割狐塚稲荷神社

Last-modified: 2013-04-28 (日) 07:12:05
 

割狐塚稲荷神社
わりこづかいなりじんじゃ
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(参拝日:平成25年2月10日)
住所:静岡県駿東郡長泉町下土狩663mapionlogo.gif
主祭神:宇賀御魂神、太田命、大宮女神
社格:村社
主な祭礼:3月春分の日(例大祭)
webサイト:割狐塚稲荷神社

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↑鳥居↑
(由緒:パンフレットより)
当社は古くからこの下土狩に鎮座しております。一説には寛永元年(一六二四)の勧請とも言われています。
江戸時代には、幕府より除地二石余を給せられ、明治八年には村社に列せられました。

御祭神を、宇賀御魂神と申し上げ、伊勢の皇大神宮外宮の御祭神と同様で、五穀豊穣・殖産の神であり、
福富円満・商売繁盛・家内安全・社運隆盛の御神徳を有しております。
古くは境内にて、血を見なければ治まらないといわれた競馬が行われたこともあり、
近郷在住の善男善女による家内安全・商売繁盛の御祈願多く、崇敬者の範囲は下土狩にとどまりません。
今は毎年百人以上の稚児がでて、総勢五百人にものぼる神輿渡御が行われています。

御神域には割狐岩があり、その奥に御本殿が鎮まっております。
この割狐岩には、むかし老狐が住みつき夜ともなると出没したとも言伝えられております。
また老狐が飛び出したためであるとの言伝えもあります。

一万年前の富士山噴火による溶岩流の、貴重な資料となっております。
この溶岩割れ目の参道には、篤志家の奉納による朱鳥居が八〇基以上並び偉容を誇っています。

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↑社殿↑
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↑割狐岩↑
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↑社殿のある山↑
(以下、余談)
1万年前の富士山の噴火の痕跡が残る神社です。
岩の亀裂から狐が飛び出した、または住みついたという伝説が残ります。

社殿の扉がセンサーに反応して開くという最新のテクノロジーが採用されていました。
ゆっくり参拝していると、扉は閉まろうとして、再び開くのを繰り返すが玉に瑕です。

朝早くに訪れた時は、近所の人たちが境内を掃除していたものの神社の方は不在でした。
三嶋大社を参拝してから、再び訪れると、神社の方はいらっしゃいまして、お茶と菓子でおもてなしまでして頂きました。