1話 ある日の出来事 その1
『渋滞』
キャラ名 | セリフ |
おそ松 | あ~、すっからかんだわぁ! ついてねえ。 |
(・・・ガラッ!) | |
おそ松 | ただいまー |
おそ松 | ・・・あれ?誰もいねえじゃん。 |
おそ松 | あー、つまんねえ。 上に行って、ふて寝するかぁ。 |
階段を上がる音 (・・・とん、とん、とん・・・) | |
階段を下りる音 (・・・とん、とん、とん・・・) | |
カラ松 | ん? |
おそ松 | あ。 |
カラ松 | ん~? |
おそ松 | ん? |
カラ松 | んん~? |
おそ松 | んんッ? |
カラ松 | フッ! |
おそ松 | いや、「フッ!」じゃなくて! |
カラ松 | そんなに俺を構いたいのか、 お茶目さんだな・・・! |
おそ松 | ええ~? 俺は別に構ってないよっ? |
おそ松 | ここを、通りたいだけ・・・あ! |
カラ松 | ん? |
おそ松 | いや、ちょっ・・・(・・・サッ) |
カラ松 | んんっ?(サッ・・・) |
カラ松 | ほら、俺を構ってる・・・ |
おそ松 | いや、構ってないッ! |
おそ松 | よ!(・・・サッ) |
カラ松 | ん?(サッ・・・) |
カラ松 | ほら! |
おそ松 | ほら!・・・じゃなーいッ! 構ってるのはお前の方だろッ! |
カラ松 | ん~?(・・・サッ) |
おそ松 | あ!(サッ・・・) |
カラ松 | お前だ、おそ松! |
おそ松 | ええ~?どうして俺、怒られてるのッ? |
カラ松 | 俺はトイレに行きたいんだ! |
おそ松 | 行ってッ!?トイレ!! |
(・・・ガラッ) | |
一松 | どうしたの? |
カラ松 | 俺はトイレに行きたいんだ! |
おそ松 | さっさとトイレに行って欲しいんだけどッ! |
一松 | 何かもめてるのかと思ったけど。 |
一松 | 別に意見の相違は無さそうだね。 ・・・ちょっと通して。 |
カラ松 | あ、すまん(・・・サッ) |
おそ松 | あ、わりぃ。(・・・サッ) |
十四松 | 僕も通りますっ! |
(トン、トン、トン・・・) 階段を下りる音 | |
カラ松 | うん。 |
おそ松 | どうぞ。 |
カラ松 | ・・・・・・。 |
おそ松 | ・・・・・・。 |
おそ松 | ・・・(・・・サッ) |
カラ松 | ・・・(サッ・・・) |
おそ松 | あ゛ーーーーッ!! |
カラ松 | なぜだーーーッ!! |
おそ松 | なっんで俺がこっちに避けると こっちに来ちゃうのッ!? |
カラ松 | 知らんッ!もれるーッ!! どうして通せんぼするんだッ!! |
おそ松 | だから早く行ってーーーッ!? |
―つづく― |
2話 ある日の出来事 その2
『渋滞2』
キャラ名 | セリフ |
おそ松 | ッわかったーーッ! 俺、もう動かないから! |
おそ松 | 動かないからッ!通ってッ!? |
カラ松 | そ、そうか。すまん。 |
カラ松 | ・・・もれるッ!! |
おそ松 | ったく・・・。 |
(・・・とん、とん) 階段を上る音 | |
(ガラッ・・・) (とん、とん) 階段を下りる音 | |
おそ松 | あ。 |
チョロ松 | えー。 |
おそ松 | ん。 |
チョロ松 | えっ。 |
おそ松 | んんッ? |
チョロ松 | ちょ・・・えー? |
おそ松 | いや、ちょっ・・・(・・・サッ) |
チョロ松 | えっ!?(サッ・・・) |
チョロ松 | 邪魔だよ。 |
おそ松 | えー!? |
おそ松 | なん・・・!(・・・サッ) |
チョロ松 | え!?(サッ・・・) |
チョロ松 | いい加減にしろよ。 |
おそ松 | いい加減にして欲しいの こっちなんだけどーッ!? |
チョロ松 | えーッ?(・・・サッ) |
おそ松 | あ!(サッ・・・) |
チョロ松 | マナーってものを知らないのツ!? そんなんで社会人としてやっていけるのッ? |
おそ松 | ええ~?なんで俺、怒られてるのッ? 確かに、ニートだけどな? |
チョロ松 | 全く!常識ってものをわかってないな。 おそ松兄さんは! 譲り合いって言葉を知らないのっ? |
おそ松 | 譲るよッ!?全っ然ッ! 俺は譲るけど!! |
おそ松 | そっちも譲らないと! 譲り合いじゃあないでしょッ!? |
チョロ松 | こっちは下りだから 下りてる調子崩されたら危ないんだよ。 |
おそ松 | 上ってる方も力いっぱい上ろうとしてるから! 途中で止まるとバランス崩しそうで 危ないんだけどッ!? |
(・・・ガラッ) | |
トド松 | え、なになに。何、もめてるのっ? あー、いいアングルッ! |
(・・・パシャッ!) | |
トド松 | ちょっと通りまーす! |
(・・・トン、トン、トン) | |
チョロ松 | あ、ごめん。(・・・サッ) |
おそ松 | あ、わりぃ。(・・・サッ) |
トド松 | (・・・クルッ!) あー!この下から見上げたアングルも、 イイ感じ~ッ! |
トド松 | こう、おそ松兄さんが・・・すっごく! やり込められてる感じに見える! チョロ松兄さん、強そう! |
チョロ松 | え、そう? |
おそ松 | なんで、ちょっと嬉しそうなのッ!? |
トド松 | それじゃあ、おっ先~ッ! |
(トン、トン、トン・・・!) 階段を下りる音 | |
おそ松 | ・・・・・・あ、ああ。 |
チョロ松 | ・・・ほら! 常識的な僕はもう動かないから! 通れば。 |
おそ松 | え、ああ。ありがとう。 |
(・・・ドテッ・・・!) | |
おそ松 | ・・・はあ~・・・! やっと2階についた・・・。 エベレストでも上った感じだわぁ・・・。 |
おそ松 | つ、疲れたー・・・!! もっ・・・んのすごーーーくっ!! ・・・疲れ・・・(ぐー・・・) |
(・・・ガラッ・・・) ただいまー。 | |
(・・・わーい!) (・・・やったー!) (マミー!さすがだ!) | |
(・・・トン、トン、トン・・・) | |
十四松 | ・・・おそ松兄さん、おそ松兄さん? 母さんがおやつに豚まん買ってきたよ。 食べようよ。 |
おそ松 | (ふがっ・・・)うーん・・・。 |
十四松 | ダメだ。寝ちゃった。 |
一松 | 1個、取っておけばいいよ。 取っておかないと怒るから。 |
十四松 | そうだねー。 |
―おわり― |