9話>>362

Last-modified: 2009-07-11 (土) 13:43:26

362 :既にその名前は使われています:2009/07/09(木) 11:05:12 ID:l3Q4ov4r
自分がFFを始めたきっかけの話と妹との会話について。
登場人物は俺と妹しかいません。
ログを思い出して書いていきます。

高校を卒業してから就職したものの会社環境が合わずに体を壊してNEETに
なりました。しだいに部屋からでるのも嫌になり他人が怖くてずっと部屋に
いました。
妹の部屋は隣にあってある日妹から一本のゲームを渡されました。
それがFFでした(体験版)
妹「外でれなくて人と会話できんのやったらそれで話せ。」

取り合えず妹からゲームを受け取りダウンロードしてみました。

 

 

364 :既にその名前は使われています:2009/07/09(木) 11:10:37 ID:l3Q4ov4r
FFをインストールしたものの、特にやろうとは思わずずっとキャラが所定
位置から動かないまんま。会話相手は妹だけでした。
妹「おー FFいれたんか」
俺返し方が分からず放置していたら、妹がご丁寧にやり方を教えてくれた(チャットで

妹「あせらんくて言いからとりあえずしゃべれやぁ」
チャットだけど久々にこのとき妹といろいろしゃべりました。
それからすぐに入れなくなり一か月に一回部屋の戸の隙間からウェブマネー
がほおりこまれました。

 

 

367 :既にその名前は使われています:2009/07/09(木) 11:22:05 ID:l3Q4ov4r
何か月かして下からすごい音が聞こえた。
妹「お父さんとお母さんがケンカしとる」
内容は聞かなくても分かった。俺のことだ。
一か月に一回俺は親父から必ず殴られてた。

働け、働かないならでてけ。これが一番よく言われた言葉だった。
このときの俺はさっさと死にたいと思ってたし、死んだ方がいいと思ってた
殴り殺された方がマシだった。
自分では死ねなかった
妹「にいちゃん部屋から出れないん?」
俺「さっさと楽になりたい。」

 

 

368 :既にその名前は使われています:2009/07/09(木) 11:29:07 ID:l3Q4ov4r
妹「今までのまんまじゃいつか限界くるっしょ」
俺「そんときは樹海でもいくから安心せい」

外に出ても地獄 家の中でも地獄
もうどうでもよくなってきた。
それから妹は大学に行き。隣の部屋には誰もいなくなった。
もちろん家庭環境なんてすでに崩壊してたし、俺もさっさとみんな死ねばいい
と思ってた。
部屋へのウェブマネーの配達員がいなくなったことにより俺もFFに入らんく
なってた。
夏休みになり妹が帰って来てウェブマネーをよこされた

 

 

369 :既にその名前は使われています:2009/07/09(木) 11:37:55 ID:l3Q4ov4r
ウェブマネーを受け取ると後ろにはいろいろ書かれていた。
妹の大学のこと、今の親父とお袋の状態、あと俺についてだった。

読み終わってからキャラが消えてたのでまた作り直した。
妹「そろそろがんばろうや」
俺「考える」
妹「いつまでたってもそのままじゃかわらんやろ」
妹「昔みたくがんばれや」

それからも妹の説得は続いた。
自分がやれるこを考えた結果ずっと行ってなかったカウンセリングに行くことにした
それから徐々に外に出れるようになり、給料は安いけど夜勤の仕事に就ける
事になりました。
いろいろ失ったけど、それでも妹には感謝してる。

終わり 

思い出してたら泣きたくなったのと夜勤上がりで眠いの寝ます。
読んでくれた人ありがとう。