ストーリー 究極呪紋資格争奪戦

Last-modified: 2013-03-26 (火) 12:47:25

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『究極呪紋資格争奪戦』

『究極呪紋資格争奪戦』

第1階層 とある広間

3月某日
初春――
ココレ「あらやだ皆さん、今日もおヒマそうね?
うん、とってもヒマそうだわ!」
エレミア「いきなり失礼なヤツだな…
まあ、特に予定がないのは否定しないが」
ココレ「だったらヒマつぶしに最適なステキイベントがあるのだけど、どぉどぉ?」
フラットレー「例のイベントですか^^」
ココレ「きゅ、急に驚かさないでよ、フラットレー…
例のイベントとか、なんのことかしらぁ?」
フラットレー「なるほど、そうきましたか^^」
エレミア「例のイベント、とは何だ?」
フラットレー「期間限定で習得可能な呪紋がありまして、その資格を得るには、ある洞くつを探索しなければいけないんです^^」
フラットレー「たしか“呪い(まじない)の巣穴”とか^^」
エレミア「なかなかそそられる名前だが…
どうも剣士には無縁のイベントのようだな」
フラットレー「まぁ、そうとも言えますね^^」
ココレ「なっ!?
せっかく乗り気だったのに、なんて事を言うのよフラットレー!」
ココレ「ただでさえ残り時間がないっていうのにぃ!」
エレミア「乗り気だと言った記憶はないが…
残り時間がない、とはどういう事なんだ?」
ナビコ「何かイロイロと隠してやがられマセンか?」
ココレ「あ、いや…あの、そのイベントが終わるのが
…実は、今日…でしてテヘ♪」
ナビコ「なにやらドジッ子オーラをかもし出してマスが、つまり…何が言いたいのデショウか?」
ココレ「ううっ…お願いします…
イベント手伝って欲しいのよぉ~!」
エレミア「最初からそう言えば良いものを…
誰も手伝わんとは言ってないぞ」
プレイヤー「コク、コク」
ココレ「えっ、ホントに?
やった♪」
ナビコ「変わり身が早いデスね…
別に、オドロキはないデスけど」
フラットレー「では残り時間もあまり残っていませんが、イベント頑張ってくださいね^^」
ココレ「みんなが手伝ってくれるし何とかなるわよぉ~♪」
エレミア「気を抜くのは、イベントをクリアしてからだ
では、行くか?」
ココレ「おー!」
プレイヤー「コクッ」

第2階層 横穴A

ココレ「かけ込みクリア狙いの人、いっぱいいるじゃない!ホッとしたわ~♪」
ナビコ「ココレさんは夏休みの宿題、最後にまとめてやるタイプですネ」
ココレ「ギクッ…」
ナビコ「しかも間に合わないタイプとミマシタが?」
ココレ「ギクギクッ!!」
エレミア「こ、この話題は、もう止めないか!?」
ナビコ「アナタもデスか…」

第3階層 食糧貯蔵庫

ならず者「ぐああっ…(ドサッ)」
エレミア「ふぅ、倉庫番がいるとはな」
ココレ「この倉庫は…食糧が貯蔵されていたとこかしら?」
エレミア「貯蔵、というか…食えそうなものは無いだろう、これは」
ナビコ「一応、報告シマス
部屋の中に、まだ使えそうな飲み物がアリましたヨ」
ココレ「…あんたに全部あげるわ」
プレイヤー「コクッ」

第4階層 横穴A

ココレ「プレイヤーのライバル以外にも、洞くつに潜んでる敵も居て厄介な場所ねぇ…」
エレミア「そうか?
これくらいの方がスリルがあって良いぞ?」
ナビコ「さすがマゾいエレミア様ですネ」
エレミア「ドSでもあるんだが、知りたいかナビコ?」
ナビコ「エンリョいたしマス、女王サマ…」

第5階層 洞くつ遺跡

年老いた呪紋使い「汝ら、『証』を求める者か…」
ココレ「あらやだ、それっぽいおじいちゃんが来たわねぇ」
年老いた呪紋使い「違うなら帰るが良い…」
ココレ「あわわ…『証』って呪紋を得るための資格の事かしら?」
エレミア「恐らくそうだろうな…っておい、ココレちゃんと情報は集めておけよ?」
ココレ「ううっ…返す言葉もないわね…
で、その『証』はどこなの?」
年老いた呪紋使い「うむ…この洞くつの奥に、その『証』はある
しかし、気をつけるがよい」
年老いた呪紋使い「洞くつの主が去り、ここには不心得者どもが我が物顔で住みついておるゆえな…」
ココレ「不心得者?誰かしら…」
エレミア「盗賊や山賊の類だろうな
…なるほど、楽しめそうじゃないか」
年老いた呪紋使い「さあ、急ぐがよい…
汝らの敵は少なくはないぞ……ないぞ……」
ココレ「あっ!
消えちゃった!?」
エレミア「あのじいさんが、主だったんだろうさ…
さあ、さっそく不心得者がお出ましだぞ!」
ならず者「ここはオレたちのねぐらだぁ!
とっとと出て行きな!」

第5階層 洞くつ遺跡

ならず者「くそぉ…(バタン)」
ココレ「やったわね!
この調子で『証』までまっしぐらよ~!」
エレミア「まぁ、最初はこんなものか…
奥にいる奴はもっと強いだろうし、気を抜くなよ?」
プレイヤー「コクッ」

第6階層 書物庫

ココレ「ここは不心得者たちが集めた書物の倉庫なのかしらねぇ?」
エレミア「古い巻物や書物が錯乱しているが…
何かありそうか、ナビコ?」
ナビコ「書物は使えそうにないデスが、役にたちそうなカードを発見できマシタよ!」

第7階層 財宝の眠る広間

ココレ「お金のニオイがするところ、ライバルありと言うわね…」
ナビコ「言いマセン」
エレミア「呪紋の資格狙いではない奴らも、結構いるようだな」
ココレ「かけ込みで来る人間と一緒になってヒドイ有様だわね…ハハ」
ナビコ「だからアレほど「早く宿題をシナサイ」と、ママに言われるのデスよ」
ココレ「な、なんでそんなことまで知ってんのよ!?」
ナビコ「オトメの勘デス」

第8階層 横穴A

エレミア「そういえば…アイツには連絡したのか?」
ココレ「アイツ?
…だれ?」
エレミア「毎度、ヒドイな…狼だよ」
ココレ「え?
何で連絡する必要が?」
ナビコ「…波乱の予感デスよ」

第9階層 横穴A

エレミア「またスネるぞ、狼のやつ」
ココレ「ちがうわ、今回は訳アリなのよ」
エレミア「訳とは?」
ココレ「このイベントでのパーティ最大人数が3人までなのよ!
わかりやすく言うと…」
ココレ「悪いな、わん太!
このイベント三人用なんだ!」
エレミア「なるほど!
例の声で再生されたぞ!」
ナビコ「アナタたちは…」

第10階層 洞くつ遺跡

ココレ「(ぞくり)
い、いま悪寒がっ!?」
エレミア「ああ…来たようだな」
荒野の狼「…ァァァアアアーネーゴォーーー!!!」
ココレ「オーカミちゃんじゃない!
元気ィ?」
荒野の狼「また置いて行かれたけど、元気だぜ!
また置いて行かれたけどな!」
ココレ「いや、あのね、オーカミ…」
荒野の狼「知ってるぜ、アネゴ…
今回は最大3人までのパーティだってな!」
ココレ「あらやだ知ってたの?
ゴメンねぇ、オーカミちゃ~ん」
荒野の狼「俺は3人パーティの中には、入れないんだ…
って事もな」
ココレ「別に一緒にいるのが嫌なんじゃなくて、戦力外扱いしただけなのよ!」
ナビコ「サラッと悪魔な事言いましたよコイツ…」
荒野の狼「いいんだアネゴ…
お、俺も今日は、な、仲間がいるしな!!」
ココレ「なっ!?」
エレミア「何だってー!」
ヴィクトリア「仲間だって?
何の冗談だよ…まったく」
リリカ「やっぱり地下は最高ッス!
あ、皆さんおそろいッスね!」
ココレ「なんか、すでにパーティ崩壊しそうなムードを出してる人もいるけど?」
荒野の狼「アネゴ…今日の俺はライバルだぜ!
俺とデュエルだ!」

第10階層 洞くつ遺跡

荒野の狼「くっそー!
おぼえてろよ!!」
ヴィクトリア「あっ、オイ!待ちやがれ!!」
リリカ「もっと深い所に行くッス!」
ココレ「あら~、行っちゃったわねぇ…
どうする?」
エレミア「厄介な事になったが…先へ進むしかないな
早くクリアしないといけないんだろ?」
ココレ「そうだったわ…
今は後ろを振り向かずに、進むのみよ~!」

第11階層 書物庫

ココレ「お宝探しみたいで、楽しいわねぇ~♪」
エレミア「もらえる物はもらっておく…
それが冒険者というものだからな」
ナビコ「マスター、役に立ちそうなカードを発見できマシタよ!」

第12階層 横穴B

エレミア「うーむ…
そう言えば、何か違和感が…」
ココレ「どうしたの、エレミア?」
エレミア「いや…狼たちを見て違和感があったんだが…
まあ、気にしないでくれ」
ココレ「?」

第13階層 食糧貯蔵庫

ならず者「ギャアアアッ…(ドサッ)」
エレミア「歯応えのない奴だったな」
ナビコ「闘志を燃やす飲み物を見つけマシタよ!」

第14階層 横穴B

エレミア「そう言えば、期間限定の呪紋とはどんなものなんだ?」
ココレ「えーっとね…あとで調べておくわね!」
エレミア「知らずに取りに来てるのか!?」

第15階層 洞くつ遺跡

ココレ「いやー、期間限定でしか習得できない呪紋なんだから、何かスゴイんだろうな~ってネ?」
裏山★シンゴ「そうそう、何でも『究極の呪紋』ってウワサらしいじゃん♪」
ココレ「へ~『究極の呪紋』ねぇ…って、
うわっ!?」
裏山★シンゴ「おっ♪
ナイスリアクションじゃん、ハニィ~?」
エレミア「あんたも『証』を取りに来てたのか?」
裏山★シンゴ「そりゃあ『究極の呪紋』をゲットできるんだったら、来るっきゃナイっしょ♪」
ココレ「で、『究極の呪紋』って、なんなの?」
裏山★シンゴ「そんな細かいコト気にしなくていーじゃん?」
エレミア「いや、気にしろよ…」
ココレ「ほんっと、エレミアの言う通りよねぇ?」
エレミア「お前もだよ、ココレ…」
裏山★シンゴ「まーまー、ここで会ったのも何かの縁だし?
デュエルしちゃおうぜ!」

第15階層 洞くつ遺跡

裏山★シンゴ「相変わらず強いじゃん♪
んじゃ、俺は先に行くぜ~!」
ココレ「まったく勝った気がしないわね…」
エレミア「我々も急ぐぞ、思いの外ライバルは多そうだからな」

第16階層 書物庫

ココレ「ツボは割っても良いのよねぇ?」
エレミア「すぐに再生するから大丈夫だ
思う存分、割ってしまえ」
ナビコ「マスター、役に立ちそうなカードを発見できマシタよ!」

第17階層 財宝の眠る広間

ココレ「ぷはーっ!
みんなお金目当てなのかしら…?」
エレミア「まったく、何をしに来ているんだ
この連中は…」
ナビコ「そう言いながらお金を集めるのはヤメないのデスね…」

第19階層 呪紋の鉱脈

堕落した呪紋使い「わしの…鉱脈が…(ガクッ)」
ココレ「神秘的な鉱脈ねぇ~
いかにも呪紋の力があふれてそうだわ」
ナビコ「お役に立ちそうな結晶が発見デキましたヨ!」

第20階層 洞くつ遺跡

リリカ「待ってたッスよ、ココレさん!
あと、皆さんも!」
ココレ「なんなのよ、リリカ…
やたら暑苦しいじゃないの?」
リリカ「リリカは感動したッス!
狼さんのココレさんへの友情の深さに!」
荒野の狼「ま、待ってくれよ…そこまで言われると
俺、テレるじゃねぇか!」
ヴィクトリア「ケッ…何が深い友情だよ」
ココレ「どうなってるのよ、これは…」
リリカ「やっぱり深いって事はスバラシイことッス!
深ければ深いほどイイッス!」
エレミア「なんか少し論点がズレてきてないか?」
リリカ「今日はリリカも狼さんに敬意を表して、ココレさんと戦うッス!」
ココレ「意味がわからない…わからないわ!」

第20階層 洞くつ遺跡

リリカ「やるッスね…なかなかの深さッス…!」
ココレ「リリカ…
何を言いたいのかサッパリ分からないから!」
リリカ「リリカにはまだまだ深さが足りないッス!
もっと潜るッス!」
荒野の狼「あっ!お前勝手に行くなって…
じゃ、じゃあなアネゴ!」
ヴィクトリア「いつも勝手なのはお前だろーが!
もーっ!」
ココレ「…嵐が過ぎ去って行ったわ」
エレミア「うーん…見事にかみ合ってないな」

第21階層 書物庫

ココレ「エレミア、なにか見つかった?」
エレミア「とりあえず、壊せそうなものは全部壊してみるか」
ナビコ「ナニか大切なものが失われていくような気がシマスが…」
ナビコ「ソレはソレとして、役に立ちそうなカードを発見できマシタよ!」

第22階層 異文化資料室

ココレ「ここは…
何か見覚えがある物があるんだけど?」
ナビコ「異世界の文化に関わる品が保管されているようデスね」
ココレ「異世界…といえば、異世界かしらねぇ?」
ナビコ「防具はちゃんと装備しないと意味が無いデスよ」

第23階層 食糧貯蔵庫

ならず者「うおおぉ…(ベチャッ)」
ココレ「うわ、食糧の上に倒れ込んじゃったわ…」
エレミア「ヒドイ有様だな、色々な意味で」
ナビコ「ソコから体力を回復する飲み物を見つけマシタよ!」

第25階層 洞くつ遺跡

ココレ「あっ!あのクドいオーラは…
コウイチ!」
コウイチ「なんだ貴様達…今頃来たのか?」
ココレ「奥から来たって事は、あんたまさか…」
コウイチ「ああ、もちろん『証』は手に入れているが?」
ココレ「なんですって!?
(ゴクリ)」
エレミア「おい…いや、アリ…なのか?(ゴクリ)」
コウイチ「どうした、貴様達…
ちょっと恐い顔をしているぞ?」
ココレ「コウイチ!
デュエルよ!」

第25階層 洞くつ遺跡

コウイチ「な、なにをする貴様ら…」
ココレ「さあ、『証』をよこすのよ!」
ナビコ「外道デスね…」
エレミア「うーん…やはり気が引けるな」
コウイチ「何を勘違いしているのか知らないが…
『証』は受け渡しなどできないぞ」
ココレ「えっ?
そう、なの?」
エレミア「まあ…冷静に考えればそうだろうな」
ココレ「もう!それを早く言ってよ…
じゃあね、コウイチ!」
コウイチ「ひ、ひどい…」

第26階層 書物庫

ココレ「えーっと…あ、あったあった♪」
エレミア「だんだん手慣れてきてるぞ…
これで立派な冒険者だな」
ナビコ「マスター、役に立ちそうなカードを発見できマシタよ!」

第27階層 財宝の眠る広間

ココレ「き、キツいわー!
みんな、目が血走っててコワいし…」
エレミア「おい、そこにコインが落ちてるぞ?」
ココレ「え?
どこ、どこよ!?」
ナビコ「目が血走ってマスよ、ココレさん…」

第29階層 呪紋の鉱脈

堕落した呪紋使い「おおぉ…(バタン)」
ココレ「この鉱脈の番人だったのかしら?」
エレミア「むしろ独占していただけだろうな
主の言うところの不心得者だろう…」
ナビコ「お役に立ちそうな結晶が発見デキましたヨ!」

第30階層 洞くつ遺跡

ヴィクトリア「あっ!
くっそー、追いつかれたのか!?」
ココレ「あんたは、狼と一緒にいたやつね!」
エレミア「狼はどこに行ったんだ?」
ヴィクトリア「こっちが聞きてーよ!
…もう、帰りたくなってきたぜ」
ココレ「…なんか機嫌ワルそうだし、
放っておきましょ~か?」
エレミア「そうだな…触らぬ神に、なんとやらだ」
ヴィクトリア「待てよ…
こうなったら、テメーらをぶっ飛ばしてやらなきゃ気がすまねー!」
ココレ「とばっちり!?」

第30階層 洞くつ遺跡

ヴィクトリア「ううっ…負けたぁ…
わあーん!!いつか泣かしてやる!!」
ココレ「泣きながら去って行ったわね…」
エレミア「我々は、なにか悪い事でもしたのか…?」
ココレ「忘れちゃいましょ…うん」

第31階層 書物庫

ココレ「悪い思い出を忘れるように全部ひっくり返しちゃうわよぉ~!」
エレミア「まぁ、そういうのもたまには悪くないか…」
ナビコ「マスター、役に立ちそうなカードを発見できマシタよ!」

第32階層 異文化資料室

ナビコ「ここは異文化の資料が集められた部屋のようデス」
ココレ「これは…大きくない?」
ナビコ「なんのコトかワカリマセンが、防具はちゃんと装備しないと意味が無いデスよ」

第33階層 食糧貯蔵庫

ならず者「ぐええぇぇ…(ドシャッ)」
ココレ「ぜぇぜぇ…こう戦いが多いとさすがに疲れるわね」
エレミア「飲むか?ちょうどイイ物がありそうだぞ?」
ナビコ「倒した敵から、闘志を燃やす飲み物を見つけマシタよ!」

第34階層 横穴D

エレミア「それにしても、戻ってくる冒険者が多いな…」
ココレ「ちゃんと辿り着けるか心配になってきたわ…」

第35階層 横穴D

フラットレー「皆さん頑張っていらっしゃいますね^^」
ココレ「相変わらず突然ねぇ、フラットレー…
もうライバルが多くて、へとへとよ~」
フラットレー「あらあら、そんなにのんきに構えてて大丈夫ですか?^^」
エレミア「どういうことだ?」
フラットレー「ええ、噂によると『証』の残りが、もうあまり無いそうですが^^」
ココレ「えぇっ!?
『証』って、数に制限があるの!?」
エレミア「あのじいさんめ…
一言もそんな事は言ってなかったぞ」
フラットレー「それでは私はこれで…
無くなる前にたどり着けると良いですね^^」
ココレ「にこやかに毒を残して行かないでよ~!」
エレミア「とにかく、急がないとな!」

第36階層 書物庫

ココレ「急がないと!
…あぁ、でもやっぱり部屋が気になるわ!」
エレミア「おいおい…」
ナビコ「マスター、役に立ちそうなカードを発見できマシタよ!」

第37階層 財宝の眠る広間

ココレ「急がなきゃいけないのに~!」
エレミア「金が落ちていると反応してしまう自分が憎い
…あ、そこにも」
ココレ「い、急がなきゃいけないのに~!」
ナビコ「本能には逆らえナイのデスね…」

第39階層 呪紋の鉱脈

堕落した呪紋使い「我のォ…鉱脈、だァ…(ドサァ)」
ココレ「盗人猛々しいとはこいつの事ね!
(ごそごそ)」
エレミア「と、言いながら持物を物色するのはどうなんだろうな…という私も同罪だがな!
(ごそごそ)」
ナビコ「お役に立ちそうな結晶が発見デキましたヨ!」

第40階層 洞くつの遺跡

ココレ「あっ!
あああああっ!?」
エレミア「どうしたココレ、突然奇声を発し…あっ!」
裏山★シンゴ「ちぃーっす!
ハニー達、まだこんな所をウロウロしてたんだ?」
ココレ「あんた、まさか…もう『証』を…」
裏山★シンゴ「イェス!これの事かい?
なんてネ♪」
ココレ「まずいわ…
まずくない?これ!?」
裏山★シンゴ「ハハッ、なんだかよく分からないけど、デュエルしようぜ!」
ココレ「デュエルばかだ!!」

第40階層 洞くつの遺跡

裏山★シンゴ「負けた、負けた!
じゃあ俺はもう帰るね~♪」
ココレ「あたし達が勝ったはずなのに
あっちのほうが余裕があるのはナゼなのぉ~!」
エレミア「試合に勝って、勝負に負けた…
というヤツだな」
エレミア「などと冷静に言ってるヒマはないだろう」
ココレ「ダッシュよ!!」

第41階層 書物庫

ココレ「手分けすれば効率よく探せるわ!
はりぃあっぷ!」
エレミア「探さない選択肢はないのか……」
ナビコ「マスター、役に立ちそうなカードを発見できマシタよ!」

第42階層 横穴D

フラットレー「皆さん、お急ぎのようですね^^」
ココレ「そりゃあ『証』の残りが少ないんじゃ
急ぎもするわよ」
フラットレー「あら、また状況が変わっているんですが知りたいですか?^^」
ココレ「もしかして、在庫が増えたとか?
だと嬉しいんだけど~」
フラットレー「いえ、噂によると『証』の残りが、あとひとつだとか^^」
ココレ「…いつもにこやかに怖い事をさらりと言うよね、フラットレー?」
エレミア「血管が一瞬キュッと縮んだ気がしたぞ…」
フラットレー「それでは私はこれで…
頑張ってください^^」
ココレ「他人事だと思ってるよね、あれは!」
エレミア「可及的速やかに急ぐぞ!」

第43階層 食糧貯蔵庫

ならず者「くそっ…ここまでか…
こうなったら…(ドガッ)」
ココレ「人が急いでる時に限って断末魔が長い!」
エレミア「まぁ、ラストスパート用に薬は頂いて行くがな」
ナビコ「マスター、闘志を燃やす飲み物を見つけマシタよ!」

第44階層 横穴D

エレミア「『証』の残りがあとひとつという事は、ヘタをすれば狼たちが先に…」
ココレ「それだけは絶対に阻止よ!」
エレミア「そうだな!」

第45階層 洞くつ遺跡

ココレ「いた!追いついたわよ!」
リリカ「とうとう追いつかれたッスね…」
荒野の狼「さすが…それでこそアネゴだぜ!」
ココレ「オーカミ!
あんたに『証』は渡さないわよ!」
リリカ「狼さん…
ここはリリカに任せて、先に行くッス!」
荒野の狼「リリカ、お前…
すまねぇ!」
ココレ「あっ!待ちなさいよ、オーカミ~!」
エレミア「おいおい、盛り上げてくれるじゃないか…
こういうの、嫌いじゃあないぞっ!」
ナビコ「エレミア様がたぎっておられマス…」
リリカ「まだまだリリカには物足りない深さッスが時間稼ぎぐらいは出来るッス!」
ココレ「リリカ…
あんたの屍、乗り越えさせてもらうからね!」

第45階層 洞くつ遺跡

リリカ「も、燃え尽きたッス…へへ」
ココレ「リリカ…
じゃあ約束通り、乗り越えて行くわね♪」
ぐにゅ、ぐにゅ、ぐりっ、ぐにゅ
リリカ「むぎゅうっ!?
ひどい…ッス(ガク)」
エレミア「本当に乗り越えて行くとは…
鬼だな…」

第46階層 書物庫

ココレ「もう、残された時間は少ないわよ!」
エレミア「と、言いながらなぜ我々は部屋を物色しているんだろうな?」
ナビコ「マスター、役に立ちそうなカードを発見できマシタよ!」

第47階層 異文化資料室

ココレ「ここは異文化の資料が集められた部屋のようデス」
エレミア「これは…血と汗と涙の結晶だな」
ナビコ「なんと、武器として使うコトがデキます」
エレミア「これで殴ったら、怒られそうだな…」
ナビコ「武器はちゃんと装備しないと意味が無いデスよ」

第48階層 異文化資料室

ナビコ「マスター!きれいなお花デス!」
プレイヤー「コク」
ナビコ「これは良い武器になりそうデスね!」
プレイヤー「コク…?」
ナビコ「武器はちゃんと装備しないと意味が無いデスよ」

第49階層 異文化資料室

ナビコ「ここも異文化の資料が集められた部屋のようデス」
ココレ「こんなデカイのは見た事ないけど…
これ、本当に使えるの?」
ナビコ「最後の戦いに備えて、
バッチリ装備をチェックしまショウ!」

第50階層 洞くつ遺跡

ココレ「こ、これはどういう事?」
エレミア「倒された冒険者たちが、死屍累々だな…」
荒野の狼「アネゴ…遅かったじゃねーか
あんまり遅いから、ひと暴れしてたぜ?」
エレミア「まさか…このやられた奴らは全部お前が?」
荒野の狼「最後の『証』を奪おうとしていた無粋な連中は、全部片付けたぜ…」
荒野の狼「さあ…デュエルだ!」
ココレ「やるじゃない…
“荒野の狼”の名は、伊達じゃないようね?」
荒野の狼「戦力に加えておけばよかったと後悔させてやる!」
ココレ「悪いけど、手加減はしないからね!」

第50階層 洞くつ遺跡

荒野の狼「やっぱり、アネゴたちは強いぜ…」
ココレ「オーカミ…
まぁ、あんたもなかなかやるじゃない?」
エレミア「そうか、そういう事か…
狼のパーティを見てから違和感を感じていたが、そうだったんだな?」
ココレ「どういう事、エレミア?」
エレミア「このイベントは呪紋を習得するための『証』を手に入れるイベントだ」
エレミア「だが、狼たちのパーティには呪紋使いはいなかった…つまり『証』など不要だったんだ…」
ココレ「じゃあ…
まさかこの『証』を確保するために…?」
エレミア「本当に不器用なヤツだな、狼?」
ココレ「オーカミ…ありがとね
今度は一緒に冒険しようね」
荒野の狼「お、俺がヒマだったらな…
いいから、俺の屍を越えて行け!」
ナビコ「あ…言っちゃいましたネ…」
ココレ「うう…
あんたの屍、乗り越えさせてもらうわ!」
ぐにゅ、ごきゅ、ぐりっ、ぐにゅ
荒野の狼「アネゴ…そんな…」
エレミア「やっぱり…
感動のシーンが台無しだ…」
ナビコ「途中で鳴ってはならない音がしましたが、ソレはさておき…」
ナビコ「タタタターン
ココレたちは『証』を手に入れた!
“呪いの巣穴”を脱出しよう!」
ココレ「脱出なんて、大げさな…」
年老いた呪紋使い「ついに『証』は全て、人の手に渡った…!」
エレミア「じいさん!?」
年老いた呪紋使い「今、この時より『証』は争奪自由となる!!」
ココレ「なっ!?
なんですってぇ~!!」
ナビコ「報告しマス
来た道は全て封鎖されマシタ」
ココレ「先へ進むしかないって事!?」
エレミア「しかも、『証』を取りそびれた連中がみんな狙ってくるぞ…」
ココレ「に、逃げるわよ!
オーカミ!あんたは…」
荒野の狼「ア、アネゴと冒険…へっへっへ…」
エレミア「寝落ちして、寝言だと!?」
ココレ「置いて行きましょう!」
年老いた呪紋使い「達者でのぅ…ほっほっほ」
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