第4話「悪魔出現!!宇宙一の帝王フリーザ」

Last-modified: 2009-03-02 (月) 16:12:06

第4話「悪魔出現!!宇宙一の帝王フリーザ」

竜馬達は世界の変化を調べるためアメリカへ向かっていた
「やっぱり…ミサイルは爆発したのか……ひでえ光景だぜ…」
竜馬は世界の変わりように愕然とした。
「バーダック、フリーザってどんな野郎なんだ?」
竜馬はそうゆうとバーダックは目をつぶった。
「奴は…最凶最悪な奴だよ…戦闘力はオレ達サイヤ人が束でかかっても足元にも及ばねえ…。
しかも勝つためならたとえ仲間ごと星を消してまで勝とうとする奴だからな…」
「……そうなのか…そんなに強いのか…てっ!星を消す!?冗談だろ?」
「いや、本当だ。奴の手によって、いくつもの惑星が消し飛んだかわからねえ…自分を宇宙最強という程だからな」
竜馬は少しぞっとした。
「……やばいな……」

竜馬達はハワイ付近に通りかかろうとした。
しかし
パァ…………
突然、竜馬達の目の前が輝きだした。前は何も見えない。
「うわ…眩し……」
「なんだこれは!!?」
竜馬達は何が起こったのかわからなかった。
シュ………
光は少しずつ治まった。
「が……な…なぜ…これが…ここにあるんだ……」
「何だこの巨大な物体は!!?」
バーダックは突然現れた物体に目を疑った。なぜこんな所に現れたのか…
それはバーダックがよく知っている、あの自分の生まれ故郷「惑星ベジータ」を破壊した裏切り者、宇宙最強と名乗る者、フリーザの宇宙船だったのだ。
「バーダック、どうした!!あれは何か知っているのか?」
竜馬はモニターでバーダックのコクピットを見た。
「………………」
バーダックは今まで見たことのないくらい、青ざめた表情だった。
「バーダック!!大丈夫かぁ!!」

「フリーザ様、光が治まりました!」
「ザーボンさん!ここはどこですか!!」
フリーザの側近、ザーボンはコンピューターで現在地を調べた。
「ここは……ち…地球…?」
「ち…地球だと……?何があったのですか…」
「さあ…我々はナメック星に向かっていたはずだったんですが…」
すると
「フリーザ様!前方に怪しい物体を発見!」
フリーザの側近、ドドリアがモニター越しでブラックゲッターを見ていた。
フリーザは急いでモニターに見た。すると見たことのない漆黒のメカがあった。
「あれは…なんだ一体…?」

「バーダック!!大丈夫かぁ!!」
竜馬は叫んだ。するとバーダックはさっきまでの青ざめた顔から一気に怒りの表情に変える。
「フ、フリィィィィザァァァ!!」
バーダックの声がコクピット内で響き渡る。
「フリーザだと…じゃああいつが……」
竜馬は仰天した。

突然モニターに電波が入る。あの宇宙船側だった。
竜馬はすぐに電波を受信し、モニターに写した。
するとモニターの向こうに背は低いが王者の風格を持った宇宙人、フリーザが映っていた。
「貴方は一体誰ですか?」
「お前こそ誰だ!!?」
竜馬はそう聞くとフリーザは指を口にあて、冷静に話した。
「まず最初に私が喋ったのだから貴方から答えるのが常識でしょ」
フリーザはそうゆうと竜馬は少しムカッときたのか歯ぎしりを鳴らす
「……流竜馬だ……」
フリーザはニヤリと笑った
「そうですか…じゃあ私も答えるとしましょう。私は宇宙一の強さをもつ、フリーザと申します」
(な…なんだこいつ…こいつがフリーザらしいが妙に礼儀正しいし…なんだ?この冷静さは…?)

「竜馬さん、あなたの乗ってるそれはなんていうのですか?」
「それは……」
すると突然
「フリィィザァァァ!!てめえ!!!」
バーダックが叫びだした。
「き…貴様は……なぜここにいる!!?」
フリーザは驚いた。なぜなら、あの時に自分が惑星ベジータごと始末したサイヤ人がブラックゲッターに乗っていたからだ!!
「竜馬ぁぁ!!ハッチを開けろ!!俺はこいつを許さねぇ!!!」
バーダックはかなり怒り狂っていた。
「ざけんじゃねぇ!!落ち着け!!」
「落ち着いてられるかぁぁ!!奴はサイヤ人の敵だぁ!!」
バーダックは右手をハッチに向ける
「こうなりゃ破壊して出るまでだ!!」
「馬鹿!!やめろぉ!!」
竜馬は急いでバーダック側のハッチを開けた。
ドギャアアア!!
バーダックは超高速でブラックゲッターのコクピットから飛び出した。

「うぬぅ………」
フリーザの顔は険しくなった。
「全軍、あのサイヤ人とあのロボットを始末しなさい!!
「は…はっ!!」

「ザーボンさん!ドドリアさん!貴方達も出なさい!!」
「し…しかし…」
フリーザの顔がいっそう険しくなった。
「出撃しろって言ったら出撃しろ!!さもないと殺すぞ!!」
今までの紳士的な態度から一変して、気が荒い、フリーザの本性を顕した。
「「りょっ了解しました!!」」
ザーボン達は焦りながら部屋を出た。
「ぐぬぅ…サイヤ人がぁ……」

そして…
「だありゃあああ!!!!」
バーダックはたった一人でフリーザの宇宙船に突撃した。
「あのヤロぉ…勝手に行動しやがって…行くっきゃねえか!!」
竜馬も向かっていった。
「ゲッタァァァァトマホォォォォク!!」

フリーザの宇宙船から沢山のフリーザ兵士が出撃してきた。
「うおりゃあ!!」
「あいつらを始末しろ!さもないとフリーザ様に殺されるぞ!!」
フリーザ兵士達はかなり必死なようだ。
その中にザーボンとドドリアも混じっていた。
「全軍、左右に展開し、あのサイヤ人とロボットを挟み撃ちせよ!!」
「絶対退くな!!退いた奴はオレがぶっ殺してやる!!」
ザーボン達は兵を指揮しながら行動開始した。

「フリーザァァ!待ってやがれぇぇ!!」
「こうなりゃ死なばもろともよ!!」

ブラックゲッター&バーダック対フリーザ軍の壮絶な戦いが始まる。

第4話 完