大縣神社

おおあがたじんじゃ

（参拝日：平成24年11月25日）

住所：愛知県犬山市宮山3

webサイト：大縣神社

当神社の御鎮座は古く、社殿によれば、垂仁天皇二十七年（紀元前三年）に濃尾平野を見下ろす本宮山頂より
現在の里宮に御遷座申し上げられたと伝えられて居ります。

延喜式神名帳には名神大社として登載され、大正七年十一月に國幣中社に列せられました。

現在の御社殿は、尾張藩主２代目徳川光友公が寛文元年(一六六一）に御再興された建物で、
尾張造を正確に伝へ、特に御本殿は三棟造・大縣造と称され他に類をみない特殊な様式を構え、
国の重要文化財の指定を受けて居ります。

(以下、余談)
犬山市と小牧市の市境あたりに位置している尾張国二宮です。
名鉄小牧線・楽田駅からまっすぐ道を進むと神社に着きます。
大縣大神の荒魂が祀られている本宮山が背後にあり、参道を進むに従って坂を上がるようになっています。

田縣神社は境内のあちこちに男根を象ったものが祀られていますが、
こちらは女性の守護神として、それを象ったものが祀られているようです（未確認）。

この日は七五三で訪れている人が多く、拝殿前は混み合っていたのですが、摂社はすいていました。
他の時期ですと、「むすひの池」で良縁祈願をする方がいらっしゃるのでしょうか。