富岡八幡宮

Last-modified: 2013-06-08 (土) 18:41:51
 

富岡八幡宮
とみおかはちまんぐう
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(参拝日:平成25年5月1日)
住所:神奈川県横浜市金沢区富岡東4-5-41mapionlogo.gif
主祭神:八幡大神、蛭子尊、天照皇大神
社格:村社
主な祭礼:7月7日(祇園舟)
webサイト:富岡八幡宮

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↑鳥居↑
(由緒:神社webサイトより)
当宮はおよそ八百年前、建久二年(1191)に 源頼朝公が当郷鎮護の為 
摂津の西宮の恵比寿様をお祀りしたのが始めで、
後、安貞元年(1227)には八幡大神を併せ祀り、社名も八幡宮と改めました。

鎌倉からは ちょうど鬼門の方角に当たる海に面した小山に祀られていて、
社も鬼門を向いており、鎌倉幕府の厄災防除の神としても祀られた神社です。

また、八幡宮の山が、応長(1311)の大津波から部落を守った事から『波除八幡』とも称ばれ、
広く江戸方面からも信仰を集め、深川・富岡八幡宮へ御分霊された事は有名です。

祭礼は、7月(旧暦6月15日)と9月(旧暦8月25日)のニ季があり、いずれも祇園舟・湯立神楽など、
鎌倉時代より八百年以上も継承されている特殊神事があります。

社殿の造営は、天正・慶長・寛永などの棟札に、鶴岡八幡宮?造営に併せ、
又破損の度、時の地頭が行った事が記されている。

寛永1年~寛永3年の鶴岡八幡宮?の造営に際し、漆塗りの本殿の扉を拝戴し、
当宮本殿内陣の扉として移設されている。
 
現在の本殿は天正14年(桃山時代)の建築で、平成14年の造営により、覆殿を復興し、
柿葺の屋根・丹塗の社殿など、桃山時代の姿に蘇りました。

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↑社殿↑
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↑祖霊社↑
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↑裏参道↑

(以下、余談)
京急富岡駅から北東へ約600m進んだ住宅街の中に鎮座します。
横浜市に多い神社・幼稚園併設型ではありませんが、目の前に「こすもす幼稚園」がありました。
神社の駐車場に続く道は狭いので、幼稚園の送迎バスが何台も続いて出てきた時は焦りました。

神社は西宮の恵比寿様から蛭子神を勧請したのが始まりです。
鎌倉の鬼門鎮護として崇められ、八幡宮の山が大津波から守ったことから「波除八幡」とも称されます。
社殿の周辺には社叢林が広がっています。新緑の青葉が神社のまわりを覆っていました。

ちなみに、東京深川の富岡八幡宮?は当神社の分社です。
大相撲の発祥地、新横綱の土俵入りが行われる神社ですね。