わるあがき

ポケモンの繰り出す「わざ」の一種。

概要

• ポケットモンスターシリーズにおけるペナルティ技であり、対人戦にて起こりやすい悩みの種でもある。
  威力が低いくせに反動を受けるという問題から脱せ無い(反動を無効化する「いしあたま」は無効化される)ので、この技を使うメリットはほぼ皆無である。

使い道

• この技の使い道を一応挙げるならば…

• タイプ相性が無いので、誰にでも出せる
• (第４からだが)必中なので回避率に干渉せずに攻撃できる

くらいしかない。少ないとか言われてもこの技におだてる面が皆無なのだから無理な話である。

• 第１世代、第２・３世代は反動が与えたダメージ依存であったため、もともと大した事のないダメージ量なわるあがきを乱発しようが、持ち物アイテムによる、ダメージを上回る回復ができた。
  が、第４世代以降は自分の最大HP依存となったので、敵に与えたダメージなど関係なく、４発撃ったら死ぬというド直球な己の死のカウントダウンのような攻撃となってしまった。

備考

• よくあるコイキング縛りなどではしばしばこの攻撃を用いてクリアする様子が見られる。

第４世代まで、もしくは第７世代ではたいあたりより威力が高いため、こちらを使った方が強かったというのもある。
そもそもコイキングのこうげき種族値はたったの１０のため、必然的にわるあがきを選ばざるを得なかった。
今となってはじたばたがあるため、エンカウント産のトランセル等のほうがいいのかもしれない。

• 第６世代からとくせい「かたいツメ」「すてみ」「テクニシャン」の影響を受けるようになった。え、今更？

Zワザは技一覧から発動するかを選ぶという構造からなのか、わるあがきにはタイプが設定されていないからなのかは不明だが、わるあがきZにはできない。

• なお、第１世代とポケモン不思議のダンジョンではノーマルタイプ技である。だが、本編ではタイプ一致もタイプ相性も関係ない。

後者では、威力３０というとんでもない技になっている。さらにタイプ一致の恩恵も受けられるなど、本編とはまったく異なる価値観を持つ技である。でもきっちり反動は受ける。