17話>>118

Last-modified: 2015-03-18 (水) 09:04:17

私も相手も女でエロどころか恋愛ないしFF半分関係ないし肝心のオチがあいまいで長いけど
確かめられずあいまいなのがいまだに気になってる話吐き出し

学部時代にバイトで知り合った友達に誘われてFFを始めた。
入ったLSはリーダー(↑の子)の顔見知りの人限定のとこだった。当然FF以外でも交流wする。
住んでる地域や学年や年齢が同じだったり、学歴や環境が似た人が多かったので、FF以外の知り合いもかぶってて付き合いやすかった。
でも私が入って半年もしないうちにみんな忙しくなり(暇な私がおかしい)ログインペースが激しく落ちて、
たまに人が揃う日はFFじゃなくて飲みに行こうぜ、みたいになっていた。

FFでは私一人の日が増えてきて、野良で知り合った人に別のLSをもらう機会があって
そこのLSメンバーのミスラ(当時20前後、上京してきたフリーターの女の子)と特に仲良くなった。
実は私はネットを通して友達が出来たのは初めてで、嬉しくて色んな話をした。
ゲーム以外の学校やバイトの話も聞いてくれてほんといい子だった。家も近くだったので地元ネタも盛り上がった。
しかも、ブログとか写メ見る限りは華やかで結構かわいい子で「何でこんな子が」と内心思っていた。
そのLSは結構オフ会もやっていて、ミスラも参加してるそうで数回誘われたが「オフ会は行きたくないから」と断っていた。
二人きりで行動することも増えて出会って半年ぐらいしてかなり仲良くなって
前LSのメンバー(つまりリアル面識ある人)をミスラに紹介したりした。
ミスラには遊ぶ約束のために、携帯アドレスも教えていて
普段から「腹減った」とかどうでもいいメールも一番(私にとっては)やりとりするようになった。

私は知らなかったが、この頃ミスラは私の紹介したリアフレたちのmixi
(人によっては鯖コミュ入ってキャラ名で挨拶してる人もいた)から私のmixiアカウントを割り出していたようだ。
もちろん私は本名とか学校名は伏せてるし日記も非公開にしてたが、マイミクから中高や大学名ぐらいはたどれるし
私と親しくて日記を公開してる子の日記をかなり遡って読んで私の趣味や行動をチェックしていたようだ。
また、リアル以外でも私が参加していたネット上企画の関係者の方にもあたっていたと思う。それは後述の通り。
でもその時のミスラのmixiアカウントはとうとう最後まで分からなかった。

進学してアトルガンが出た頃、地元の祭りの話になって
ミスラに「一緒に行こう、今度会おうよー」みたいに軽く言われた時に
「ネットだけで知り合った人とは特段の事情がなければ会わないし、二人きりでは絶対会わないつもり」と言った。
高校出るまで携帯を使わなかったしネットもしなかったからネットからの出会い=出会い系と思い込んでて怖くてそれは本音だった。
知らない人でも誰かの紹介があるとか身元が明らかで保証できる人や団体がいるならいいけど、本当に知らない人と会うのは無理だった。
するとミスラは珍しく怒ってスネた。
「オフ会来ないのはそっちの都合でしょ、大体何で面識なくてFFで知り合った
○○さんとか××さんや△△さんには初対面で二人でも会うのに、私はダメなの」と言われて
その時は何でそれ知ってるんだ、と驚いたがとりあえず
「○○はリアフレの幼馴染だったし実はリアフレといたところに偶然私が通りがかっただけ、
××さんはお姉さんが私の中高での同級生で家にお邪魔して挨拶したこともあった、
△△さんは同じ大学だから構内(レストランがある)で会っただけ」(それぞれの人が公開してる範囲で)と答えた。
いずれの3人もFFは引退済もしくは他鯖だったので、ミスラは多分各自のmixiの日記から私と会ったことを知ったんだと思う。
すると、自分の境遇には一切愚痴を言った事の無かったミスラが
「自分は田舎から上京してきて家族もいないし一人暮らしだ、大学も行ってない、
お嬢様学校(注:いかにも私立な名前なだけ、ミスラには当然言ってない)のあんたの友達と知り合いになる機会もない」って言った。

同じFF11ユーザーで女で年齢が近くても
親元でぬくぬくと暮らして授業料出してもらってバイト代は自分に使うぬるい学生生活してる私と
私より年下なのに全部一人で自分で稼いで生きてる彼女じゃ全然違うとその時ようやく気が付いた。
その場は謝っておさめてもらった、その後も普通に遊んでる分には大丈夫なんだけど携帯メールはしなくなった。
ミスラがとっくに起きて仕事に向かってる時間に「起きた」とか「腹減った」なんて言えないし
彼女に私の学校やバイトのつまらない愚痴とか聞かせるのも恥ずかしくなった。そのくせ私の話題は天気ぐらいしかなかった。
週末FFで遊ぼうと誘われても、「用事あるから」と断ると
「また○○さんと遊びに行くの」と言われたりするようになって気まずいし(実際そうだから違うと言えないし)
何より「働く人の息抜きとは違う。せめて勉強は人よりも頑張らないといけない、ミスラに合わせる顔がない」と思うようになって私はインしなくなった。
丁度その頃携帯会社を変えてアドレスも変わったんだけど、ミスラには言わなかった。

※ここからFF関係ない
それからミスラとは連絡ひとつもとらないまま2年ぐらい経って、
就職した私はFFやその知り合いとは無関係なウェブ上の遊び企画に参加していた。
参加と言っても、自分はサイトデザインだけでリーダー以外の人とはほぼ接触がなかった。
前に参加したときの企画リーダーから続きとして紹介されて「手伝ってやってくれ」と言われたのでやっただけだ。
その企画の運営は基本的にはリーダーの知り合いだけで構成されていて、
打ち合わせ手段はmixiの非公開コミュとメッセだった。私は打ち合わせしなかったけど。

去年の冬、その打ち上げ兼忘年会をやるからおいで、とリーダーに呼ばれてホイホイついてくと
男多めのいつものメンバーの中に、見慣れない可愛い女の子がいて「今回から入った子(ブログ担当?)」と紹介された。
アイメイク濃いからよくわからないけど目がミスラにちょっと似てるなーこんな顔だったのかななんて少し思ってたが
(街中で彼女に似た雰囲気や年恰好の子を見ると「ミスラはああいう子なのかな」とたまに思うことは前からあった)
その子は全然FF11知らないと言っていたし態度も普通だったからミスラではないだろうと思った。
店貸切なのに何故か私について回っていた。初対面の人、特に男ばかりでで緊張してるのかなと思い、私もその子とずっと話して飲んでた。
ただ、酔ったその子がヴィエラとミスラをしつこく言い間違えてるので「実は11知ってるのか?」と気になった。

翌々日、インしたらmixi宛てにメッセージが届いていた。差出人の名前は退会済のようで消えてた。
内容が「久しぶりに話せて本当に嬉しかったです、楽しかった。□□(FFでの私のキャラ名、エル♀)はリアルエル♀(以下顔文字)」だけだった。
差出人の名前は文中にも書いてなかったけど、あの女の子じゃないだろうか、そしてあの子がミスラだったんじゃないかと思って
企画のリーダーに「あの子に私のメールアドレスを伝えて欲しい」と頼んだが
mixiから退会(前々日まではいた様子)してるから無理、と言われた。
mixi以外のやりとりできないのかと聞いたら、hotmailは知ってたそうだがそっちもアドレス消したっぽいと返事が来た。
お前の知り合いだろ何が何でも伝えてくれと言ったら
「そもそも自分も前のリーダーに紹介されただけで名前も経歴も知らない」と言われた。
前リーダーにも聞いてみたが、「去年自分のサイトにフリメから応募してきただけの子で素性は分からない、
mixiもやってないと言っていたので自分が招待した、マイミクには企画関係の人しかいなかったと思う
オフ会で会ったりして仲良くなったからちょうど企画を立ててた現リーダーの方にお前と併せて紹介した」と。

※FFに戻る
ミスラはLSのオフ会に頻繁に行っていたというから誰か何か知っているかもしれない、
ミスラからPOLメッセージが来てるかもしれないし来てなくても送ろうと思ってFFにもログインしてみたけど
誰も携帯アドレスと下の名前以上のことは知らず、
私がログインしなくなって数ヶ月でFFから消えて(しかもPOLアカウントも削除済)
携帯アドレスとブログはその前年あたりから消えていたということしか分からなかった。
絶対あの女の子がミスラであるとは言い切る証拠はないし、そうだとしてもミスラがあの企画に参加していたのが偶然なのか、
それとも、私がFFを始めるよりも更に前から前リーダーの企画に参加して
それ以来の親しい飲み仲間になっていたのを知って彼に近付いたのかは分からない。

それはおいといて、今年になって暇でFFにまた復帰wしてしまった。ここから思い出話。
赤しか上げてなかったくせにへたれな私のためにミスラは嫌な顔せず何度も証とり手伝ってくれたし、
リアフレも手伝ってくれなかった(リアフレLS6人揃ったら5人が飲み行った)プロミデムを
アニマ取りや野良集めから失敗してまたアニマ取り直しで4時間ぐらいかかったんだけど嫌な顔せず手伝ってくれた。
当時インフレ中で高価だったシェード装備を作ってくれたしハイポ作りも手伝ってくれた。
タブナジアに飛ばされたら二人でミザレオの滝とかルフェーゼの崖とか見て
「すごいねえ」「いい音楽だ」って朝まで喋ってたのが懐かしい。そんな私もようやく海についた。
コルセアも始めた、アトルガン発売直後LSで週末にツアーやろうって言ってたけど私がその頃忙しくてインできなくて
ミスラも私が行かないならそれまでアトルガンは我慢するって言って、LSメンが青取得ツエーしてる頃
翌々週の平日の夜2人で証とりから始めて渡航してインプにはらはらしながら開通行ったりコルセアとったのを思い出した。
どこも低レベルは混んでて、誰もいないグスタの山の上でコルセア2人でレベル上げしてた。
その頃ケンカしちゃったんだよなと、あの時もっとちゃんと考えて物言えばよかったと思う。

一応社会人になって仕事や紹介で知らない人や合わない人ともいっぱい会うようになったせいか
今はネットだけの知り合いでも、本当に親しくなった女となら二人で会ってもいいやと思ってる。
大学でもほんのちょっとした違いにイライラして(地方出身や公立出身だとか、方言とか習慣とか合わない等些細な理由で距離おいてた)
同じような環境の人としか怖くて付き合えなかった自分が、変わらないといけないと思うきっかけになったのはミスラだ。
こんなことなら最初からミスラの誘いを断るべきじゃなかったと今では後悔してる。
そのせいで嫌な思いさせたりして悪かったと思う。ちょっとストーカーじみてると思うこともあるけどミスラならいいや。
今は一緒に遊んだり出かけたりしてみたかったなと心底思う。
忘年会で会った時「友達に似た子がいて」とか「あのミスラですか」とか言いたかったのに人違いだったら変人と思われそうで言えなかった。
でも、本人か確認できなくても、やっぱり勇気出してミスラって単語が出たときに
「FF11でミスラのいい友達がいて二年経っても忘れてないしもう一度ちゃんと話したかった」って伝えたかった。
携帯変えたときなりFF休止したときにちゃんとメールしとけばよかった、とか色々思う。
また一緒にwwwwwwのノリで笑いたいなあと思う。

以上です、ありがとうございました。