5話>>235

Last-modified: 2009-07-06 (月) 16:17:36

235 名前:既にその名前は使われています :2009/06/17(水) 14:22:18 ID:VqjJdMpM
キック行為に快感を覚えた、あの出来事から数ヵ月後・・・

悪びれも無く赤上げでモテ夫生活を満喫していた俺。
オートリーダーなど問題ではなかった俺はメキメキとレベルが上がっていった。
それを見て「廃人ですね^^;w」「必死だな」とドン引きするLSメンたち。
はー?確かに俺は、ソロだ野良だでLSとの交流は浅いが、
たたがレベル上げで何もそこまで言うのか?!
印章ねーのにBCについてったり、ジラM手伝ったりしただろーが;
くっそーコイツら・・・段々腹が立ってきた!俺は再び有頂天になった

どうやら今度はLSが舞台らしい
うちのじいちゃんもそう言ってた。

 

 

242 名前:既にその名前は使われています :2009/06/17(水) 15:05:08 ID:VqjJdMpM

だがLSではペーペーな俺;;
前のLSは変な理由で解散してしまったので
なんとなくブラブラしてたところ、このLSにサルベージされた。
(といっても街頭でパール配ってただけ)

つまりリーダー権限どころかサック権限も持っていないので、
キックで強制的にどーにかするということが出来ない。

う~ん、どーやってお仕置きしてやっかな・・・w
人間関係を悪くさせて解散に追い込むようなのは後味が最悪すぎる。
やっぱ「不意だまキック」みたいなスカッと爽やかになれる方法がベストだろうな!

・・・あ、ちょっと待って下さい!
素晴らしいアイディアがひらめきました。

 

 

246 名前:既にその名前は使われています :2009/06/17(水) 15:38:11 ID:VqjJdMpM
LSでどうにもならないならPTに誘えばいい!

つまり、こういうことだ。
LSから何らかの理由で奴らをPTに誘いこみ、
一人一人KILL(キック)していく。
リーダーになってしまえばこっちのものだ。
しかし、ただキックするだけじゃあ面白くない。
野良とは違い多少なりとも面識のある奴らだ。
悪ふざけかなんかだと思われて終わるだろう。
それでは単に俺がLSをキックされるだけで終ってしまう!
だがね、必死に"ならなきゃいけない"状況ではどうだい?
「ふざけてる場合じゃあねーぞ!」って時。

つまり・・・ミッション戦や印章BC等だ。

 

 

250 名前:既にその名前は使われています :2009/06/17(水) 16:19:28 ID:VqjJdMpM
俺「おいすー^^」
怒りを隠し、軽快なそれでいて自然な挨拶をする俺w

LSメン「こんばんは~」「こん」「こんばんは^^」
相変わらず芸の無い奴らめ!;
つーか無視してる奴もいる!ナメやがって!!

今度のジラMはデルクフでカムラ退治か。
裏切るにはストーリー的にもおあつらえ向きの舞台だな!
より決めた!デルクフをテメーらの墓標にしてやるよ^^

メン「廃キック(仮)さん」←俺の仮名!
俺「はい?」
メン「今日もデルクフ手伝ってくれませんか?
   事故ないようにレベル高い人だけでいきたいのでw」

うはwwwテレパスィーツwwwwww
俺「行くに決まってるじゃないですか!水臭い!」

 

 

254 名前:既にその名前は使われています :2009/06/17(水) 16:40:12 ID:VqjJdMpM
ジュノ下層に集合した俺たちは作戦を練り始めた。

構成は忍獣侍暗黒そして白←俺

レベルはなんと平均64!しかもこの構成はあまりにもあまりw
実はこれは俺が提案した構成だった。
さらに、
「光曜日はカムラが弱くなる時らしいです!^^」
「攻撃は痛くないので回復は僕だけで十分です」
「インスニ系は必要ないですよ。道中は僕がカバーします」
「黒さんはサポ召にして獣さんとコンビを。確かペット出したはずです」
ともうメチャクチャだった。

疑われないか心配だったがコイツらときたら納得してるしwww
素直とかそういうのではなく完全にまかせっきりだな!

暗「作戦確定するまでちょいとリセキww」

これはwww俺じゃなくてもキック対象だろ?wwww

 

 

257 名前:既にその名前は使われています :2009/06/17(水) 17:03:12 ID:VqjJdMpM
とりあえずリーダー権限は貰った!
準備に時間がかかったが、ここからが本番だ!
デルクフの塔に入った俺たちは最上階までかけ登る。
しかしそこにはジャイの大群が待ち受けていたのだった・・・!

途中で侍が言った。
「@イン」と

途中で獣が言った。
「@スニ」と

しかし俺は言った。
「壷とロボが邪魔;;」

キックする前に本当にKILLしてしまった。
想定内の事とはいえ悪いことをした。

 

 

267 名前:既にその名前は使われています :2009/06/17(水) 17:42:39 ID:VqjJdMpM
獣がレベルダウンした後ようやくBC前についたが、
二人の死に気を使ってなのかPTに覇気がない。
いけない!これではいけない!
これでは蹴落とす価値がない!

俺「僕は、普段は恥ずかしいから言わないけれど」
俺「このLSで、みんなと出会えて本当によかった」
何故か突拍子も無く語り始める俺。

俺「みんなでなら、絶対勝てますよ。僕は信じてます」
根拠の無い戯言を言い始める!テメーは何様ですかwww

侍「勝とう」
黒「よしやるぞ!w」
忍「早く空いきてーw」
獣「これ以上レベル下げてたまるかー;;」
どうやら感動モノが好きだったらしく、急に喋りはじめるLSメン。
俺たちは今、ひとつになった!!

 

 

269 名前:既にその名前は使われています :2009/06/17(水) 17:53:25 ID:VqjJdMpM
いよいよBCに入る。
イベントが終了し、運命の戦いが始まった・・・!

まず忍者がタゲを取り、前衛は全力で攻撃する。
黒「ペットはいつ沸くの?」
となんだか不思議なことを黒が言っていたが、
俺「はやく魔法攻撃を!」
と叱られた黒はようやく落ち着きを取り戻し、
カーバンクルをしまってから精霊魔法を打ち始めた。

意外と順調に行く中、少しずつ押されていった。
そしてついには俺のMPは空になった!

 

 

272 名前:既にその名前は使われています :2009/06/17(水) 18:12:25 ID:VqjJdMpM
俺たちは全滅した。
しかし、この心地よさはなんだろう?
LSメンの奴らもも同じようで、
「こんなに熱いのは初めてだw」「惜しかったね!」
とすっかりいい雰囲気になっていた。
俺はリレイズで起き上がると、黒にレイズ2をした。

俺は座ってMPを回復させると、
テレポを唱え始めた。

 

 

288 名前:既にその名前は使われています :2009/06/17(水) 20:26:42 ID:VqjJdMpM
すまん、仕事中だったw

俺は黒を除く全員をキックした。
黒を残したらレイズされちまう!
こいつは連れて行かなくてはならない。
LS会話でなんか言ってきたので、俺はパールを投げ捨てた。

黒はなにもわからないまま突っ立っている。
死体のまま転がる4人の前でテレポホラが華麗に決まった。

黒「どうしたんですか?」
俺「なるほど、やはり気になりますか」

 

 

293 名前:既にその名前は使われています :2009/06/17(水) 20:57:20 ID:VqjJdMpM
俺「僕はね、怒ってるんですよ」
黒「ええ?」
いや別に怒ってないし怒られる筋合いも無い。
しかしその理不尽さに呆気にとられてる姿がたまらなかった。
黒「負けたからですか?」
俺「勝てると思ったんですか?」
黒「すいません;」
俺「いえ、それは僕のせいなので」
黒「キックさんは悪くないですよ」
俺「ですね」
黒「はい」

 

黒は意外にも素直ないい奴だったが少々度が過ぎるようだ

 

 

299 名前:既にその名前は使われています :2009/06/17(水) 21:30:01 ID:VqjJdMpM
そういやレイズできねぇじゃんw自分で指定しといて何やってんだw

俺「とにかく、今日はもう疲れました。落ちます」
5人は俺よりも明らかに疲れてるだろうが、構わず落ちると言い出す俺。
黒「みんな誤解してるみたいなので戻りませんか?」
俺「戻るに足らず」
黒「じゃあレイズしに行きます?」
同じだろうが!wwwどう会話がぶっ飛んだんだ・・・!?
しかし多少なりとも罪悪感を覚え始めた俺は早く切り上げたかったのは本音。
俺「わかりました、行きましょう」
黒「ありがとうです、私は先にデジョンしますね」

シューンという音と共にPTを解散した。

~fin~