用意する物
- ビデオキャプチャカード
- 本来の用途は映像を録画する為に使うものだが、今回はForza3の画面をPC上に表示させる為に使う。
- 代表されるキャプチャカードは以下の通り。
Intensity/Intensity Pro HDMI(Proはブレイクアウトケーブルでコンポーネント、コンポジット可)
※Intensityの製造元は英語圏だが国内で購入可能・くすのきTVHDと相性が良く、条件が整っていれば、くすのきTVHDを起動するだけでオーバーレイを無効にすることが可能。
・HDMI-OUTもあり、キャプチャソフトを起動しているときのみスルー出力される。
・入力映像の解像度を自動で認識することができず、指定する必要がある。
・HDMI接続であり、長期に渡って抜き差しをしていない環境において、希に映像の無表示、無音などが発生するが、ケーブルの挿抜で復活する。MonsterX D端子 PV3/PV4(生産、販売終了) D端子
- 画像透過表示ソフト
- PC上にウィンドウとして生成したFoza3の画面の更に上に、作成したい画像を透過させて表示する。
制作手順
- キャプチャカードからの入力をウィンドウとしてPCの画面に表示させる。(以下Forza窓と略)
- 画像透過ソフトでトレースしたい画像をForza窓より手前に表示させる。
- 窓ガラスに絵を置き、その上に紙を置くと透けてなぞる行為と大して変わらず、絵と紙の順序が変わっただけです。
注意事項
- 画像透過にはビデオオーバーレイという機能を無効化する必要がある。各キャプチャカードに付属しているソフトにより無効化の可否があるが、フリーソフトでも無効化することが可能。
- どうしても難しい場合は別のソフトで先に動画を再生して一時停止する。ビデオオーバーレイは同時実行が不可能な為、後に起動したものは全てオーバーレイが無効化される。
- 環境により、Forza窓のちらつきがあるが、設定などで完全に消えないときには仕様ということであきらめる。