伊奈波神社

Last-modified: 2013-10-05 (土) 16:22:43
 

伊奈波神社
いなばじんじゃ
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(参拝日:平成24年11月24日)
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住所:岐阜県岐阜市伊奈波通り1-1mapionlogo.gif
主祭神:五十瓊敷入彦命
社格:式内小社、国幣小社、別表神社
主な祭礼:4月5日(岐阜まつり)
関連:金神社
webサイト:伊奈波神社

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↑鳥居↑
(由緒:パンフレットより)
先ずお祀りされている神様は、「五十瓊敷入彦命」と申し上げ、
第十一代垂仁天皇の長男で、第十二代景行天皇の兄にあたり、
古事記、日本書紀にもそのご事蹟が記載され、父垂仁天皇から弓矢を賜り武事をおさめ、
また、勅命によって河内、大和、摂津、美濃など諸国に開拓された池溝の数は、
実に八〇〇に及び、このため諸国の産業は勃興し、農事は豊かになって天下は泰平であったと記している。

更に茅渟の川上宮にて劔1千口を作り、これを石上神宮に納めて有事に備えられた。
今でいえば内政、土木、軍事などあらゆる面で活躍されたといえる。

薨去の翌年(景行天皇十四年)命のご偉徳を偲び現在の丸山の地に鎮斎申しあげたのが始まりで、
それ以来一九〇〇年余りの長きに亘り、「心のふるさと」として親しまれている。

天文八年(一五三九)斎藤道三が稲葉山城を居城とするにあたり、現在の地に遷し奉った。

昭和十四年十一月一日国幣小社に列せられる。

我々の祖先は揖斐・長良・木曽の三大川に恵まれ水の恩恵に浴したものの一方では、
洪水に悩まされ洪水から守り稔り豊かな土地にする事が土地を治める者の最大の務めであり、
「水を制する者は天下を制す」と諺があるように、
水を制するには金を以て当てるというのが陰陽五行の信仰であり、
この地方は特に金、水に関する地名も多く伊奈波神社は水を防ぐ信仰の神社でもあった。

近年神徳を慕って家内安全、商売繁盛、初宮詣、七五三詣、安産、交通安全、土建、水利などの参拝が多い。

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↑神橋↑
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↑神門↑
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↑拝殿↑
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↑烏帽子岩↑
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↑いなば大黒社↑

(以下、余談)
岐阜市内にあります。付近の道路は石畳調にしてありましたが、神社の参道を意識しているのでしょうか。
七五三シーズンでしたので、参拝客で混み合っていました。

近年はパワースポットの書籍で紹介されています。
黒龍岩と黒龍神社がそれとされ、100枚以上の願掛け絵馬が掛けられていました。

神主さんが雑談してらっしゃる話を横で聞いていますと、
汚職疑惑のある国会議員や元大関力士が願掛けに訪れたという内容でした。
国会議員は参拝翌日に無罪が確定したので、テレビにちょっと神社の霊験について取り上げられてましたね。

神橋・楼門・社殿が立ち並ぶ神厳な境内であり、霊験あらたかな神社でした。