ペーパーマリオRPGで用いられるテクニック。
概要
- ペーパーマリオRPGでは言わずと知れた有名なマリオの超強化テクニックで、タイムアタックで非常に便利。
ゲームバランスの崩壊を招く要因になるため、行うのは自己責任で。
マリオストーリーでは『キケンデパワー』等を装備しないと超火力を出せなかったものの、
このHP5マリオではそれを遥かに凌駕する死神級の火力を実現することが可能。
どうしてもクリアできないと思った時の最終手段と捉えることもできるにはできるが…
- 攻撃力がバカみたいに高くなるので、ツギツギジャンプやジシーンアタックの使い勝手は言わずもがな。
かいてんハンマーやウルトラハンマーなどの
攻撃した相手+後続の敵へのダメージは最初の敵のみ攻撃力が適用されるので注意。
レンゾクジャンプはお察し通りオーバーキルである。- マリオストーリーでもHPを5にする事は可能だが、メリットはほぼ皆無といえる。
そこらへんのザコ敵ですら強大に見えてきそうなほどの紙耐久となるため、
全ての敵に対し、短期決戦を心がけねばならない。
いわゆるセルフハードモードの類である。
敵を状態異常にしたり、レサレサやテレサのふくで無敵化する、などといった工夫が必須であり、
このハードモードを制することができるのは、
マリオストーリーを熟知したプレイヤーのみだというのは想像に難くない。
- マリオストーリーでもHPを5にする事は可能だが、メリットはほぼ皆無といえる。
- この手法自体が半ば公式チートなので、嫌うプレイヤーも少なくない。
苦労して倒したボスが、こんな血も涙もないマリオにワンパンされるのはとても悲しいことである。
いわゆる思い出ブレイカーなので、他人に勧めるのだけはやめた方がいいかもしれない。
絵面が絵面なだけに、まさに悪魔の囁きである
- 余談ではあるが、主に利用されるのは人力であるRTAで、
TASではドロップ品ともなっている「キケンデパワー」を利用するのが主流。*1
やり方
- レベーラが使用可能になるタイミングからは任意で行えるようになる。
レベーラにHPを5にしてもらい、『ピンチデガンバル』を多数装備するだけ。
ピンチデガンバルは遊技場で無限に入手できるので、
最高でも攻撃力99を確保できるだけのピンチデガンバルを交換すれば良い。
なお、ピンチデガンバルはアンロック方式なのですぐには交換できない。
- 交換するにはステージ5クリア後のピートンからの依頼をこなし、
メンバーズカードである、ゴールドカードを入手しなければならない。
1つ34モンテなので、がんばってモンテを増やしまくろう。
スロット目押しでひたすら増やすか、スロットが退屈であるなら、
記録更新目的でミニゲームを周回しよう。どちらにせよ作業だが
注意点
- HP5という関係上、HP以上の攻撃が来るともれなく即死する。
ピンチデラッキー、ピンチデマモール、ケッコウラッキー、ボウギョプラス、ナイスデボウギョ
…などを装備して、少しでも生き長らえるようにしよう。
腕に自信があるのなら、スーパーガードで反撃するのも手。
しかし、スーパーガードが不能の攻撃も割と存在するので上記のバッジの装備を推奨する。
また、アホみたいな攻撃力を持つ敵に限らず、
きんきゅうキノコがあれば尽きるまでゲームオーバーになることはないため、常備しておくとなお安全。
- 大量のBPが必要なので、ある程度はレベルを上げておく必要がある。
しかし、レベル71より高くしてしまうとHP5マリオは終焉を迎えてしまうので注意*2。
余談
- 攻撃力を99まで上げることは可能ではあるが、ペーパーマリオRPGの敵キャラはHP200が最大であり、
上げすぎても無駄が出てしまうことには注意が必要となる。
ザコ敵にいたってはHP100を超えるものは存在しないし、
ボスもHP100を超えているのは2体だけと割に合わない。
70ほど*3で留めておけば、過剰なモンテ周回を抑えられる。
99の表示が出るのがロマンだという諸氏は高みを目指そう。
- ジャンプとは相性の良い本テクニックだが、ハンマーとは相性がよろしくない。
上項にもあるようにジシーンアタックは例外だが。
- 本来デメリットとなってしまう攻撃力の低下のバッジ*4のデメリットを踏み倒すことができるため
そういった意味でもバランス崩壊のテクニック。
- 異常な攻撃力ではあるものの、特定攻撃以外には無敵である*5アイアンシンエモンだけには
ダメージを与えられない。