■先人より今にうけつぐ美幌神社
明治37年の頃、開拓先人の方々が、全くの昼尚暗き原始林、
ただ茫漠たる原野に斧打ち振るい、冬は荒野に吹きすさぶ降雪の中、
汗と涙にまみれ乍ら、あらゆる歎難に耐え、苦境を乗り越えて今日の隆昌を
たどる美幌の礎を築いて頂きました。
その苦難の時に、心のよりどころとして、美幌神社が創祀され
住民の方々に崇敬され、又、生中の中にとけこんだ神社として親しまれ
今日を迎えております。
■美幌町の隆昌と町民の健康安全を祈願
町民が健康安全のもと、農業をはじめ商工業などの発展、ひいては、
美幌町の隆昌進展を祈願し、企業とのかかわりにおいても、工事の安全、
交通安全、事業の発展推進を祈願すると共に、地鎮祭、上棟式、落成式等、
全社一丸による統一された業績向上と心の引き締めに寄与し、
又、豊穣祈願祭、感謝祭など基幹産業である農業の振興にも、
心のよりどころとして崇敬されております。
■実生活にとけこんだ神社とのかかわり
町民皆様の実生活においても、初詣、結婚、七五三、建前、必勝、合格祈願、
厄祓い、年祝、交通安全、健康、事業発展など巾広く生活風習に密着し、
心のよりどころとして崇敬され大多数の町民皆様の理解と協力のもと
護持運営されているところであります。
■交通安全祈願による無事故への啓蒙に寄与
観光地美幌峠開きの安全祈願をはじめ、事業所の安全祈願式、そして事業所、
個人の新車購入時における安全無事故祈願など、増大する車社会に対し、
心の引き締めと気構えなど無事故安全運転への啓蒙の役割りを
随所に果たしております。
美幌町は北見市と網走市のちょうど中間に位置します。
陸上自衛隊駐屯地や多くの食品工場を抱え、国道が集中することから運送・建設業も盛んです。
雪が少なく都市機能が充実しているので、町外・道外からの移住者が多いらしいです。
その美幌の鎮守として柏ヶ丘公園に隣接して鎮座するのが当社です。
神社の人の話によると、エゾリスが姿を見せるらしいです。
見たことがないので画像検索すると、何とも愛らしい姿をしています。本州のシマリスより大きいですね。
今年六月に不届き者が神社の賽銭箱を壊したそうです。
こんな事をする輩は一体何を考えてるのでしょうか。信じられないです。
参拝を終えたは、隣の津別町にある津別神社に向けて車を走らせました。