吉備津神社

Last-modified: 2013-10-05 (土) 18:48:52
 

吉備津神社
きびつじんじゃ
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(参拝日:平成24年12月23日)
住所:広島県福山市新市町宮内400mapionlogo.gif
主祭神:大吉備津彦命
一宮:備後国一宮
社格:国幣小社、別表神社
主な祭礼:11月23日(例祭)

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↑鳥居↑
(由緒:パンフレットより)
備後国総鎮守一宮。御祭神は吉備津彦命を奉斎してあります。
一宮〔イッキュウ〉さんと親しみをもって呼ばれています。

第七代孝霊天皇の皇子で、第十代崇神天皇の御代四道将軍に任せられ、
山陽道に派遣されて人民を愛撫して、農業に海陸の交通に、
地方開拓に偉大な功績のあった吉備開国の恩恵神であります。
(四道将軍=北陸ー大彦命、東海―武淳川別命、西道―吉備津彦命、丹波―丹波道主命)

大神の御高徳を仰ぎ尊んで初めて宮内にお祀りしたのは、
平安時代第五十一代平城天皇の大同元年(806)であります。

現代の御社殿は慶安元年(1648)福山城水野勝成公が造営されたもので、
昭和四十年三月、国の重要文化財に指定。

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↑神門↑
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↑拝殿↑
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↑本殿↑
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↑境内地図(クリックで拡大)↑
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↑厳島神社↑
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↑大公孫樹↑
(以下、余談)
府中市との市境が近いところ、旧山陽道沿いに神社はあります。
備後国一宮ですが、備中国一宮と同名ですので間違えそうです。
ちなみに、古来は「吉備津彦神社」と名乗ったそうです。備前国一宮と間違えそうですね。

随神門が参道に2つあり、珍しい造りをしています。
社伝には、神無月に全国の神が出雲大社に集まりますが、
ここの大吉備津彦命のみが欠けていましたので、出雲から2人の使者が当社へ派遣されました。
後に、2人は歓待を受けそのまま神社の親衛の門守として仕えることとなったといいます。
上下2門あるのは、この謂れからということです。