YAMAHA PSR-SX600

Last-modified: 2025-12-23 (火) 23:25:18

YAMAHA PSR-SX600

PSR-SX600.jpg

   2020年11月 発売

自宅での本格的なキーボード演奏や音楽制作など、演奏者の高いニーズに応える多彩な機能を搭載したハイスペックモデル。高品位なサウンドと優れた演奏性で、表現力豊かな演奏を実現します。

  • 4.3インチ カラーディスプレイ
  • 61鍵、高品位な1373音色であらゆるジャンルに対応(73 スーパーアーティキュレーション、27 メガボイス、43 ドラム/SFXキット含む)
  • 演奏をサポートする自動伴奏415スタイル(372 プロ、32 セッション、10 DJ含む)
  • エクスパンションメモリー最大約100MB
  • スタイル(自動伴奏)をより多彩に表現するユニゾン&アクセント
  • 無料アプリ「Rec'n'Share」対応
  • マイク(別売)をつないでボーカルパフォーマンス
  • ワンタッチで設定を呼び出せるレジストレーションメモリー/プレイリスト
  • ボイス(音色)やスタイル(自動伴奏)を追加できるエクスパンションパック

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▲バックパネル

PSR-SX600の強み

① 「昭和歌謡的アレンジ思想」が最初から入っている

PSR-SX600のスタイル:

・派手すぎない

・おかずが歌を邪魔しない

・ベースとドラムが連動する

・Aメロはスカスカ、サビで開く

② ベース&ドラムの「人間らしさ」が異常に強い

YAMAHAのスタイルエンジンは音楽的に非常に自然:

・ベロシティ

・発音タイミング

・フレーズ選択

③ 「和声付き伴奏」を即座に鳴らせる

実はDTMより強い点:

・コードを押さえるだけ

・すぐ全体像が聴ける

・転調も一瞬

具体的な活用法(プロジェクト連携)

活用①:アレンジ方向性の決定機

手順::

  1. 原曲のコードをSX600に入力
  2. いくつかスタイルを試す
  3. 実践的体感
     ・どこで盛り上げるか
     ・フィルはどこか

活用②:ベースラインの思想抽出

SX600のベースをよく聴いて明確にする:
・どこで動くか
・どこで止まるか
・転調前の処理

👉RipXで抜いた原曲ベースと比較

活用③:ドラムフィル配置の教科書

SX600のドラムは:
・フィルが入る場所が完璧
・長さ・密度が絶妙
・主張しすぎない
👉BP5でのフィル配置の答え合わせ

活用④:MIDI供給源として使う(重要)

できること::
・スタイル演奏をMIDI録音
・ベース/ドラムだけ抜き出す
・Cubaseに取り込み
👉「YAMAHA流・昭和歌謡ベース&ドラム」テンプレ完成(かなり強力)

PSR-SX600 → Cubase へのMIDI取り込み手順

SX600 → Cubase のMIDI取り込みは 2ルートあります。

  1. USB-MIDI:簡単・安定(こちらがお勧め)
  2. USBメモリ:直接ファイル

ここではUSB-MIDI方式について考えます。
DAWとの通信は、SX600の背面バックパネルの[TO HOST]端子とPCのUSB端子をUSBケーブルで接続して行います。

SX600側の設定(重要)

① MIDI送信を有効化

[MENU] → MIDI

ransmit = ON

② MIDIテンプレート設定

おすすめ設定は以下の通り:

Keyboard Out:OFF(右手演奏を送らない

Style Out:ON(ベース/ドラム/伴奏を送る)

③ Clock設定

Clock:Internal (Cubaseをスレーブにする ※最初はこれが一番安定)

Cubase(Artist 12 前提)側の設定

① MIDIデバイス認識確認

  1. Cubase起動
  2. スタジオ → スタジオ設定
  3. MIDIポートにPSR-SX600 が見えることを確認

② MIDIトラック作成
MIDIトラックを複数作成(最低4本)

Drums
Bass
Chord1
Chord2(任意)

各トラックの入力をPSR-SX600 に設定

③ MIDIチャンネル割り当て(重要)
SX600の一般的割り当て:

パートMIDI Ch
Drums10
Bass11
Chord112
Chord213

Cubase側でトラックごとにチャンネル指定 (👉 後処理が爆速になります)