静岡浅間神社

Last-modified: 2013-04-28 (日) 07:07:16
 

静岡浅間神社
しずおかせんげんじんじゃ
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(参拝日:平成25年2月11日)
住所:静岡県静岡市葵区宮ケ崎町102-1mapionlogo.gif
主祭神:木之花咲耶姫命、大己貴命、大歳御祖命
社格:式内小社、国幣小社、別表神社
主な祭礼:4月5日(廿日会祭)
関連:摂社 大歳御祖神社
webサイト:静岡浅間神社

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↑楼門↑
(由緒:パンフレットより)
神部神社・浅間神社(以上二社同殿)及び大歳御祖神社の三社を総称して、静岡浅間神社
(通称おせんげんさま)と申し上げ、何れもご創立は千古の昔にさかのぼり、駿河国総社として広く信仰されている。

三社とも鎌倉時代以降、歴代幕府の崇敬を受け、特に江戸時代は徳川氏のあつい尊崇を受けて、
寛永・文化年間両度の大造営が行われた。ことに文化元年(一八〇四年)から六十年余の歳月と、
当時の金額で十万両の巨費を投じて建築されたのが現在の社殿群である。

境内は四万五千平方メートル。宏壮華麗な社殿群は、いずれも漆塗りの極彩色で、特に楼閣造りの大拝殿は
浅間造りの代表的なもので高さ二十五メートルあり、殿内は一三二畳敷きの広さがある。

昭和四十六年六月社殿二十四棟が、平成十一年二月、宝蔵・神厩舎が国の重要文化財に指定された。
まさに“東海の日光”と呼ばれるにふさわしいたたずまいである。
また、当社は海外雄飛で有名な山田長政公の産土神としても知られている。

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↑舞殿・大拝殿↑
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↑境内地図(クリックで拡大)↑
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↑少彦名神社↑
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↑八千戈神社↑
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↑麓山神社↑
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↑神池・文化財資料館↑
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↑賎機山古墳↑
(以下、余談)
静岡浅間神社は神部神社・浅間神社(二社同殿)及び大歳御祖神社の総称です。
境内には、ほかに麓山神社・八千戈神社・少彦名神社・玉鉾神社の四社が鎮座しています。
境内は非常に広く、賎機山古墳もあります。直下には国道1号バイパスのトンネルが通ってますね。

賎機山は静岡の地名の発祥地でもあり、古代から神奈備山として信仰されていました。
神社が創建されてからも、朝廷・鎌倉将軍・今川氏・武田氏・織田氏・豊臣氏・徳川氏と権力者の尊崇を集めてきました。

とくに、徳川家康は今川氏の人質として神社北方約1kmの臨済寺に預けられていたことから、
当社にて元服の儀式を執り行いました。後に武田氏の賎機山城を攻略した際に、現在と同規模の社殿を建造しました。
徳川将軍家歴代の祈願所となり、明治初年に至るまでの社領等の総石高は2313石に至るまでになっていました。

大拝殿は高さ25mの三層二階建ての楼閣造り(別称:浅間造り)といわれるものです。
まるで、お城の櫓や天守閣のような佇まいをしていますね。