15話>>540

Last-modified: 2009-10-23 (金) 12:38:45

540 名前:212[] 投稿日:2009/10/20(火) 20:50:04 ID:JFzYEYVF
>>212です。 F4さん、乙です。一瞬関係者がポップしたかとドキドキしてしまったです。
Aの変貌もF4さんのように何か理由があったのかもしれないですね。
先回の投下の際あまりにも話が長くなってしまう故割愛しました
ワラバナエピソードを再び投下させていただきたいと思います。
どうか鳥肌たてながら笑いとばしてやってくださいまし。
 
登場人物
 
私 ヒュム♀F8(筋金入りのヒュム♂F4萌えプレイヤー)
B ヒュム♂F4 ナイト(私の操るヒュム♀F8たんのヴァナ彼。清く正しいお付き合い。)
D ヒュム♂F4金髪
E ヒュム♂F4白魔
ひゅむ子たん ヒュム♀F4金髪(私のフレンド)
シフ猫たん ミスラ(元固定PTメンバー)


541 名前:212[] 投稿日:2009/10/20(火) 20:52:09 ID:JFzYEYVF
※>>212とこれから投下するお話はヒュム♂F4使いの皆様をおとしめる意図のものではありません。
当時自分自身のキモさにまったく無自覚であった私のキャラ萌えプレイにより
類友の法則にのっとって引き寄せられてきてしまった変人さん
または、私とかかわったがために変態心理を引き出されてしまった(かもしれない)
ごくごく普通だった(かもしれない)人たちとの笑い話にしたいエピソードです。
 
私は筋金入りのヒュム♂F4萌えプレイヤーだった。
私の操るヒュム♀F8たんにはBというヒュム♂F4のヴァナ彼がいた。
Bとはお互いのリアル話もエロトークも一切無しの清く正しいお付き合い。
 
た だ し
 
私はBのグラ&私の操るヒュム♀F8たんとの2ショットに萌え
Bは私の操るヒュム♀F8たんの話し方に萌えるというキモい絆で結ばれていた。


543 名前:212[] 投稿日:2009/10/20(火) 20:54:16 ID:JFzYEYVF
あ、かぶってしまた。ごめんなさい。また出直します。
>>537さん支援!


548 名前:212[] 投稿日:2009/10/20(火) 21:44:03 ID:JFzYEYVF
>>537さん乙です。面白い企画を考える人がいるものですね。
笑わせてもらいました。ありがとう!
では>>541の続きを。
 
ある日船に乗ろうとチョコボでマウラに向かっていたところ
私はブブリムでゴブに殺られる寸前のヒュム♂F4金髪(以下D)を発見した。
颯爽とチョコボを飛び降りDにケアルとプロテスをかける私の操るヒュム♀F8たん。
もうケアルしなくてもなんとか勝てそうだ。
それまであまり間近で見たことのなかったヒュム♂F4金髪の激写チャンスだったが
船の時間も迫っており私の本命はあくまでも茶髪であったため
まいっかと応援エモだけしてすぐにその場を走り去った。
船に乗った後Dからtellが届いた。
 
D「ありがとう!助かったよ。^^」
私「いえいえ~^^」
 
たったこれだけのやりとりだった。


549 名前:212[] 投稿日:2009/10/20(火) 21:45:26 ID:JFzYEYVF
この頃の私はマップで見たとおりに移動するのがまだとてもヘタクソで
目的地に着く前に時間切れでチョコボから放り出されるようなことが度々あった。
この日もジャグナーで迷いチョコボから放り出されて徒歩でウロウロしていた。
すると前方からチョコボに乗ったDがやって来た。そして私の目の前まで来るなりDはチョコボを降りた。
ブブリムで会った時とは違いかなり高レベルだった。
 
D「俺のこと覚えてる?」
Dの名前は有名なアニメの登場人物と同じだったのでよく覚えていた。
私「うん~ブブリムで会ったよね。」
D「何してるの?」
私「えっとジュノに行きたいんだけどいろいろ迷っちゃってね
  チョコボに見捨てられちゃってウロウロしてたとこ~。」
 
後から思えばこの物言いが災いを呼んだのだった。ヴァナには迷子スキルという隠れたスキルが存在し
その迷子スキル青萌えというジャンルがあることを当時の私は全く知らなかった。


551 名前:212[] 投稿日:2009/10/20(火) 21:47:35 ID:JFzYEYVF
D「うはw可愛いねwジュノまで一緒に行こう。ついといでw」
 
え、ありがたいけどあなた今ジュノの方から来たような。まいっか。貴重な金髪との接近機会。
激写させてもらおう。こうして私はDにジュノまで送ってもらったのだった。
そしてこの日以来ログインすると必ずと言っていいほどDからtellが届くようになった。
フレ登録してないのにログインすると待ち構えたようにtellしてくるD。
常に/sea allでサーチされまくってる気がして少々気味が悪かったが毎回「よっ!何してる?」とか何とか言ってくるだけで
「今からフレとレベル上げするよ。」(この頃の私はたいてい誰かとPTを組んで遊んでいた。)などと返事をすれば
その後は音沙汰なしになるので特に困った事もなく時は過ぎていった。
しかしその出来事はある日バタリアで1人まったり釣りをしていた時に起こった。
Dはいきなり無言で私をPTに誘ってきた。
突然の無言誘いにひくもののバシっと断るのも悪い気がするし何の用だか気にもなったのでとりあえずPTに入ってみた。


552 名前:212[] 投稿日:2009/10/20(火) 21:48:52 ID:JFzYEYVF
D「よっ!やっと1人のとこつかまえたw」
私「こんばんは^^どうしたのー?」
D「ねーねー俺のLSに入らない?」
私「誘ってくれてありがとう。でもごめんね私今のLS気に入ってるの。」
D「つけなくてもいいからもらってよw」
私「う~ん、つけないのにもらっちゃ悪いしごめんね。」
D「いいからいいからw」
 
そんなやりとりをしているうちに目の前にDがやってきた。
 
D「無理強いしちゃ悪いね、まぁいいよ。あのさー<私>さんの太ももの写真欲しいな~w」
 
え、そのためにわざわざPT組んでこんなとこまで来たのか。
そんなもんそこら辺にいるカスタムパンツで歩き回ってる
ヒュム♀の太ももでもこっそり激写したらいいじゃないの。
 
D「これ俺の携帯アドレ(以下ry)ここに送ってw
パンツも写ってると嬉しいな。出来たら顔の写真つきでお願いw」


553 名前:212[] 投稿日:2009/10/20(火) 21:50:38 ID:JFzYEYVF
ひぃ(・_・;)(・_・;)(・_・;)
F8たんのじゃなくて私の????
ぱぱぱぱぱp ぱんつ?
 
いつも一緒に遊んでるフレにどんな人か気になるから良かったら写メール送ってもらってもいいですか?
くらいなら心情的にはまぁ理解もできるが、そう付き合いもないのにいきなり太もも写真ちょうだいって。
しかも出来たら顔もちょうだいってお前にとって顔は太もものオマケなのですか。そうなんですか。
 
・・・やつは変人だ。これ以上かかわってはいけない。
ヴァナで初めて経験するいきなりのエロ画像クレクレ発言にパニクッた私はとっさに回線を引っこ抜いた。
それから数日後私がログインするとDからtellが来た。
 
D「よっ!回線の調子でも悪かったの?w」
 
Dはあの日私が本当に回線落ちしたと思っているようだった。


554 名前:212[] 投稿日:2009/10/20(火) 21:51:41 ID:JFzYEYVF
D「今何してるのかなw」
 
もう無視だ無視。私は無視した。
 
D「りせきしてるのかなw」
D「ねえねえもしかして照れてるの?w」
D「念のためもう一度俺の携帯アドレ(ry」
 
ひつこいんだよ。無視されてるって気づけ。
おまえのような不届き者は
せみ・らっふぃーーーな様の聖なる弓で股間乱れ打ちされろ。
 
Dのポジティブシンキングぶりはすさまじくそれから数日間ほぼログインごとにtellしてきた。
しかし私が無視し続けているうちにあきらめたようでとりあえずは平和になった。
 
私はヤキモチ妬きのBにはこの一連の出来事は一切話していなかった。
あまりにインパクトの強い出来事だったので誰かに話したくて仕方なかったが
どういう流れでBの耳に入ってしまうかわからないので自分の胸に閉まっておくことにした。


555 名前:212[] 投稿日:2009/10/20(火) 21:52:56 ID:JFzYEYVF
しかしある日Bを含むLSメンバーたちとBCへ行ったところDと出くわしてしまった。
Dは私に向かって手を降ってきたが無視を決め込んでいると今度はつついてきた。
間髪入れずにBからtellがくる。
 
B>>私:<私>さんあいつと知り合いなの?
 
何度も何度もつついてくるD
 
B>>私:なんであいつにこんなに絡まれるの。どういうこと?あいつとどういう関係なの?
 
案の定ワーワー騒ぎだすB。同時にLSメンバーたちも騒ぎだした。
LSメンバー「うあー<私>さんもあいつに粘着されてるの?御愁傷様(∋_∈)」
え、私さん「も」??。
どうやらDは手当たり次第に女性キャラに粘着し携帯アドレスの交換をしつこく迫ったり
PTで自分の思うようにならないとキレて酷い暴言を吐くということで
鯖掲示板に晒されている有名人とのことだった。


557 名前:212[] 投稿日:2009/10/20(火) 21:54:37 ID:JFzYEYVF
Bのマシンガンtellを鎮めることと
Dの噂話で盛り上がるPTやLS会話への参加の両立にアタフタしていると
BはDをバシッと叩いたというログが流れた。ひー、そんなやヴぁめな人にケンカ売らないでーーー
巻き添えであなたと私まで鯖掲示板とやらに晒されて有名人になっちゃったらどうするのー
やめてやめてやめてーーーー私の心配をよそにDは照れてみせたとかなんとかいうような
謎リアクションなログが流れた後DのPTはBCに突入して消えていった。
 
Bは自分たちのBCが終わった後もまだブツブツ言っていた。
どこでDと知り合ったの?いつから粘着されてたの?俺と二股かけてたの?
Dについて画面まっピンクにして細かく追及してくるB。
この様子ではジャグナーでの出来事やパンツ画像を要求されたなんてことまで答えた日には
そういうものを要求されるような関係だったのか、
隙があるからそういう目にあうんだなどなどBから軽く1時間はねちねち説教くらうに違いない。
私はDには少し前に一度辻プロ&ケアルをして二言三言挨拶かわしただけだということで通した。
こうしてBから言い渡さされている私の禁止行動項目に辻プロ辻ケアル禁止が加わった。


558 名前:212[] 投稿日:2009/10/20(火) 21:56:13 ID:JFzYEYVF
当時の私は自宅から近いとあるレストランのランチタイムにアルバイトをしていた。
朝、夫を送り出し朝の家事が終わるのが大体10時ちょい前
その後FFに15分程ログインし競売をチェックするのが日課となっていた。
そしてその時間帯にBはヴァナにはいなかった。
 
Dとの一件の後Bの私に対する束縛は一段と強くなりストレスマッハになってきた私は
朝の競売チェックの後に釣りや素材狩りをして一人の時間も楽しむようになった。
 
朝のログイン時間を長くして数日した頃あるフレンドからtellがきた。
私が一番最初に所属していたLSにいたひゅむ子たん(ヒュム♀F4金髪)だった。
ひゅむ子たんは天真爛漫かつ天然っ子でチャット大好っき子だった。
彼女と私はチャットもいっぱいし結構仲良しだったのだが
彼女はある日から突然ログインしてこなくなった。
別のオンラインゲームを始めたらしいとの噂がその当時のLSで囁かれていた。


561 名前:212[] 投稿日:2009/10/20(火) 22:06:08 ID:JFzYEYVF
ひゅむ子「<私>たん!お久さ~~!w」
私「わーーー!ひゅむ子たん!お久しぶり~~^^」
 
やはりひゅむ子はリアルフレンドに誘われて別のオンラインゲームをしていたが
ここ1ヶ月くらい前からFFにも時々ログインするようになったとのことだった。
ひゅむ子のヴァナ出没時間はリアルの都合で昼間のみらしかった。
久々の再開に盛り上がる私とひゅむ子。
 
ひゅむ子「実は<私>たんが朝ログインしてたの知ってたんだ~。
声かけたかったけど私黙ってログインやめちゃったでしょ。
声かける勇気を振り絞ってるうちに<私>たん落ちちゃうから声かけられなかったの。
でも最近朝ずっといるでしょ?今日は勇気を出して声かけたんだ~えへへ^^」
 
もーひゅむ子可愛いなぁ。
私がひゅむ子のログインに気づいてたらこっちから声をかけたのに。
ひゅむ子はフレンドリストをオフにしていたので私は気がつかなかったのだった。


562 名前:212[] 投稿日:2009/10/20(火) 22:08:04 ID:JFzYEYVF
それからというもの平日の10時ちょいまえから11時ちょい過ぎまで
私とひゅむ子は毎朝一緒に釣りしたり素材狩りしたりして遊ぶようになった。
お互い自分自身に関するリアル話は一切しなかったが
どこどこのコンビニのデザートが美味しいだの今やってるこのドラマが面白いだの
いろいろな話で盛り上がった。
 
ひゅむ子「ねぇねぇ女キャラ使ってると時々へんな人に絡まれない?(T-T)」
私「えーひゅむ子たんもーー?私も少し前にね辻プロしたら(以下ry」
 
そんなヴァナで出会った変な人との話でも大いに盛り上がった。
私はこんな楽しい日々がずっと続くといいなと思っていた。
しかしある時ひゅむ子がサラリとカミングアウトした。
 
ひゅむ子「私実は男なんだ~。驚いた?<私>たん黙っててごめんね;;」
 
私も一度はヒュム♂F4でプレイしようとした身。
キャラと中の人の性別が違うこと自体には驚きはしないが
ひゅむ子の今までの完璧なヒュム♀なりきりプレイには驚くと共に感心していた。


565 名前:212[] 投稿日:2009/10/20(火) 22:11:21 ID:JFzYEYVF
キャラの性別と操る人の性別の相違はこの際まったく問題ではない。
私にとって問題なのは何故今になって突然カミングアウトする気になったのかということだ。
私の危惧したとおりひゅむ子はこの日からさりげに私のリアルを聞き出そうとしてきた。
ただリアルを聞き出そうとするだけならまだ良い。ハッキリとは言わないのだが
言葉の端々から推察するに私に会いにくる気まんなんなのは明らかだった。
 
私には昔結婚している事実を話したとたんに疎遠にされてしまったフレンドAがいた。
ひゅむ子からは別に好きと告白されたわけでもないのにこう考えるのは自意識過剰だが
実は結婚してるとか告げたとたんにAのように手のひら返したように去っていかれるかもしれない。
私は平日の朝のひゅむ子とのヴァナタイムを気に入っており
なんとか事実を告げずにあきらめてもらう方法はないかとあれこれ試してみたが
ひゅむ子はあきらめなかった。
 
仕方なく私は事実を告げる事にした。
これでひゅむ子との朝の憩いタイムも終わりになるかもしれないと思うとプチ憂鬱で
なかなかログインできずいつもより20分ほどログインが遅くなった。
私がログインするといつも「<私>たん!おっはよ~~!」と元気に迎えてくれるひゅむ子だがこの日は違った。


567 名前:212[] 投稿日:2009/10/20(火) 22:13:11 ID:JFzYEYVF
ひゅむ子「遅い!!!!!!!」
 
(うっ コワィ!)
 
ひゅむ子「俺からそうやってフェイドアウトしていくつもり?!」
ひゅむ子「俺が男だとわかったとたんに離れようとするなんて<私>さん冷たいよ!」
ひゅむ子「それに俺知ってるんだからね!<私>さん夜Bっていう男といつも一緒にいるだろ!」
 
ひー、夜ログインして黙って監視してたのか。
てか、一人称俺になってキレてる・・・。
てか、何か事情があってやもえずログイン遅れたとかそういう発想はないのか。
もともとそんなに懐の深いほうではない私はキレた男をなだめるキャパは
Dの事件の時にBのためにすっからかんに使い果たしており
なだめキャパ只今充電中の私にひゅむ子を上手になだめる余力はなかった。


568 名前:212[] 投稿日:2009/10/20(火) 22:15:35 ID:JFzYEYVF
私「ひゅむ子たんあのね、私とひゅむ子たんはそんなことで喧嘩しなくちゃならない種類の仲じゃないよね。
そんな風にキレられる覚えはないよ。私はヴァナでの天真爛漫なひゅむ子ちゃんが大好きだった。
楽しく出来ないならもう一緒には遊べない。今後どうするか頭冷やしてよく考えてみて。」
 
私はそのまま落ちた。その日以来ひゅむ子は朝ログインしてこなくなった。
一週間待ってみたがやはりログインはしてない様子だ。
なんとも後味の悪い終わり方だ。
こんなことになるのならはっきり事実を告げAのように去られたほうが100倍は良かった。
私の朝のログインタイムは再び競売をチェックするだけのものに戻った。
今でもひゅむ子とのこの件を思い出すと胸がもにょもにょする。


571 名前:212[] 投稿日:2009/10/20(火) 22:30:12 ID:JFzYEYVF
私はウィンダスに調理ギルドお買いもの係の倉庫を持っていた。
バス(トゥーク)ミッションで萌えたヒュム♀F2黒ポニあやめたんフェイスだ。
 
時々無性に誰も知り合いがいないところでひっそりプレイをしたくなる私は
時々この黒ポニでサルタでウサギや蜂をつついていた。
黒ポニたんの戦闘時の「プギャッ!ヒギャッ!」とかいう声はあまり好きでなかったが
倉庫キャラだし特に思い入れもないからこの際気にしない。
 
POLでハンドルネームの関連付けを本体のF8たんのハンドルネームとは切りはなしていたので
F8たんのフレンドたちにはバレることはない。(はず。)
少しレベルがあがるとワイルドオニオン目当てでゴブをつついたりもした。
サルタパルタの風景とのんびりまったりしたBGMに私はとても癒された。
 
レベルいくつの時だか記憶が定かでないが
ある日ミッションをやろうと思い立ちホルトト遺跡に行き玉ねぎ欲しさもあり
ゴブをつついていたところリンクし死にそうになった。まぁ黒ポニたんは倉庫だし死んでも気にしない。
もう死ぬーというその時どこかからケアルが飛んできた。


573 名前:212[] 投稿日:2009/10/20(火) 22:31:50 ID:JFzYEYVF
高レベルのヒュム♂F4白魔だった。(以下E)
もともとヒュム♂F4白魔スキーな私はすかさず激写した。(キモくてすみません。
 
私「どうもありがと~!助かりましたw」
 
私はBに禁止されていた「w」を使ってみた。ちょっと気持ちよかった。
 
E「そんなレベルでここでゴブつついてたら危ないよw」
 
Eは私を初心者だと思ったらしい。そしてミッションしにきたことを話すとゴブを掃除してくれると言う。
なんて親切な人なんだ。多少迷いもしたがヒュム♂F4の魅力には抗えないこともあり素直にお願いすることにした。
しかしDとの事件により用心深くなっていた私はEに既婚者あっぴーるをした。
 
「でも夫が帰ってきたらログアウトしなくちゃいけないので途中になってしまったらごめんなさい。」
 
いきなりこんな事言い出すなんて変な人とも思われただろうが
むしろ変な人と思われた方がいいのだ。どうせ倉庫キャラだしかまやしない。


576 名前:212[] 投稿日:2009/10/20(火) 22:49:02 ID:JFzYEYVF
ひ、今の今までサルタ「パ」ルタと思ってました。訂正&支援ありがとうございます。
 
いきなりこんな事言い出すなんて変な人とも思われただろうが
むしろ変な人と思われた方がいいのだ。どうせ倉庫キャラだしかまやしない。
そしてそれはEとPTを組んで10分ほどたった頃だっただろうか
Eから派手な記号で飾られたセリフが飛び出した。
 
E「★☆人★☆妻★☆天★☆国★☆ヒャッハーーー」
 
私は画面のこっちで吹き出してしまった。
 
E「ミス;;」
私「あははwLS会話かな?」
E「ごめんごめんLSで人妻さんと一緒にPT組んでるって言ったら盛り上がっちゃってさーw」
 
あまりにあっけらかんと明るいゴバクだったので私は気にしなかった。
むしろお腹が痛くなるほど笑ってしまった。Eはエロいゴバクばかり繰り返した。


577 名前:212[] 投稿日:2009/10/20(火) 22:52:23 ID:JFzYEYVF
E「見た目は干しぶどう♪つまんだり舌で転がすとあんあん可愛い音を出すものはなーーんだ?」
E「みす;;ごめんね、今LSでなぞなぞ大会やってて。」
 
どんななぞなぞ大会ですか。
 
E「栗は栗でもつまんだり舌で転がすとあんあん可愛い音を出す栗はなーーんだ?」
E「みす;;」
 
男性ばかりのLSなのかな?まぁ男性ばっかり集まればそんなものだろうな。ミッションを無事終え私はEと別れた。しかし別れてしばらくたつとあのゴバクの数々はわざとだったんじゃないのかという疑惑が沸き起こってきた。
いや、最初は本当にゴバクだったんだろうがそれに私が動じなかったのでエロゴバクを繰り返して楽しんでたんじゃ…。
 
Eのゴバクの真相は闇の中だが、私はDやひゅむ子やEとの出来事を経験し
私のリアルを追求しない、会おうとも言い出さない、エロキモ発言もしてこない
ただただ単純に一緒に萌えを共有しながら一緒にFFをプレイできるBの存在のありがたさを痛感したのだった。
やきもちでキレるくらい可愛いもんだよね、Bをもっと大切にしなければ。
のちにそのBが私にヒュム♂F4萌えプレイを放棄させるほどのラスボスキャラに成長しようとは
この時の私は知るよしもなかった。


579 名前:212[] 投稿日:2009/10/20(火) 22:55:54 ID:JFzYEYVF
Bラスボス化&引退後オフ事件ののち私はヒュム♂F4萌えプレイを放棄した。
そしてそれまでヴァナで多くのことを学習した私は必ずソロか大勢かのどちらかで遊ぶようになっていた。

ずっと二人っきりで一緒に楽しく遊んでいたら相手のリアルが気になってくるのは自然のこと。
私はソロよりも大勢よりも親しい2~4人くらいでチャットしながら遊ぶのが好きだが
私のようなゲーム内の付き合いはゲーム内だけで留めておきたい人間は
きっと特定の人物と少人数で親密に遊びすぎてはいけないのだ。

そんな理由でLSイベント以外はソロ行動メインになった私にマメにtellをしてきてくれるシフ猫たんがいた。
シフ猫たんはBを含むレベル上げ&ジラートミッションの固定PTのメンバーであり
私がBと知り合うよりもずっと以前からBとフレンドだった人だ。
とても可愛いらしい天然猫たんでLSの皆から可愛がられていた。


581 名前:212[] 投稿日:2009/10/20(火) 23:08:32 ID:JFzYEYVF
その後A変貌事件が勃発し自分のそれまでのプレイに自己嫌悪を感じ引退を考えはじめていたそんなある日
私はシフ猫たんにテレポを頼まれ二人でPTを組んだ。

猫「<私>たん、Bとは今も連絡とりあってる?」
私「ううん~。もうとってないよ。」
猫「そっかー。B今頃どうしてるかな。私実は昔Bのこと好きだったんだ。」
猫「なのにBったら<私>さんにベッタリでさーー。
私<私>たんに妬けちゃってさー、昔時々無視したりしちゃてごめんね;;」

ひーそうだったの!いや無視されてたなんてちっとも知らなかった!

私「え、無視?全然気がつかなかったよ~~。気にしないで^^」

じぇらっしーでキレて画面まっピンクにするBや、ラスボス化した後のBのことを知るのはきっと私のみ。
それさえのぞけばBは優しくて気配りがあって本当にいいやつだった。
世の中知らないほうが幸せなことがある。シフ猫たん君は幸せだ。


582 名前:212[] 投稿日:2009/10/20(火) 23:12:22 ID:JFzYEYVF
しかし話していると話の流れがおかしな方に。
 
猫「Bはなんでそんなに<私>さんがいいのって思って私いつも<私>さんのこと観察してたんだ~」
猫「私さんってね、ほっとけないていうかなんていうか」
猫「最近ずっと一人でいるでしょ。私なんだか苦しくて;;」
猫「あのさー間違ってたらごめんね<私>さんって勇者フェイスが好きなんでしょ。」
 
うは、ばれてる。
 
猫「私<私>さんのために勇者フェイス育てる!手伝ってね!」
 
ひーーこの流れはいったい…
 
猫「実は私男(以下ry」
 
わーわーーわーーーわーー何もきこえなーーーーい
わーーわーー何も見えなーーーーーーーいわーーわーーわーーー
どーーーーしてこうなるのーーーーーーーーーーー


583 名前:212[] 投稿日:2009/10/20(火) 23:14:36 ID:JFzYEYVF
こうして私の引退の決意はしっかり固まったのだった。
 
吐き出しきりました。
以上私がヴァナで経験したウソのようなホントの話です。
 
お口直しに最後に楽しいエピソードも。
引退を決めた私はLSも一緒でフレンドの樽っ子とチャットしていた。
この樽っこはマゲ樽だが実はリアル女の子。一部の人以外にその事実は伏せられていた。
樽っこにヴァナでやり残したことは無いかと聞かれ
自分以外全員樽っこPTで保母さんプレイをしてみたかったと本気だが冗談っぽく話した。
 
樽っこ「<私>たん、僕にまかせて!とりあえずまとめて時間とれる日時を教えて!」
 
翌日樽っこからメッセージが届いていた。
ログイン日時と集合場所と、ある召還獣の音叉をとっておくようにとのメッセージだった。
指定の日時に待ち合わせ場所に行ってみるとそこにはタルタルがわらわら集っていた。
樽っこが知り合いのタルタルさんを集めてくれたのだ。
さっそく樽っこにPTに誘われる。


584 名前:212[] 投稿日:2009/10/20(火) 23:16:32 ID:JFzYEYVF
樽っこ「わーい、せんせいきたぁーー」
タルA「せんせーーい、ばななはおやつにはいりましゅかー」
タルB「せんせーーいよろしくでーーす」
タルC「せんせーーい りんごもおやつにはいりますかー」
タルD「わーい、わーい しぇんせいだーー」
タルE「しぇんせーい、しぇんせいのきょうのぱんつはなにいろーー」


ひぃいいいいいい、何この萌え萌えしちゅえーーしょんはっ!
樽っこよ、ありがとおおおおお ありがとおおおおおお!
 
私「はーいみんなー ばななもりんごもおやつと許可します!」
 「今日はみんなはぐれないようにしっかり先生に着いてきてねーー」


588 名前:212[] 投稿日:2009/10/20(火) 23:22:58 ID:JFzYEYVF
タルA「あーーーい!」
樽っこ「せんせいそっちはちがうよーこっちだよーー」
私「さすがしっかりものの樽っこたん!はなまるあげます!」
タルB「せんせいーーおしっこーーー」
私「タルBたんトイレはすませときなさいってせんせい言ったでしょ
せんせいの背中にしっかりくっつけてといれってらっしゃい」
タルC「せんせーーい りんごたべていいですかー」
タルD「ボクもしぇんせいにくっつけるーー」
タルE「しぇんせいのおっぱいさわっていいですかーー」
 
こうして樽っこのおかげで引退前に
遠足で園児を引率する保母さんプレイを思いっきり楽しむことが出来た。
引退後ヴァナのすべてを忘れたかった私はキャラを削除し
ディスクとIDやパスワードの控えを処分した。PS2も処分した。
PCの送ってあったスクリーンショットのほとんども処分した。
しかしこの時みんなでとった写真は今も大切にしているのであった。
支援くださった皆様、長々とここまで読んで下さった皆様どうもありがとうございました!
 
今度こそ お わ り