アーティファクトクエスト/ジラートジョブ/忍者/物に宿る魂

Last-modified: 2011-10-31 (月) 01:51:44

(ノーグにて)
Ryoma : 紛失していた、
ミツナリの宝に関する情報が再び入った。

Ryoma : 非常に情けない話だが、
どうやら、忌々しいサハギンどもが、
我々が荷物を運搬しているときに、
古い組木細工の箱を奪っていったらしいのだ。

Ryoma : 海蛇の岩窟の連中をとっちめて
調べているのだが、さすがにノーグの近くに
隠してはいないらしい。

Ryoma : おそらく本来なら彼らのいないような
場所に隠しているのではないかと思うのだ。
とは言え、所詮は獣人、このエルシモ島から
運び出すとまでは考えにくい……。

Ryoma : このエルシモ島の広大な森林の
どこかに隠しているはずだ。
それを見つけてくるんだ。

 
 
 
 

(NMを倒して、再びノーグへ)
Ryoma : おお!
これは間違いなく古い組木細工の箱だな!
よくぞ持ち帰った!

Ryoma : 後は箱の中身を調べるだけだが……。
やはりあのミツナリのことだ、下手に調べると
何か罠があるかもしれん。

Ryoma : ここは万全を期すため、奴の孫の
レオダリオンとやらに開けさせるのが
得策だろう。そいつにこれを持っていけ。

 
 
 
 

(ラバオにて)

Leodarion : え?
じっちゃんの作った古い組木細工の箱が
見つかった……?

Leodarion : 是非見たい!
見せてくれないか!

Leodarion : こ、これは……。
想像もつかなかった……。
こんなやり方があるなんて……。

Ryoma : で……さっさと開けてもらおうか。

Leodarion : ……あんたは?

Ryoma : ノーグのリョウマってもんだ。
冒険者に任せてみたものの、今度ばかりは
お宝を持って、ばっくれられちゃ困るんでな。
やっぱりついてきたってわけだ。

Ryoma : まあ、そんなことはどうでもいい。
さっさとその箱を開けてくれ。
ようやくここまでたどりついたんだ。

Ryoma : 罠が発動してボカン、なんて
ヘマはよしてくれよ……

Leodarion : 開いたよ……

Ryoma : 何? そんなに簡単に?
……で、中身は!?

Leodarion : 見てのとおり……カラッポだよ。

Ryoma : そんなはずは……それは
ミツナリの遺した宝のはず……。

Leodarion : その通り。
この箱自体が宝なんだから……。
この組木細工は非常によくできていて、
凡人には思いもつかない。

Leodarion : 開けること自体は
簡単だったけども、これはすばらしい技の
つまった、最高の宝なんだ。

Ryoma : そんなことを言って、
俺をだまそうとしてるんじゃないのか!

Ayame : 伯父上、
もうあきらめた方がいいですよ……。

Ryoma : おまえは……アヤ坊!!
アヤ坊じゃねえか! どうしてこんなとこに!

Ayame : 御無沙汰しております。伯父上。
長い間ご挨拶もしなかった上にこのような
形で再会するのは心苦しいのですが……。

Ayame : 現在、バストゥークの
対ノーグの外交政策は私に一任されています。
つまり、その監視も含めて……。

Ryoma : じゃあまさか……
俺をつけていたと……?

Ayame : 国の命ですから……。
ノーグが何か宝を探しているという情報が入り、
伯父上自らがラバオに向かわれたとなれば、
情報の調査を怠るわけにはまいりません……。

Ryoma : すっかりバストゥークの銃士に
なっちまったんだな……。

Ayame : レオダリオンさん……
でしたね。父から話は伺っています。
私にもその宝の価値はわかります。
その宝のあなたにとっての価値が……。

Leodarion : あんた……ヨミさんの娘さん?
たしかに……おいらにもようやく
わかったような気がするよ。

Ayame : その道を極めた者が遺した物には、
魂がやどります。私も……よく手入れされた
母の遺した刀を見てそれを感じました。

Ayame : また同時に、母が死んだ後も
それを大事に手入れしていた父の想いも……。

Ayame : その刀があったから、
私は母と同じ道を歩むためでなく、自分自身の
道をみつけるために、ノーグに渡りました。

Leodarion : ああ……決して真似事では
到達できない場所があるんだ。
だから、自分の道は自分で決めなきゃいけない。

Ayame : そういうことです……伯父上。
ですからこの宝は彼のもとに遺してやって
もらえませんか……。

Ryoma : ふん! そんな薄汚いただの箱、
誰がいるもんかよ! 全くの無駄足だ!

Ryoma : エンセツの野郎に伝えておけ!
せめてカエデぐらいはもっとかわいげのある
女の子に育てろよ! とな……。

Ayame : 伝えておくようにします……。
母親似のため、どうなるかはわかりませんが。

Ayame : では、私もこれで……。

Leodarion : 待って! 今更だけど、
実はこの箱を見て気づいたことがあるんだ……。
この箱……子供の頃挑戦して開けられなかった
大きい組木細工の箱のヒントになってる……。

Leodarion : もしかしたらその中には……。

Ayame : その話は聞かなかったことにしましょう。
私の仕事は宝探しではありませんので……。
あなたがもし必要ないものであれば、協力した
そこの冒険者にでも……。

Leodarion : ……か、かっこいい人だなあ……。

Leodarion : そうそう、それと、あんたには
本当に感謝してる。だから、おいらもずっと
忘れてたその先の情報を教えるよ。

Leodarion : じっちゃんはクフタルの洞門の
宝箱の中に入れ子にして、大きい組木細工の箱を
隠したんだ。今のおいらならそれを開けられる。

Leodarion : 中身はあんたにあげてもいい。
それを持ってきてくれないかな。

 
 
 
 

(クフタルの洞門で大事なものを入手してからラバオにて)

Leodarion : ありがとう!!
大きい組木細工の箱を持ってきてくれたんだね。
さっそく開けられるか挑戦してみるよ。
ちょっと待ってて。

Leodarion : よし、開いたよ……。
中身はやっぱりおいらには必要のないものみたいだ。
あんたにあげるよ。じっちゃんの作った品だ。
だいじに使ってくれよな。

乱波鎖帷子を手にいれた!