キーキー、ガタガタ、コンコン

Last-modified: 2019-10-04 (金) 13:08:54

「これが俺の最期の旅になるかもしれない…」
キーキー、ガタガタ、コンコン

日本版タイトルキーキー、ガタガタ、コンコン
英語版タイトルSqueak, Rattle and Roll
脚本マーク・シール?
放送日・2004年9月19日(英国)
・2004年10月24日(米国)
・2006年3月14日(韓国)
・2006年5月2日(ドイツ)
・2006年7月28日(日本)
・2006年10月4日(ハンガリー)
・2006年11月17日(オーストラリア)
話数193
この話の主役スマジャー
登場キャラクターAダンカンスマジャーディーゼル261ディーゼル262
登場キャラクターBパーシーピーター・サム
登場キャラクターC無し
登場キャラクターDサー・ハンデル
登場人物Aトップハム・ハット卿子供達?
登場人物Bトップハム・ハット卿の付き人?ナップフォード駅長修理工場の作業員?売店のおばさん?
登場人物Cスティーブン・ハット?ブリジット・ハット?
登場人物D無し
登場スポットナップフォード駅
ティッドマス機関庫
ティッドマス機関庫の転車台?
スマジャーの丘
ブレンダム港?
修理工場
あらすじディーゼル261スマジャーに「スクラップになるかも」と言う。
一方で調子の悪いスマジャーはそれを覚悟で乗客?を港まで乗せる。
メモスマジャーの男気が溢れる回。
・この話のディーゼル261は終始笑っていない。
第918シーズン?中で唯一サー・ハンデルの出番が一切無い回*1
・初めて体調不良になるスマジャー
スマジャーにスピードを出す様に催促するトップハム・ハット卿の顔が笑っているシーンも存在する。
中尾みち雄?さんのディーゼル261の声はこの話で最後となる。
・この回で学べるのは『沈黙は、雄弁は』と言う事。
台詞ナレータースマジャーは、ソドー島で最速を誇る大きくて緑色の機関車だ。スマジャーは急行を引っ張るのを大好きだ。この仕事をやってる限り、一番大事な機関車でいられる。ある日、スマジャーは急行引っ張ってブレンダムの港にやって来た。然しディーゼル261が同じ線路に居るではないか。」
スマジャー「おい、退け退けぇ~!旅客列車のお通りだぞ!」
ナレーターディーゼル261はバックしなければならない、彼はカチンと来た」
ディーゼル261「お前等蒸気機関車はポンコツで全くうるせえなぁ。トップハム・ハット卿がそれに気づいたら、あっと言う間にスクラップ行きだぜ」
スマジャー「スクラップだとぉ?ぷわーっはあ!俺は最速の機関車だ!」
ナレータースマジャーはそう言うと、誇らしげに港から出ていた。スマジャーが美しい田園地帯を飛ばしている。今日も素晴らしい一日だ。その時、スマジャーはキーキーという恐ろしい音を聞いた。スマジャーは慌てた。」キーキーと言う音の原因はしか無い。何かが、具が悪いのだ。」
スマジャー「若し、ディーゼル261が正しかったら如何しよう。若し、トップハム・ハット卿が俺をスクラップにしたら…」
ナレータースマジャーは悲しげにキーキーいいながら、丘を登って行く。丘は急な上り坂でスマジャーはスピードを落とさなければならない、然しゆっくり走っているとキーキー音も小さくなっていく、スマジャーは喜んだ。」
スマジャー「いやっはー、ゆっくり行けば誰にもキーキー音は聞こえないぜ。」
ナレーター「そして、ゆっくりとティッドマス機関庫に戻って行った。その夜、トップハム・ハット卿スマジャーに会いにやって来た。」
トップハム・ハット卿「明日は特別な日だ。村の子供達?を、船遊びに連れて行く。そこでスマジャー、我々をブレンダムの港?迄乗せて行ってくれんか。船は9時に出港する。遅れん様頼むぞ。」
ナレーター「翌朝、スマジャーは皆が居なくなるのを待った。それから誰にもキーキー音を聞かれない様、ゆっくりと出発した。一旦駅を出るとスマジャーはスピードを上げ始めた。ピストンは上下し車輪が回転する。その時またキーキー音がした。」
スマジャー「うひーっ、また鳴り出した」
ナレーター「更にもっと酷い音が聞こえた。ガタガタと言う音だった。」
スマジャー「大変だあ、どうしよう、ディーゼルの言う通りだ。このままじゃバラバラになっちまう。トップハム・ハット卿は何て言うだろう」
ナレーター「仕方無くスマジャーはスピードを落とした。スマジャーが這う様に駅に入って来た。子供達?が待っている。スマジャーは心配でならない。」
スマジャー「若し、このままゆっくり走れば、子供達?は船に乗り遅れてしまう。でもスピードを上げたら、トップハム・ハット卿はキーキー音とガタガタ音に気付くだろう。そしたら俺はポンコツだと思われて、スクラップ工場に送られちまう」
ナレーター子供達?が乗車するとゴードンはゆっくりと駅を出た。スマジャーが田園地帯をゆっくりと走って行く、この調子ならイケそうだ。然しトップハム・ハット卿はカンカンに怒っている。厳しくスマジャーに言った。」
トップハム・ハット卿スマジャー、お前は何を遊んどるんだ!?もっと速く走らんか。差も無いと子供達?が船に乗り遅れてしまうぞ」
スマジャー「分かりました!」
ナレータースマジャーは渋々返事をした。」
トップハム・ハット卿「良いか忘れるな。お前で最速の機関車なんだぞ。」
ナレーター「その言葉にスマジャーは誇らしげに気持ちになった。」
スマジャー「これが、俺の最後の旅になるかも知れない…。子供達?を無事に運ぶぞ!」
ナレーター「車輪が猛スピードで回転しピストンは激しく上下に動いている。」
スマジャー「絶対に時間通りに到着するぞ!」
ナレーター「軈てまたキーキー音が始まった。ガタガタ音も始まった。そして別の音も聞こえてきた。コンコンとノックする音だ。しかしスマジャーは無視した。」
スマジャー「これが最後の旅なら、力の続く限り、全速力で走ってやる!」
ナレータースマジャーがキーキー、ガタガタ、コンコンとブレンダムの港まで走った。パーシーピーター・サムは吃驚した。こんなに酷い音を立ててる機関車は始めてだ。」
スマジャー「花嫁!やってきたぞ!」
ディーゼル261「如何やら、スクラップ工場に行く機関車が、又増えた様だな。」(中尾みち雄?さんが演じるディーゼル261の最後の台詞)
ナレーター「しかしスマジャーは無視した。思ったより速く走れたし、子供達?は船に乗せられる事が出来た。」
スマジャー「遂にやったぞ!」
子供達?「有り難うスマジャー!」
ナレーター子供達?は大喜び。」
トップハム・ハット卿お前なら出来ると思っていたよ。さあ、を、スクラップにしよう。」
ナレータートップハム・ハット卿スマジャーに話した。」
ダンカン「イェーイ!最高だぜ!」
ナレーターダンカンは喜んだ。」
ダンカンポンコツペッタンコ!イェイ!ポンコツペッタンコ!イェイ!イェーイ!最高だぜぇ!」
ナレーターダンカンは、笑顔になった。ディーゼル262も、笑顔になった。」
ディーゼル262スマジャー、ザまぁみろ!」
英国CVナレーター:マイケル・アンジェリス?
米国CVナレーター:マイケル・ブランドン?
日本CVナレーター:森本レオ?
スマジャー:風間信彦?
ディーゼル261/ディーゼル262:中尾みち雄?
トップハム・ハット卿:青野武
女の子?:塩山由佳?
スティーブン・ハット?:川津泰彦
シリーズ前回(英語)いだいなエドワードシリーズ前回(日本)トーマスとチューバ
シリーズ次回(英語)トーマスとサーカス?シリーズ次回(日本)エミリーのあたらしいろせん?
参照画像ディーゼル262

*1 但し、未公開シーンではティッドマス機関庫サー・ハンデルが顔色が悪いスマジャーを揶揄うシーンと、サー・ハンデルナップフォード駅からゆっくりと出発するスマジャーを笑っているシーンが有る。