メトロイドシリーズにおけるビームウェポンの名称である。
概要
鳥人族が封印した最強の破壊兵器。「伝説のパワードスーツ」を装備する者が扱える。
- 多くのメトロイドシリーズでは最強のビームとして扱われることが多い。
2Dシリーズでは敵を貫通して直進するという特徴を持つ。ウェイブビームがさらに強化されたものと思っていい。
高い破壊性能と貫通性能を持つため、ほとんどのボス敵への有効打となる。
このビームが命中すれば、あらゆる敵は核融合反応により一瞬で爆縮する。 - ベストコンディションのサムス・アランの防御性能すらものともしない破壊力である。
- プライムでは荷電粒子を活性化させた超高温のエネルギービームというものに変化している。攻撃性能などは据え置きで氷などを溶解させ、断線してしまった回路パネルの溶接復旧など、その高熱を生かしたアクションが可能。
2Dシリーズ
- メトロイドには登場せず、続編のⅡから登場。敵を貫通するものの、ゲームボーイ特有の画面の狭さと攻撃範囲の狭さ故に当てにくい。また、一部の敵は装甲を貫通できないので、弱点に当てる必要がある。
ぶっちゃけ、この時のプラズマビームはまだ最強の破壊兵器としての片鱗を見せていないといえる。
- スーパーメトロイドでは、ドレイゴン撃破後にマリーディアのとあるエリアのメタルゲートを通過した先に置かれている。アイスビーム、ウェイブビーム、チャージビームと併用できるようになっており、敵を凍結させながら、敵と地形を貫通する溜め撃ちという、Ⅱでの残念さはなんだったんだというくらいの高性能ビームになっている。(チャージビームはスーパーからだが)スペイザーとは併用できないので、プラズマビームを装備するとスペイザーが外れ、スペイザーを装備するとプラズマビームが外れる。
無理矢理同時に装備してビームを放つとバグることがあるので使用は自己責任で。
このビームは「マーダービーム」という便宜的な名称が設けられている。ビーム自体が不可視(エフェクトが無いため)なので、ビームと呼称できるかも微妙であるが…。
なお、本ビームとチャージビームのみを装備している状態でパワーボムにカーソルを当て、チャージを行うと
「エメラルドスプラッシュ」が使用できる。
- メトロイドフュージョンでは、セクター2のとあるボスのコアXを吸収することで使用可能になる。
ワイドビームの効果により、3wayのビームになった。スペイザーでもできたんじゃ
やはり、最強のビーム装備として扱われており、SA-X捕獲計画のためにダウンロードデータの送信が躊躇われた。
実際このビームによってSA-Xにダメージを負わせることが可能となっている。
しかしながら、真の最強のビームへとはウェイブビームとアイスビームが残っているので、このビームは単なる足がかりである。
なお、SA-Xにダメージを負わせることが可能と述べたが、チートやデバッグでプラズマビームをアクティブ状態にしても、ボスとして現れるSA-X以外にはダメージを与えることはできないので、悪しからず。
- メトロイドゼロミッションでは「伝説のパワードスーツ」を装備するとプラズマビームの情報が解析され、使用可能になる。フュージョン同様、強化アイテムが全てアクティブ状態となるため、全てのビームとの併用ができる。
- Other Mでは、とある人物の使用許可が得られるまで使用できない。なお、最初からプラズマビームは装備されている。
- サムスリターンズでは、エリア5の遺跡下層部にて入手可。主力武器が本ビームへと切り替わる。
ビームバーストのエフェクトもプラズマビーム仕様となる。
なお、スーパーメトロイドとは異なり、スペイザーとの併用が可能となっている。技術の進化だろうか?
プライム
- プライムではラヴァケイブスの地熱発電エリアの地熱発電予備室に安置されている。
このビームは他3種と異なり、射程が有限で、途中で消えてしまう関係から射程を超える敵への攻撃は不能。しかしながら、火力は十二分で、チャージしたプラズマビームは敵を一瞬で粉砕する場合もあるほど。チャージしなくとも炎上させ、継続ダメージを負わせることが可能である。
チャージコンボは火炎放射のような攻撃の「フレイムスローワー」。
- プライム3ではスカイタウンでハンターゴアの所持していたものを取得。超…ではなくチョウゾ製でない故なのか、圧倒的な破壊力、という訳ではない。ギミックの解き方は概ねプライムと同じである。
余談
- スーパーメトロイドのTAS動画において、X-rayスコープを用いてプラズマビームを多段ヒットさせてドレイゴンを瞬殺するシーンがある。
初見では何が起こったのかわからなくなるレベルの芸当である。あ、ありのまま(ry