２.１話＞＞521

521 名前：既にその名前は使われています[]投稿日：2009/05/28(木) 20:30:12 ID:3tEvLUzp
こんにちは(*‘－’)>>428です。壮ｗ絶ｗな>>497>>498の後で気が引けますが...
　
～登場人物～
【<me>】ヒュム♀Ｆ①。当時女子大生で異性の態度には敏感なお年頃。初ＭＭＯで出会った第１村人タル♂の出会い厨ぶりにドン引き。非女スイッチが入るきっかけとなる。（今回はまだ普通）
【タル♂】通りすがりの親切さん（？）。リア♂。ＦＦを出会い系と勘違いしちゃってるバカ。♀キャラは全員可愛い女の子だと思っていてやっぱりバカ。
後で知った事だけど、♀への粘着で有名だったらしい。
【詩猫】通りすがりの親切さんその②。リア♀。面倒見の良いお姉さんタイプだが、時々見せる弱さに思わず守ってあげたくなる。ストーカーホイホ～イ♪
【弟】<me>のリア弟。

525 名前：既にその名前は使われています[]投稿日：2009/05/28(木) 20:36:39 ID:3tEvLUzp
タル♂はとても親切でＰＴの組み方を教えてくれ、バストゥークの街中を案内してくれた。
　
「タル♂それでここがチョコボ小屋！<me>ちゃんもすぐ乗れるようになるよ＾＾俺が手伝ってあげるね」
「<me>：ほんとに！？ありがと～～」
　
オフゲーと違いいきなり投げ出されたような始まり方をしたので、タル♂が頼もしく見えた。タル♂さんがいい人で本当に良かった、それにタルタル可愛いな♪そんな話をしていたら（これが地雷だったのかなｗ）タル♂が本性を現した。
　
「タル♂：ところで<me>ちゃんって本当に女の子？いくつ？可愛い？メアド交換しようよ＾＾」
「タル♂：それでさ、写メとか交換しない？俺結構カッコイイって言われるよ＾＾」
　
突然そんな事を言い出したタル♂にキモッ☆と思ったけど、あまり冷たい態度を取るのも気が引け、連絡先さえ教えなければ安全だと思いこう返した。
　
「<me>：大学生の女ですけど、メールとか写メはちょっと無理です」
「タル♂：かわいい＾＾恥ずかしがり屋なの？」
　
私は何を言ってるんだこの人はｗと思った。　
そしてタル♂は戦闘の仕方を教えてくれながら、リアルの自分の事について語り始めた。（その頃には町の外で初戦闘に挑戦していた。）
タル♂は某大企業に勤める一流サラリーマンらしい。つらつらと自分の凄さを話し続けるタル♂。
でも、さっきの会話でタル♂に幻滅しあまり興味が無かった私は話を強引に「蜂デカイですね！」にすり替えた。

「<me>：きゃーｗ蜂でか～いｗ」するとタル♂はしきりに
「ほらほら<me>ちゃん、ミミズもデカイよ(＾ω＾)」と言っていたが放っておいた。
　
そして教えられるがままタル♂とフレンド登録をし、お礼を言ってログアウトした。

530 名前：既にその名前は使われています[]投稿日：2009/05/28(木) 20:51:09 ID:3tEvLUzp
それから２～３日空けて、私はまた懲りずにヴァナにログインした。幸いタル♂はインしていないようだった。
ＲＰＧの基本はＬＶ上げだよね♪って事でせっせと蜂とミミズを狩り続け、少しＬＶも上がった。
クリスタルや素材は競売で売れるので集め、正体不明な獣人印象は迷わず荒野に投げ捨てた。
そうしている間に気づけば敵を探してどんどん町から遠ざかっていた。
ここでバス出発の初心者が誰しも経験するであろう悲劇に襲われた。そう、亀の襲撃だ！ｗ　
え？ちょｗ何？何で殴られてるの？えぇー！？理解できないまま減っていくＨＰ。もうだめぽーと思ったその時、<me>にケアルの光が降り注いだ。
そこには可愛い詩人ミスラが立っていた。
　
「詩猫>><me>クゥダフは絡んでくるから気をつけてね＾＾」
　
詩猫さんは私が新人だと察し、色々教えてくれた。獣人印象を捨てちゃいけないことｗ、それとクエストやミッションの事は詩猫さんに教わった。
　
「詩猫：じゃあ試しに簡単なクエストを一緒にやってみない＾＾？」
「<me>：いいんですか！」あなたは天使ですか！
　
私は詩猫さんの好意に甘え、クエストを受けた（でもクエストの話はあまり関係無いので省略するよ～☆）
そして女同士でキャッキャウフフしながらクエストを終えた。帰り道は詩猫さんのチョコボのマズルカに感動しながら帰った。
詩猫さんともっと仲良くなりたいなと思った私は街の入り口に着いた時、フレンドになってくれませんか？と切り出した。しかし・・・

533 名前：既にその名前は使われています[]投稿日：2009/05/28(木) 20:57:11 ID:3tEvLUzp
「詩猫：えーっと・・・ね。（長い間）・・・・・」この間は一体・・・！？もしかして嫌がられてる；；
「<me>：あ、無理にとは言いませんから大丈夫ですよ！」私はショックを隠して元気に振舞った。
「詩猫：（しばらく無言）」　その後詩猫さんは思い立ったように口を開いた
「詩猫：実は私誰ともフレンド登録しない事にしているの。」続けて詩猫さんは訳を語った。
　
少し前までこことは違う鯖に居たこと、そこでひどいストーカーに遭い怖い思いをしたこと、フレンド達にも内緒で逃げるように移転して来たこと、
その時にもう誰ともフレンド登録はしないと決めたこと、今はひっそりとソロ活動しているということ。
詩猫さんは<me>ちゃんが嫌という訳じゃないの、ごめんねごめんね、と何度も繰り返した。
ふと私の頭にはタル♂の顔が浮かび、イラッとした。そして詩猫さんの話に大きく頷いた。
詩猫さんは「じゃあまたどこかで会おうね＾＾！」と言い残し、爽やかに去っていった。
　　
私は萌えた(*´д｀*)ﾊｧﾊｧ

534 名前：既にその名前は使われています[]投稿日：2009/05/28(木) 21:07:27 ID:3tEvLUzp
こうして短期間で、ストーカーをするタイプとされるタイプ二種類の人間に出会った私でありましたが、
猫さんとはそのまま１年ほど再会することは無かったので、話は変わって弟登場。
ある日ヴァナにログインしたら、タル♂からTellが来た。
　
「タル♂：<me>ちゃんこんばんは！妹さんは元気？＾＾」
「<me>：え？妹？」うちにはそんなもの居ませんが？
「タル♂：前に<me>ちゃんに話しかけたら妹さんだったんだよ＾＾」あー。それ弟かも・・・
　
ゲームに興味のある家族なんて弟以外には居ない。
　
「タル♂：ＪＫなんだってね＾＾！」いいえむしろＤＫです。
「<me>：へ～っそうなんだ～何話したの？」
「タル♂：あまり長くは話してないけど、<me>ちゃんの事とか＾＾」
「<me>：え＾＾；どんな事？」
「タル♂：【ヒミツ】ｗ」キモッ☆
「タル♂：ねぇねぇ<me>ちゃん、妹さんも可愛いの？＾＾年上は嫌い？」　・・・救いようが無いな＾＾；
　
しょうがないので私は弟を召喚した。（つづく）

546 名前：既にその名前は使われています[]投稿日：2009/05/28(木) 23:01:07 ID:3tEvLUzp
キリのいい所まで少しだけ続きます
事情を聞いてみると弟は半笑いで話始めた。<me>のためにＬＶ上げをしていたら、突然誰か（タル♂）が話しかけてきた。どうしたらいいのか迷ってしばらく無視していたが、話の内容がとても香ばしかったので、
つい悪戯心で
　
「実は私<me>の妹なんですぅ（かわいい顔文字）♪」とやってしまったらしい。
「弟：姉ちゃんの事持ち上げといてやったよｗ」
「<me>：はいぃ？」
「弟：姉ちゃんは磯山さやか似の美人って事にしといたからｗ」
「<me>：ちょｗ」
　
…その当時の弟は磯山さやかが大好きだった。
　
「弟：このことお姉ちゃんには言わないでね♪って言っておいたのにあのksg」
　
まじかよーと思い、ふと画面を見ると放置していたタル♂のtellログで埋まっていた。
　
「<me>ちゃーん　どこ行ったのー？おーーーい<me>ちゃーん<me>ちゃーーーん」
「<me>ちゃんちゃん♪<me>ちゃんちゃん♪」・・・・え＾＾；何の歌？
　
弟は爆笑していた。

566 名前：既にその名前は使われています[]投稿日：2009/05/29(金) 09:26:28 ID:ny70jPXG
おはようございます☆ちゃんちゃん♪の続きです。笑い飛ばしてくれた方々ありがとう
性格の悪い姉弟でごめんね＞＜　それと会話は私の記憶を元に再現しているので100%正確ではありません。
ただ、濃ゆい所だけの抜粋なので記憶力には自信がありますヽ(‘ワ’*)ゝ
　
　『<me>：あんたが変な嘘吹き込むからテンション上がってるし…どうするのよアレ』
　『弟：姉ちゃん甘いなｗオンゲで簡単に成り上がるには♀アッピルだろ』
　
友達の家で別のMMO(ラグナロク)をやらせてもらった事があるという弟は熱く語った。
　
　『弟：ああいうのは上手く転がさないとｗちょっと貸してみ？』
　
そう言って弟はテーブルの上のキーボードをひったくった。
一方ヴァナではタル♂がまだ<me>のテーマソング(?)を歌って(?)いた。
　
「弟：タル♂さんそれゎ何の歌ですかぁ？ｗ」
　
どうも弟は‘ゎ’とか‘ぁ’とか所々に小文字を混ぜておけばいいと思っていた。単純すぎだろお前ｗ
　
「タル♂：お、<me>ちゃんお帰り！どうしたの？トイレ？長かったねｗ」
　
タル♂は私が席を外すといつもトイレロムだという事にさせたがった。セクハラで訴えたい、
　
「弟：違いますよぉ。私だよ？忘れちゃったの？（かわいい泣き顔文字）」
「タル♂：えっ！？もしかして妹さん？えっ？」
　
どうやらタル♂の方程式は【JK＞JD】だったようで、弟扮する妹（ややこしいｗ）の方により強く反応した。ロリコンなんだろうか？
さらにここへ架空の妹２号JCを投入したらどうなるのか少し気になったが、生憎他にもう兄弟姉妹は居ないし、一人二役するのは面倒臭いしボロが出そうなのでやめた。
続きは退社後に☆

＞＞561エロ忍者ktkr！！と思ったら出だしのバス（トゥーク）で盛大に吹いたｗさすが忍者汚いｗ