9話>>560

Last-modified: 2009-07-14 (火) 10:12:53

560 :既にその名前は使われています:2009/07/11(土) 14:08:59 ID:c7K7a82L
UchinoLSは最大15人くらいの小規模LSでした。
♂ばかりの中、私は紅一点。
姫プレイなどする気もなく、まずは自分で動くのが基本です。
LSイベントの考案から仕切りまで、すべて進んでやっていました。
みなに感謝され、わたしは「それほどでもない」と謙虚でした。
その上、下ネタにも対応できる。
私は何て出来る女なんだ、毎日心の中で自画自賛しておりました。

ある日、LSメンが一人のミスラを連れてきました。
まだ初心者らしく、サポもない状態。
女らしい顔文字多用し、人懐っこい人でした。
なぜかイラッとした。
でもその感情には気づかないふりをした。

 

 

562 :560:2009/07/11(土) 14:44:25 ID:c7K7a82L
その後も一人じゃ何もできない、動かない
下調べなしで手伝いを頼む姿勢に
イライラしつつも、私はその感情を無視していた。
この私が嫉妬などあるはずがない。
むしろ優しくアドバイスし、手伝いも率先して名乗り出た。
いつしかLSはその猫中心に動いていた。
チヤホヤされている猫を、姉御肌で見守る私かっこいい
そうだ、これが私だ。
半年くらい過ぎ、猫は立派な姫になった。
私はそろそろ自分の気持ちに気づいていた。
LSが私中心に動いていない、すっかりお母さん的ポジションな私。
嗚呼チヤホヤしてほしいっ
何なのっこの気持ち

 

 

565 :560:2009/07/11(土) 15:01:39 ID:c7K7a82L
どうしたら昔のように戻れるか。
結論は姫を排除する事だった。
もんもんとした気持ちを抱きながら
私は野良PTに入った。
そのPTに初心者らしきヒュム♀がいた。
話し方も可愛らしく気立ての良い娘じゃった。
ひらめいたぞ。
ヒュム♀をLSに誘った。
ヒュム♀はすでにLPをつけていたが、
たまにでいいからと半ば強引に渡した。
フレ登録も済ませ、手伝いやら雑談を積極的にしていると
いつしかLSにもよく顔を出すようになった。
私は猫にしたように、ヒュム♀を甘やかした。
LSメんも面倒見のよい人が多く、ヒュム♀も立派な姫になった。

 

 

568 :560:2009/07/11(土) 15:18:51 ID:c7K7a82L
猫がだんだん無口になったり、気を引こうとする様子が
たまらなくおかしかった。
さぁHimeVSHimeの始まりだっ!!
しかし思った程、表面上にでてこない。
これでは盛り上がらないじゃないの。
ひらめいた。
私は鯖スレにヒュムHimeの悪口を書いた。
ヒュム♀は思った通り、猫の仕業だと思っている。
今度は猫がアイテム取り逃げネカマと捏造されていた。
これは私ではない。ヒュム♀だろう。
そうなると話は早い。
二人はLSから出て行った。
私には出て行っても仲良くしてね、と言い残して。

 

 

575 :560:2009/07/11(土) 15:44:20 ID:c7K7a82L
これで私は元に戻れる。
あの居心地の良い場所へ。
ところが私の知らぬところでhime派閥ができていた。
それぞれのhimeについてLSを抜けていった。
抜けても仲良くしてね、と言い残して。
私はやりきった感から、あまり行動を起こさなくなっていた。
LSメンの手伝い程度で、だらだら過ごしていた。
いつしか私と半引退のリダしかいなくなっていた
私はなんて愚か者なんだ
反省していると、himeから楽しそうな報告Tellがきた。
そして私もこちらのLSに入らないか、と。
こんな私に声をかけてくれるの?
とでも思うと思ったら大間違いだ
私は楽しそうなhimeが許せなかった。
またしても私の嫉妬の炎が燃え盛った。
私はリアルの都合で引退する、と告げて
新キャラを作った。

 

 

581 :560:2009/07/11(土) 16:02:07 ID:c7K7a82L
今度は私がhimeよ
今に見ていろ、himeの座は私がいただく。
新規なフリしてhime側近に近づいた。
彼は元LSが一緒だから、嗜好もわかっている。
himeはサック化していなかったらしく
LSにはすぐには入れてもらえなかったが
側近のフレという事で、何とか入れてもらう事に成功した。
初めは大人しく、himeをおだてて気にいってもらえるようにした。
私は下調べなどしっかりしつつ、基本手伝いを頼まない
それでいて甘えん坊でチャットが遅く、よく迷子になり
天然発言もばっちりなキャラを作りあげた。
まずは側近が落ちた。

 

 

587 :560:2009/07/11(土) 16:22:51 ID:c7K7a82L
himeはもちろん気に食わないであろう。
私が挨拶しても無視するようになった。
嗚呼おかしくてたまらない。
LSはだんだん私中心になった。
しかも私がhimeよ。
私はアイテムも貢がれ、チヤホヤされた。
これが私の求めていた楽園。
himeはもう私の敵ではない。
himeがパールを割ったので、新しく側近に立ち上げてもらった。
側近はより大きくしたいと、全員サック化した。
私は正直嫌だったが、そんな事は言えない。
嫌な予感は的中して、新しく♀キャラが入ってきた。
自称サバサバ女だ。
ふざけんな、サバサバなんてありえないし。
元サバサバ系な私は知っている。

 

 

589 :560:2009/07/11(土) 16:29:20 ID:c7K7a82L
それからまた私の嫉妬の炎は燃え盛って
燃えカスになるまでの話までしたかったけど
出かける時間になりました。
タッキーの話読んで、私もそうだったと書き込みました。
オフには繋がらないようにしていたので神展開はありませんが
読んでいただいてありがとう。
himeちゃん達ごめんなさい。自分きもっ★ミ

 

 

701 :560 :2009/07/12(日) 23:27:19 ID:a7oqTxIo
私も消化不良にて、最後まで話させていただきます。

サバ女はネ実臭の漂うしゃべりで、
あっという間にLSの中心人物に上り詰めた。
ネタキャラなんか作って、何てしたたかな女。
ある日インすると、LSにはサバ女しかいなかった。
サバ女とは挨拶しか交わさなかった。
ほらみなさい。普段の饒舌な貴女はどこいったの?
リストを見ると、サバ女PT組んでやがる。
私が一人合成をしているのに、何してるの?
それからというもの、私はサバ女のフレの洗出しに精をだした。
一番仲の良さそうなフレを特定し、それとなく近づいた。
サバフレに構いすぎて、従者がぶつぶつ言っていたがうるさい気が散る。
数ヶ月もすると、サバ女気がついた。
「もしかしてサバフレさんと私さんってフレ?w」
「えっ、サバ女さんも知ってるの?ヴァナは狭いね^^」

 

 

703 :560 :2009/07/12(日) 23:41:42 ID:a7oqTxIo
その後サバフレをLSに招き入れた。
ある日、私とサバ女とサバフレ、従者の4人で
@ワEMNに行くことになった。
私は山登り3合目くらいで落ちると決めていた。
私/p ごめんね;;
従者/p 私ちゃん一人で遭難させないっ(落下
サバフレ/p 待て、俺が行く(落下
サバ女/tell私 ねぇ、わざとでしょ?
私はゾクゾクした。これを待っていたのよ。

 

 

710 :560 :2009/07/12(日) 23:54:39 ID:a7oqTxIo
私>>>サバ女 えっ;
サバ<<<私 しらばっくれないでよwマジうざいしww
私/p サバさん怒らないで;;
2人/p え?どかした?
私/p ごば;
サバ/p ちょっと2人ともいい加減気づけよww
    こいつ絶対ネカマだってばwwww
私/p 私の言動が気に入らないのなら、謝ります;;
   本当にごめんなさい;;
従者/p サバ女さん落ち着いて;
サバフレ/p 私ちゃんにそんな事言うなよ

またしても私の勝ちね。
もっと楽しませてよ。

 

 

712 :560 :2009/07/13(月) 00:03:36 ID:uC50YdKo
そう思ったのもつかの間、
サバ女は証拠をみせろ、と言い出した。
証拠・・・・?どうやって?
アドレス晒すから写メよこせ、と
2人はそこまでしなくても、と言いつつ
私の素顔に興味があったのだろう。
見せたらサバ女さんも納得するよ、と言い出した。
ふっ、いいだろう。私は自分の容姿には少なからず自信があった。
高校の時、男子のやる女子番付ではいつも上位だった。
鏡の前に座った。
あれ。この人だれ?
そこには顔がやつれ、肌もガサガサで眉毛もぼうぼう
あっ小じわまで
私は回線を抜いた。

 

 

716 :560 :2009/07/13(月) 00:17:16 ID:uC50YdKo
私はこの数年間一体何を?
そういえばリアル友達としばらく連絡とってないな。
メールしてみよう。>送信できませんでした。
あれ、同僚と飲みいかなくなったな。>いつも断るじゃん。
彼氏と別れてからFF始めたんだっけ・・・>5年前。
いつの間にかリアルぼっちじゃん。
しかもhimeとか幻想抱いちゃってワロス。
今思えば相当病んでいたと思います。
自分の中にそういった願望があるとわかり怖くなりました。
人の気持ちも考えず、自分だけの楽園を求めて
がむしゃらだった数年間。
かかわった皆様本当にごめんなさい。

読んでいただいた皆様もありがとう。