ファイアーエムブレムシリーズ/待ち伏せ

Last-modified: 2019-04-11 (木) 21:21:00

ファイアーエムブレムにおけるスキルの一つ。

概要

  • 敵から攻撃されても、自分から攻撃することのできるスキル。
    聖戦の系譜、トラキア776、蒼炎の軌跡、暁の女神、覚醒、if、ヒーローズをプレイしたことがあるのなら、
    よく知っているであろうアレである。

聖戦の系譜

  • 初出。HPが半分以下になると発動する。

トラキア776

  • 攻撃された時に常時発動する。
    発動するキャラによっては栄光の無双になったり、悲劇の壊滅になったりする。
    システム上、「怒り」との併用は不可*1

蒼炎の軌跡

  • こちらも常時発動する。
    スキル併用ができるため、ローリスクかつ強力な攻撃ができる。怒りとの組み合わせは特に強い。

暁の女神

  • HP参照ではなく速さの数値の確立で発動、と、やや運ゲーじみたものになった。

覚醒

  • 剣士Lv10で習得。聖戦仕様となっている。
    「復讐」、「怒り」といったHPに関するスキルを同時に装備させるとかなり強力になる。
  • 上位スキルの「待ち伏せ+」も存在する。
    こちらはルナティック+の敵スキルで、トラキア仕様の100%発動する危ないスキルである。

if

  • 侍Lv10で習得。他の上級職から剣聖にクラスチェンジした場合は2回目のレベルアップ時に習得する。
    聖戦仕様なのは変わらないが、使うクラスを選ぶスキルとなったので、需要が下がったといえよう。

ヒーローズ

  • 待ち伏せ1、待ち伏せ2、待ち伏せ3が存在。それぞれ、HP1/4以下、HP2/4以下、HP3/4以下で発動する。
    武器スキルの一部は「待ち伏せ2」の効果を内包している。
    速さが低いキャラなどに用いられることが多かったが、今は絶対追撃が可能な「切り返し」に需要が行ってしまい、現在はこのスキルを装備するプレイヤーは少ない。
    自傷ダメージを受ける「獅子奮迅」、「マスターソード持ったあの人」との相性は抜群なので、
    持ち合わせているならご一考してみてはいかがだろうか。

余談

  • 新・紋章の謎の「ルナティック´」ではこちらから攻撃すると、敵が先制攻撃するようになる。
    トラキア仕様の待ち伏せが全ての敵に装備されていると思っていいだろう。
  • 本来、「待ち伏せ」という行為は敵に発見されていない状態において、奇襲を仕掛けるものである。
    ファイアーエムブレムシリーズにおいては、エネミーフェイズにおいて攻撃された時に発動する、
    というものであるため、完全に姿を見せてから攻撃しているということになる。
    野暮な話ではあるが、待ち伏せとはなんなのかということを考えさせられるスキルだろう…。

*1 怒りは攻撃された後の攻撃が100%必殺になるスキルのため、待ち伏せで先制攻撃してしまうと発動しなくなる。敵が同じくして待ち伏せを持っていたりするなら発動できるが、そんな敵はトラキア最強のボスと名高いラインハルト、もしくはバサークの剣持ちのツヴェルフと危険因子しかいないので、斬りかかる事自体やめたほうがいいレベルになっている。