9話>>516

Last-modified: 2009-07-11 (土) 14:13:08

516 :既にその名前は使われています:2009/07/10(金) 23:53:06 ID:oZv3o5Qu
じゃぁちょいと面白くはないが書きます
半分懺悔です

ひょんなことからこのスレを見てFFやってみたくなった俺
どーせFFXIVもでるし、ハマってもじきにサービス終了するんでしょ?じゃぁ安心だわwwww
と、かなりFFユーザーからは顰蹙を買いそうな動機で
フリートライアルをインスコしてはじめてみた

よくわからんのでとりあえず鯖はシヴァを選択
ジョブはこのスレにあった「帯剣する魔道師」という言葉を思い出して赤にして
種族はヒュム♂、そして俺はサンドリアに生まれた

 

 

517 :516:2009/07/10(金) 23:56:09 ID:oZv3o5Qu
wikiとかで調べながらソロでコツコツすすめて、防具屋にて初めてのお買い物
防具を覗いていたら隣で装備を眺めていたガルカがつんつんつついてきた
「なんですか?」
とりあえず日本語で言ってみる
するとなにやらトレード申請、そこには俺が今から買おうとしていた装備がずらり
でも操作方法もおぼつかない俺はそのままウィンドウを閉じてしまった
ガルカから「驚き」といった感じの顔文字と
「まぁFFを楽しんでくれ、あと日本語じゃなにいってるかわかんないよ」
といったニュアンスの英文が帰ってきた
どうやら俺に装備をくれるつもりだったらしい
悪いことをしたなと思い、既にその人の姿も見えないのに
「Sorry I can't English well. I can't operate this game yet」
『ごめんなさい私上手に英語はなせません。私まだ上手にこのゲーム操作できません』
と送った。そして気づいた

「speak」が抜けていると

 

 

518 :516:2009/07/10(金) 23:59:08 ID:oZv3o5Qu
すごく恥ずかしい気分になりながら、外国人のやさしさに心が温まった
その人からは【わかりました】とだけ返ってきた

そんなこんなで西ロンフォールで兎とミミズ相手にソロで戦って
浮かんでる本とかで金と経験値を稼ぎ、サンドリアと西ロンフォールを往復していたら
サンドリアの入り口で声をかけられた

「何かお困りですか?」

そこには・・・・

・・・・誰?

 

 

519 :516:2009/07/11(土) 00:03:00 ID:oZv3o5Qu
とりあえず日本人なのはわかった

種族も性別もわからないのは、「~はあなたをじっと見つめた」をされて
俺は嫌な感じがしたので俺はその人を調べることができなかったからだ
かといって、外見でジョブやら種族が判断しきれないでいた俺は、とりあえず

名前と身長→ヒュム♀

と判断した。で、「何かお困りですか?」と聞かれたものの、自分が今何に困ってるかがわからない
金はないし、装備はないし、操作方法もイマイチだし、
お辞儀とかできないし、チャットもしないし、外の敵は強いし
とりあえず
「今いろいろ試してるところです。お気遣いありがとうございます」
とだけ返し、ちょっと話して分かれた。

 

 

520 :516:2009/07/11(土) 00:08:17 ID:lOwKjSFm
その後はINするとちょくちょくその人からtellが来るようになり
都度簡単なアドバイスをもらったりしていた
姿が見えないのにtellが来る これは何ゆえに?とか思いながら
で、Lv12くらいでもらったアドバイス

砂丘に補給しに行くといい 砂丘はLv10台の稼ぎ場所だよ

補給の意味すらわからない俺は、会話しながらwikiを調べ
話の意味を理解したところで、初めての補給クエストを受けてみた
西ロンフォールは軽くクリア。次は砂丘
ちなみにそのときは、西ロンフォールとラテーヌ高原の合間のところで
何とか戦えている状態だった。その先の砂丘なんぞ未知の領域
でも、せっかくもらったアドバイスを無碍にもできないので
とりあえずラテーヌ高原を敵の合間を縫いながら進み
地鳴りと共に襲ってくる羊に殺され、再度トライしてやっと砂丘にたどり着いた

 

 

522 :既にその名前は使われています:2009/07/11(土) 00:13:14 ID:lOwKjSFm
地図を見ると目的地は砂丘の中腹、意を決して進んでみる。
もちろん敵は全てよけて。なんとかoutpostにたどり着き補給完了

さて、じゃぁ砂丘の敵と戦ってみましょう!
手近にいた飛んでる虫に攻撃してみる

俺の攻撃→虫に1のダメージ
虫の攻撃→俺に38のダメージ

は?

意味もわからないまま俺は殺されて国に帰った
国に帰って考えてみた

稼ぎ場所って言ってもPT前提じゃね?

 

 

523 :516:2009/07/11(土) 00:17:30 ID:lOwKjSFm
それに気がついた俺はまたラテーヌ高原に出向き戦う日々を繰り返した
そして何とかラテーヌ高原を抜け砂丘へ
砂丘入り口付近で戦って、Lv21、装備はロングソード、リザード一式
入り口付近のゴブリンとかは魔法を駆使してなんとか戦えるようになった
戦闘してはヒーリングの日々だ

そんな時、英文でこんなメッセージが来た
「サポートジョブのお手伝いしましょうか?」
また親切な外国人だ・・・・おれは稚拙な英語で返信する
『ごめんなさい、英語上手に話せません。ついでに今のジョブはサポートジョブじゃなくてメインジョブです』
送って気がついた

外国人のその言葉はtellではなくshoutだと

また恥ずかしい思いをしながら戦い続けた

 

 

525 :516:2009/07/11(土) 00:23:08 ID:lOwKjSFm
そしてまたラテーヌ高原でヒュム♀さんに会う
彼女はチョコボに乗っていた
ヒュム♀>>俺「サポートジョブとらないんですか?」
俺>>ヒュム♀「砂漠の敵であっぷあっぷなんでまだ先になりそうですw」
ヒュム♀>>俺「じゃぁ後で手伝いましょうか?」
俺>>ヒュム♀「あ~、もうすぐおちなきゃいけないんで、またの機会ににおねがいします」
ヒュム♀>>俺「わかりました。がんばって!」
俺>>ヒュム♀「お気遣いありがとうございます」

彼女は颯爽と去っていった
俺はウソをついた。
俺には言いたいこと、言わなきゃいけないことがあった。でも言えなかった。

「今日で引退します。ありがとうございました」
と。

今日で14日目だった。

 

 

526 :516:2009/07/11(土) 00:25:08 ID:lOwKjSFm
はえぇぇよバカ!とでも
貧弱乙とも貧乏乙とも何とでも笑って欲しい

PT未経験、LS未加入、しゃべった日本人1人。多分FFの100分の1も楽しめてないんだろう
かといってINするのは不定期で出来る時間も1時間そこそこ
手伝ってもらってもお返しする時間もない
もしPTやLSに入ったら足を引っ張りたくないから俺は廃プレイヤーへの道へ進むだろう
でも廃プレイヤーになったら今度は細かいことでイライラするようになるのは目に見えてる
同じ過ちは繰り返したくない
だからLSには入れない、PTも同じ

 

 

527 :516:2009/07/11(土) 00:28:42 ID:lOwKjSFm
気にかけてくれたヒュム♀さんには感謝してる
最後にお礼を言いたかった。でも言えなかった。俺ヘタレすぎる。
だってフリートライアル終わりなんでやめますなんていえないじゃん

そして昨日PTでもないのに通りすがりで戦闘終わるまでケアルし続けてくれたタルさん
道行く先でケアルくれた人、プロテスくれた人
FFの面白さを教えてくれたスレ住人、投稿者達にも感謝してる

でも今日で終わりにします。長いヴァナの歴史にこんなヘッポコがいたと笑ってください
中途半端な気持ちで始めるんじゃなかったよ。でも楽しかったです

ありがとう、さようなら。みんな良いヴァナ生活を!!