避難所1スレ/まどかのもの

Last-modified: 2014-07-14 (月) 11:25:33
783 名前:名無しさん@まどっち[sage] 投稿日:2013/02/27(水) 21:14:14 ID:9AlheJIA0
「ん、あれ……?私、なんで眠って……」
「あ、起きた?ほむらちゃん」
「まどか……!?どうして……ここは何処?」
「ここはわたしの部屋だよ、ほむらちゃん」
「なんでまどかの部屋に……私は確か、まどかと一緒に帰ってて……」
「えへへ……お薬でほむらちゃんに眠ってもらって、お家に連れ込んだんだぁ……ほむらちゃんにお茶をあげたでしょ?それに混ぜといたの」
「く、薬って……それに、この手錠は……」
「もう、逃げられないよ」
「な、なんでこんなことを……」


784 名前:名無しさん@まどっち[sage] 投稿日:2013/02/27(水) 21:26:45 ID:9AlheJIA0
「ほむらちゃんがいけないんだよ?わたしがどれだけ誘惑したって気付きすらしないのに、ほむらちゃんがいやらしく誘うから」
「さっ、さそっ!?そんな、私、誘ってなんか……!」
「うん、知ってる。きっと無自覚なんだよね……?」
「無自覚も何も、私、そんなこと」
「ほむらちゃんが笑う度、わたしがどれだけどきどきするか知らないんだよね?」
「えっ?」
「ほむらちゃんが髪をかきあげる度、ため息をつく度、わたしはほむらちゃんに触れたくて触れたくてたまらなくなるの」
「まどか……」
「ほむらちゃんにキスしたい。ほっぺに、首筋に、おでこに、くちびるに、全身に。ほむらちゃんをぐちゃぐちゃにしたい。わたしだけのものにしたいの」
「……」
「ほむらちゃんがいけないの。わたしがどれほど我慢してるか知らないで、わたしに優しくするから。だからね?」
「っ!?まどかっ、何をっ!?あっ……!?」
「ほむらちゃんにお仕置きするの。わたしを誘っちゃうほむらちゃんに、いっぱい……」




何書いてんだろ俺


786 名前:名無しさん@まどっち[sage] 投稿日:2013/02/27(水) 22:57:34 ID:9AlheJIA0
まどかが私にまたがり、身体を密着させてくる。
柔らかくて、暖かくて、いいにおいのする、女の子の身体。生き物の身体。
私みたいな生ける屍には触れることさえ許されない身体。
まどかの身体に、私の汚れがついてしまうんじゃないだろうか。
そんな考えに至った私は、おもちゃの手錠をちぎろうとする。
この程度、魔法少女にとってはないに等しい。
勢い余ってまどかを傷つけないように気を使い、いざ力を込めようとしたとき。
まどかの両手が私の顔を挟み、ぐい、と上に向けた。
まどかと目が合う。その瞬間、私の身体は完全に硬直してしまう。


787 名前:名無しさん@まどっち[sage] 投稿日:2013/02/27(水) 23:17:06 ID:9AlheJIA0
まどかの綺麗な瞳。私だけが映された瞳。
その奥底にたたえられた強い情念に、私は目を奪われる。
蛙を睨む蛇。逃げることさえ叶わない。補食されると分かっていても、一寸ばかりも動けない。
まどかの顔が近付く。まどかの瞳に映る私の、その瞳にはまどかだけが映されている。
「ほむらちゃあん……」
鼻にかかった甘ったるい声を出しながら、まどかは私の唇と自身のそれを重ねる。
柔らかい。少し甘い気もする。
まどかの舌が、私の口をこじ開けて侵略してくる。
「んっ!?んんっ!」
「んっ……んむ……」
私の口内はまどかの一際柔らかな舌に蹂躙されるばかり。舌だけが、必死に逃げ回っている。
それでもまどかは、その小さな舌を巧みに使い、私の舌を追いつめる。
「んんっ!んー!」
私の舌がまどかの舌先で擽られる。身体中に電流が走っているような感覚。思考が白く染まりかける。


788 名前:名無しさん@まどっち[sage] 投稿日:2013/02/27(水) 23:56:21 ID:9AlheJIA0
「ぷはっ……えへへ、気持ちよかった?」
まどかが口を離し、上気した顔で笑いかけてくる。
銀色に光る糸が、私とまどかを繋いでいる。
「はっ……はっ……」
「えへへっ、そんなに気持ちよかったんだ?ほっぺ真っ赤にして、目も潤んでる。えっちな顔してるよ……?」
「そんな……ちが……」
「ううん、とってもえっちな顔。えっちに誘ってる、物欲しそうな顔」
「ちが……私……えっちなんかじゃ……」
「もう、まだ否定するの?じゃあ、分かるまでシてあげるね」
「えっ……まどか、やめっ……」
再度の侵攻に、もはや私は為すがままだった。
歯列をなぞられ、奥をつつかれ、舌をなめられる。唾液をすすられながら、私は身体を跳ねさせることしか出来ない。
「っ……ふぅ……てへ」
まどかは口を離し、満足気に口の周りを、どちらのかも分からない唾液でべたべたなそこをなめる。
「ほむらちゃん、口では否定するのに、どうして抵抗しないの……?もしかして、気持ちーから抵抗できなかったの……?」
まどかが私の耳元で囁く。


789 名前:名無しさん@まどっち[sage] 投稿日:2013/02/28(木) 00:21:39 ID:TeoryyA60
「それとも、もしかしてこんな風に無理矢理されたかったのかな……?あはっ、やらしーんだ、ほむらちゃん……」
まどかは囁きながら、私の耳をわざと音を立てるようになめる。ぴちゃぴちゃといういやらしい音が私の鼓膜を揺らす。
「あ、あ、ちが、ちがうの、ちがうの」
「何が違うの?えっちでやらしーほむらちゃん?」
「わたし、わたしっ、ちがうの、やらしくなんか……」
「ほんとに?耳ぺろぺろされるだけで、顔がとろんってなってるのに?」
「だって、だって、それ、だめ、だめなの、きもちーのっ……おと、おとが、ぴちゃぴちゃって、おと、たてないでぇ……!」
まどかが顔を上げ、私の顔を見つめる。
「そんなに気持ちよかったんだ?嬉しいな……もっとシてあげよっか?」
「だ、だめだよ、まどかぁ、みみは、みみはだめっ……」
私の懇願にまどかは少し考え込み、ほどなくしてにんまりと笑う。
「じゃあ、耳以外をぺろぺろするね?まずは……首かな?」
「ひゃっ!まどか、くすぐったいよぉ……!」
「んー……ちぅ」
「ひっ、な、なに?」
少しの痛み。まどかに、強く吸われたらしい。
「キスマークだよ、ほむらちゃん。ほむらちゃんがわたしのものだっていう証」


790 名前:名無しさん@まどっち[sage] 投稿日:2013/02/28(木) 00:38:16 ID:TeoryyA60
ちゅ、ちゅ、と断続的にまどかは私の首を吸う。それと同じ数だけの痛みを感じる。同じ数だけのキスマークが刻まれる。
「ほむらちゃんをね、独り占めしたいの。わたしの為だけに笑ってほしい。わたしの為だけに泣いてほしい。わたしの為だけに傷ついてほしい」
「まどか……」
「わたしのことだけ見て。わたしのことだけ考えて」
「……」
「ほむらちゃんを、誰にも渡したくない。クラスの男子にも、マミさんにも、杏子ちゃんにも。わたしだけの、ほむらちゃんにしたいの」
「まどか」
「最低だって分かってるの。こんなことして、こんなに嫌なこと言って。でも、もう駄目なの。ほむらちゃんが欲しくて欲しくて、耐えられないの」
「まどか」
「こんなことして嫌われるって分かってても、でも、でも」
「まどかっ!」
「っ!」
いつの間にか、大粒の涙をこぼしながら、心情を吐露するまどか。
ついさっきまでノリノリで責めていたくせに、ネガティブなのは変わっていないようだった。


791 名前:名無しさん@まどっち[sage] 投稿日:2013/02/28(木) 00:54:34 ID:TeoryyA60
「まどか」
「ごめんね、ごめ、ん、ね、ごめっ……」
「まどか、あのね、聞いてほしいの」
「なに……?」
「私ね、今、すごく嬉しい。まどかが、そんなに私のことを求めてくれて、すごく嬉しい」
「ほむらちゃ……」
「私は、まどかに触れる資格なんてないと思ってた。傍にいる資格も。だから、私からは絶対に触れないし、早く離れてしまおうと考えてたの」
「資格なんて必要ない!ほむらちゃんが傍に居てくれないとやだよ!」
「本当は、今日にでも、何処かへ行ってしまおうとしてたのに、こうして捕まっちゃったわ」
「だめだよ、絶対だめ。遠くになんか行かさないよ」
「ふふ、もう行かないわ。だって、嫌われるかもしれないと思ってるのにこんなことしちゃうくらいまどかに想われてるって分かったもの」
「うっ、その、それは……」
「ねぇ、まどか。こっちを見て」
俯いてしまうまどかに声を掛けて、目を合わせる。


792 名前:名無しさん@まどっち[sage] 投稿日:2013/02/28(木) 01:09:30 ID:TeoryyA60
「まどか、私にもっと刻んでほしいの、私が、貴女のものだという証を、印を。もう二度と、離れようなんて思わないように」
「……そんなこと言われたら、もう、止まれないよ?パパもママもタツヤも、明日まで帰ってこないよ?ほむらちゃんを、滅茶苦茶に汚しちゃうよ?」
泣き笑いの表情で、まどかが私に問うた。
「いいの。貴女の思うままに、私を滅茶苦茶にして……私を、貴女で染めてほしい」
「っ……ほむらちゃん!」「まどか……」
「もう、もう、逃がさないからね、やめてって言っても、やめたげないからね!」
「逃げたりしないわ。だって私、まどかのものだもの」
まどかの顔が、においがいっぱいに広がって。
私は、まどかのものになった。






何書いてんだ俺

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