかるかな~。
あたしらの防衛の要ってやつなんだけどね。
聞こえはいいけど、動いてるのが奇跡みたいな
旧式のものしか配備されてないんだ。
Kuchi Eyjhann : その機能を補うために
すべてに連動するシステムが用意されてんのよ。
で、それがあるのが、前哨基地。
Kuchi Eyjhann : 運の悪いことに
それをアビセアン共が理解してるのかなんなのか
執拗に前哨基地を襲ってくるんだ……。
Kuchi Eyjhann : あんな戦闘
いつまでも続けていたら
あたしらだけじゃとても耐えられない……。
お願いだよ、力を貸しとくれ。
Kuchi Eyjhann : ふふ、自信に満ちた目だ。
あたしらが絶望で失っちまった輝きというか
強さがあんたらにはある、眩しいねえ。
Kuchi Eyjhann : アビセアのみんなもさ
ふて腐れてないで、あんたらを見て
活気づいてほしいもんだ。
もちろん、あたしも頑張る……負けないよ!
Kuchi Eyjhann : あ、そうだ!
1つ大事なことを忘れてた。
Kuchi Eyjhann : ミザレオには
とんでもないモンスターがいるんだ。
Kuchi Eyjhann : オロボンって知ってる?
あいつさぁ、すっごい美味いんだぜ!
って、いや違う、間違い! やばいんだわ。
Kuchi Eyjhann : 元は近東の海域に
棲息する巨大魚の一種なんだけどな。
海流も変わっちまったのかな?
ミザレオにもいるんだよ、デカイのが。
Kuchi Eyjhann : オロボンっていやあ
頭から生えてるランプだよな。
あれがまたデカイんだ、あれには気をつけな。
とっ捕まえようとしてひどい目にあったからねぇ。
Kuchi Eyjhann : ちゃんと教えたよ?
間違っても無闇に手なんて出すんじゃないよ。
命あっての物種だからね……。
Kuchi Eyjhann : あ、そろそろ石のリミットだ。
じゃあ、あたしは先に戻るからな。
あんたらの活躍、凄く期待してるから!
Kuchi Eyjhann : じゃあなー。 - オロボン族NM「Cirein-croin」を討伐後、バルクルム砂丘へエリアチェンジ。
あんたの活躍は何度か耳に入ったよ。
Kuchi Eyjhann : しかし驚いたね。
あたしは手を出すなって言ったのにさ。
手を出した揚句に、なんとあいつを倒しちまった
ってんだから……呆れちまうよ。
Kuchi Eyjhann : その場にいなかったこと
後悔ひとしきりさあ。
……ん、あれ、なにいってんだ、あたし?
Kuchi Eyjhann : まあ、いいや。
Kuchi Eyjhann : あんたら、ほんと凄いんだな。
アビセアにもさ、あんたらみたいな……
そうだね、英雄みたいな連中はいたんだ。
Kuchi Eyjhann : 空があんなになる前から
1人また1人と見かけなくなっちまったけどさ。
あいつらもなにかと戦ってたのかもな~。
Kuchi Eyjhann : それがなにかなんて
世界の命運とかそんな大仰なものに
興味を示さなかった、あたしらにはわからない。
でも、きっとなにかあったんだよ……
Kuchi Eyjhann : それがあの世界の
現状へと繋がる……。
あたしはそんな気がするんだ。
これはさ、女っていうか、ミスラの感かな?
Kuchi Eyjhann : [Your Name]。
あんたらなら、あの世界の真実に
辿りつけるかもしれない。
Kuchi Eyjhann : って、スケールがデカすぎて
イマイチ話してるあたしもピンとこないけどな。
あんな風に世界が一変するなんて
それくらいのことでなきゃ、納得できないよ。
Kuchi Eyjhann : これからも
あんたらの力をあたしらの……
いや、アビセアのために貸してくれよな。
Kuchi Eyjhann : あ、そうそう。
このジェイドを受け取っておくれよ。
Kuchi Eyjhann : ○○ジェイド*2ってんだ。
Kuchi Eyjhann : そいつは希少なジェイドでね。
あんたら、こっちの人間との相性がいいらしいんだ。
いまのあたしには無用の長物でさ。
どうせなら、あんたに使ってもらいたいんだよ。
Kuchi Eyjhann : っと、いけない。
こうしてる間にもアビセアンが
攻めてきちまう、あたしはそろそろ戻るよ。
Kuchi Eyjhann : 言っても無駄かもしれないけど
あんまり無茶はするなよな!
こっちは頼んでる身だから大きなことは言えないけど
みんなあんたらの活躍に期待してるんだ。
Kuchi Eyjhann : いつまでも希望であっておくれよ!
Kuchi Eyjhann : じゃあ、またなー。