Ryoma : おまえは以前、
エンセツから依頼を受けてきた者だな……。
アヤ坊やカエデは元気にしているか?
Ryoma : まあそんな世間話はいい。
おまえもその後、忍の道を歩んだという話を
聞いた。そこでおまえを見込んで頼みがある。
Ryoma : 最近になって再発見された
20年以上前の文書があってな。これの解読と
その謎を解く調査を手伝ってほしい。
Ryoma : 謎とは何かって?
おまえも忍の道を歩む者なら余計なことは聞くな。
……とは言え、いきなりそれでは分からぬこと
だらけだろう。
Ryoma : バストゥークの天晶堂の
カゲトラ(Kagetora)に話を聞いてみろ。
もう少し何か情報を得られるだろう……。
Kagetora : リョウマが俺に話を聞けと……?
何をもってきたんだ、いったい……?
20年前の古文書だと?
Kagetora : ふん、俺にイヤなことを
押し付けやがって……。オレだってもう
あの野郎にゃかかわりたくねえってのに……。
Kagetora : そうか……
あれからもう20年になるのか……。
Yomi : これがその古文書に記された
お宝だろ? 探してきてやったぞ。
Kagetora : さすがだな、ヨミ。
いったいどうやって……。
Yomi : 自分の手の内をさらす
忍びがいるもんかい。
Kagetora : まあいい、その調子で次の仕事も……。
Yomi : 忘れたのかい?
この仕事を受ける前に言っただろう?
これがあたいの最後の仕事だよ。
Kagetora : おいおい、冗談だろう?
Yomi : 冗談なんかじゃない。
抜けさせてもらうよ。ギルガメッシュの
親方にはもう話は通しているよ。
Kagetora : なんだ、てめえは!
Kagetora : まさかあんな
垢抜けない奴があんないい女連れて抜けるとは……
おっと、話が昔話にそれちまったな……。
Kagetora : 要は、その文書は、
ヨミがそのときに手に入れたものなのさ。
それが、分析した情報があいまいなまま、
紛失してしまっていた。
Kagetora : すでにそのときには
ヨミも、そしてエンセツの野郎も
抜けた後だった……ってことだ。
Kagetora : 詳しい話は奴に聞くんだな。
なあに、ちょっと脅してやればしゃべらない
訳にもいかんだろう。
Ensetsu : どうも、御無沙汰しております。
その節は……。
Ensetsu : ……え?
亡くなった妻の最後の仕事について……?
Ensetsu : あれは……。
ちょっとした偶然でわかったことなのです。
Ensetsu : 我々はゼプウェル島、
アルテパ砂漠の方面にまで調査に向かいました。
そこで有力な情報を得て、その古文書の解読に
成功しました。
Ensetsu : その内容とは、
「砂漠にて食物の折り重なる点を探れ」
……というものでしたが、私はずっと船にいただけで
砂漠には渡っていないのでわからないのです。
Ensetsu : それにその場所はもう既に
ヨミが調査し、組木細工の箱を発見した場所なので、
今調べても何かあるかどうかは……。
だいじなもの:組木細工の箱を手にいれた!
Ryoma : 何?
エンセツの情報を頼りに組木細工の箱を……?
Ryoma : あの野郎、
やっぱりまだ何か隠してやがるな……。
一度いろいろまとめてとっちめてやらんと……。
Ryoma : ひとまずこれは受け取った。
報酬は渡そう。もしかしたらまた
働いてもらう日も来るかもしれないがな……。
安寿を手にいれた!
厨子王を手にいれた!