しんのすけとカムイ 番外編

Last-modified: 2009-05-29 (金) 02:39:25

《番外編》「ひまわり!だゾ!」

………野原ひまわり……
0歳。しんのすけの妹で野原家最強の人物。
ふたば幼稚園の園長にして「将来、しんのすけをはるかに上回る問題児としてこの幼稚園に君臨するだろう」と言われるほど。
親のみさえに似て、非常にイケメン好きで宝石好き。

今日はそのひまわりの日常について話す。
*注意書き
(ひまわりは普通に話しますが、あくまで幼児語を訳しているので決してとてつもない能力を持った赤ちゃんとは思わないで下さい。)………………

「ふぁぁぁ…」
ある日の午前中、野原家の茶の間で寝ていたひまわりが起きた。
「眠い…あれ…お兄ちゃんは…?」
ひまわりは当たりを見渡した。
茶の間には汚れた洗濯物の固まりと、カムイが眠っていた。
「あっ!カムイお兄ちゃんだぁ!」
ひまわりはカムイに近づき、カムイの顔を見た。
「うわあ~っ!ひまの好みの顔~」
ひまわりはカムイの顔を見とれていた。
「ううん…母さん…」
カムイは寝言を言うと、ひまわりはカムイの声にうっとりしていた。
「ひまも将来、カムイお兄ちゃんとケッコンしたいな…」

ひまわりは眠りを邪魔するのをやめ、洗濯物の所にいった。
「なにか面白いものないかなぁ…」
ひまわりは洗濯物の中に突っ込んだ。
すると
「くっ…臭い…なにこれ…」
ひまわりの顔に何か当たった。
「こっ…これ…お兄ちゃんのパンツじゃない…しかもうんち付いてる!ゲェー!」
しんのすけはいつも尻をあまり拭かないため、いつもパンツは汚れていた(略してうんちおパンツ)。
怒ったひまわりはうんちおパンツをどこかへ投げつけた。
ぺちゃ…
うんちおパンツはカムイの顔に命中した。
「お…おのれぇ…ゲッタァぁ…」
カムイは悪夢にうなされて、苦痛の表情をしていた。

一方、ひまわりは画像の寝室にいって、みさえの化粧台をあさり始めた。
「こっ…これは…」
ひまわりが見つけたもの…それは綺麗な真珠のネックレスだった。
(これはひまのものにしよう…)
ひまわりは真珠のネックレスを自分の服の中に入れた。

するとひまわりは眠くなったのか、すぐそこの布団に潜り込んだ。
「ふぁぁぁ…また寝よう…今日もいいことがあったなぁ…」 ひまわりは寝てしまった。

…このあと、みさえは真珠のネックレスを探しに家中が嵐になったのは言うまでもない…