100階ダンジョン

Last-modified: 2024-04-23 (火) 05:37:52

ペーパーマリオRPGに登場するやりこみ要素の一つ。

概要

  • ゴロツキタウンの地下の1000年のトビラがある部屋の左側に土管だけの部屋があり、その土管に入ると行ける。
    敵と次々と戦う勝ち抜き方式となっており、
    階層ごとの部屋にいる敵を倒すと次の階層へ移動できるというルールになっている。
    簡単に引き返すことはできないため、入る前は必ずセーブをすることを強く推奨する。
    きつくなってきたら、地下10階ごとに脱出用の土管があり、そこから抜け出すこともできる。
    が、脱出してしまうと最初からやり直しとなる点には要注意。
    しかし、ゲームオーバーですべてが無駄になるよりはマシなので、引き際は見極めよう。
    本編クリアには何の影響もないが、地下10階ごとにある宝箱には強力なアイテムが入っているので
    やり込みに興味がなくてもアイテムの所持数が増える「ふしぎなふくろ」が手に入る
    地下50階までは潜ってみるといいだろう。
  • 入口横の看板にもあるが、100階ダンジョンではヤッツケアタックやヤッツケーレといった
    マリオのレベルより低い敵*1との戦闘をパスするバッジは効果を発揮しない。
    当然といえば当然なのだが。
     
  • 戦う敵は基本的にストーリーでも出る者が4種と、100階ダンジョンにしかいない者の計5種類。
    地下10階ごとにガラッと変わる。
    最初こそはヒンニャーやチョロボンなど大したことのない敵ばかりだが、地下51階を超えた辺りから一変。
    終盤の敵やウーロン街の強敵たちが出てくるようになり、地下71階からはあの地味にウザいマホーンなども出る。
    地下81階からは100階ダンジョン限定の敵ばかり出るようになる。
    いずれもストーリー終盤の敵よりも強いため苦戦は免れないだろう。
    地下91階からはなんとあのきらめくパンジーさんが普通に現れる。
    しかも逃げ出そうとはせず、あの世紀末級の歌を聴かせてくる。一度でも喰らうと地獄絵図と化すので、
    惜しみなくスペシャル技のカコンデポンやズバットスターを使って早急にしとめておくべし。

    ・報酬は以下の通り。
    階数報酬
    地下10階ネムラセフミィ
    地下20階ファイアナグーリ
    地下30階ビリビリーン
    地下40階ダメージフラワー
    地下50階ふしぎなふくろ
    地下60階ニカイアイテーム
    地下70階ニカイアイテームP
    地下80階ヤッツケーレ
    地下90階ケッコウラッキー
  • 最深部である地下100階に到達すると、本ゲームの裏ボスであるゾンババと戦闘になる。
    裏ボスの例に漏れず非常に強いので、出来うる限りの準備はしておこう。
  • 100階ダンジョンのクリアがなかなか出来ない場合は、今一度基本に返ってみるのも重要だろう。
    • 事前に回復アイテムを大量に用意する。
      • ナンシーによるおりょうりも忘れずに。
        HP・FP両方を回復できるものも用意すれば困らなくなるだろう。
    • 攻撃アイテム+ニカイアイテームなどを使用する
      • 敵のHPが増加する最下層に近づくほど効果は薄れてしまうが、
        序盤~中盤ではかみなりドッカンやキラキラおとしといった攻撃アイテムは重宝し、
        意外と馬鹿にならない活躍をしてくれる。重複装備で発動可能な
        サンカイアイテームともなれば、上記アイテムだとおよそ20ダメージほどとなり、
        スペシャル技のエクセレント並の威力をアクションコマンドもなしで与えられるなど恩恵は大きい。
        ただしFPの消費は非常に激しいので燃費は最悪と言える
        一度地下50階まで到達して
        ふしぎなふくろを入手しているなら一度試す価値はあるだろう。
    • プニ族の移動屋は積極的に利用する。
      • 100階ダンジョンで今更レベル上げをするわけでもなければ、
        10階層ごと以外の道中で得られる報酬も
        ドロップする少量のコイン程度で大したことがない。
        そもそもここのクリアを目指すほどの進行度なら、
        少しのコインを利用することくらい痛手ではなくなっているはず。
        戦闘による無駄な消耗は避け、
        素早く最下層へ向かうのが攻略の鍵。
    • スペシャル技を積極的に使ってみる。
      • スターパワーはアクションコマンドを成功させたり、
        ついでにアクロバットをすれば自然にたまっていくので、
        強力なスペシャル技を惜しみなく使ってしまおう。
        主にバフであるムキムキボディ辺りは敵が強くなったと
        感じた際に使っていけば苦戦することはなくなる。
        しかしながら、前述したように深層にはダンジョン限定敵や
        きらめくパンジーさんなどの一撃で倒したい強敵もいるため、
        積極的とはいっても意味もなく無闇矢鱈に使用するのは禁物。
        アクロバットのタイミングが分からない場合はアクロバットワカルを使うのも手。
        また、アピールをすることでもスターパワーを溜められるため、
        スーパーアピールやスーパーアピールPなどを装備しておき、
        単体だと確定で分身する故に火傷させれば
        戦闘不能になるまで置物と化すマホマホーン等、
        特定条件で無力化できる敵はスターパワーの補給所かつ
        長時間プレイの休憩所として有効活用するとよい。
    • それでもどうしてもクリア出来ない場合は
      ありったけのきんきゅうキノコを詰め込み、禁断の手段を用いよう。
      やりこみ要素を禁断の手段でクリアするというのは
      なんとも感慨深くない所業ではあるが…

100部屋ダンジョン

  • スーパーペーパーマリオにも100部屋ダンジョンという似たような名前のやりこみ要素がある。
    部屋内にいる次の部屋に行くための鍵を持った敵を倒して進むというルール。
    前作の100階ダンジョンに比べて、1エリアあたりの敵の量が圧倒的に多いものの、
    こちらは横スクロールアクションという戦闘画面を挟まないゲームであるが故、回避も容易いため
    よほどのことがない限りはクリア自体は余裕でできるだろう。
    100階ダンジョンとの大きな違いは、敵をすべて倒す必要がない点と
    10部屋ごとの部屋以外の部屋に5分の制限時間がある点。
    制限時間以内に次の部屋に移動できないと追い出されるどころかゲームオーバーになってしまう
    もっとも5分もあれば部屋中の敵を殲滅できるので意識する必要はあまりないのだが、
    やむを得ず離席する場合は10の倍数の部屋以外では制限時間の止まるメニューを必ず出すようにしよう。
    平気で数時間はかかるため、集中力を絶やさぬためにも休憩を挟みながらプレイしよう。
  • 限定の敵も存在するが、テトラゴンとズツキクリボー、それと最後に待ち受ける2種の計4種類のみで少ない。
    さらなる高難易度版にウラ100部屋ダンジョンも存在し、100部屋ダンジョンを突破すると挑戦出来る。
    ウラ100部屋ダンジョンでは出てくる敵全てがカゲの敵に変わっており、通常のものよりも能力が上がっている。
    特に部屋中を動き回る上に被ダメージを1にするカゲデスデスは脅威なので、ミニみを仲間にしてから挑むべし。
    また、最後まで辿り着いてもその段階ではボスと戦うことは出来ず、挑戦するにはもう一度攻略する必要がある。
    非常にダレるが、がんばって2回目を突破した暁には、
    前作とは打って変わってそれなりの報酬を得ることができる*2…のだが…?(注釈参照)
  • 完全なる余談だが、100繋がりではモノノフ王国の100人抜きもある。
    単調なために最早作業ゲーと化すが、ストーリー中で強制中断されてしまったモヤモヤを晴らすと思って
    やってみるのもいいかもしれない。

*1 敵のレベルはマスクデータであり、ゲーム内での確認はできない
*2 具体的にはマリオたち4人のカードであり、4人の攻撃力が2倍になり、マリオに至っては次元ワザのゲージが減らなくなる。……だがしかし、これを入手する頃にはゲーム終盤、もしくはクリア後であることが大半であり、このカードの効果を十二分に発揮する前にゲームを閉じてしまうことが大半であろう……。ましてや、2回攻略が必要とわかった時点で心が折れるプレイヤーもいないわけではないだろう。