831 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2015/07/07(火) 05:55:14.47 ID:zfHhb8ow0 お泊りまどルーム
まどか「俳句って結構難しいね」 ほむら「五七五に秘めた気持ちを納める…奥深いわ」
まどか「恥ずかしくて言えない事もスラッと言えちゃいそう」 ほむら「でもきちんと伝わるように名前は入れたい所ね」
まどか「俳句の中にほむらちゃん、は絶対入れたいな。ちょうど五文字だし」 ほむら「まどか、だと三文字ね。五文字に合わせると……鹿目さん?」
まどか「急に他人行儀な感じでいやだよ!」 ほむら「まどかちゃん」
まどか「なんか子ども扱いみたいでちょっと…」 ほむら「私、まどかにいつもほむらちゃんって呼ばれてるんだけど…」
まどか「ほむらちゃんはほむらちゃんが可愛いからいいの」 ほむら「そうかしら…呼び捨ての方が近しい関係に感じない?」
まどか「そうかなぁ…じゃあ試してみる?」 ほむら「ええ」
まどか「……ほむら」ボソッ ほむら「………」
まどか「どう?」 ほむら「…首筋から腰骨まで電気が走ったみたいになって、心臓がドキドキしておへその下が熱い感じ」
まどか「あ、同じ同じ、わたしもほむらちゃんに耳元で名前呼ばれるとそうなる」 ほむら「…しばらくはほむらちゃんが良いわ」
まどか「えー…ちょっと楽しくなってきたのに」 ほむら「何か眠れなくなってしまいそうだし」
まどか「じゃあ続きは今度のお休みの時に」 ほむら「その時は私も耳元で囁いてあげる…でも困ったわ、後二文字なんにしようかしら……」
まどか「ほむらちゃんが困るのは好きじゃないけど、こういうことで一生懸命になってくれるのは嬉しいなって思うのでした」 ほむら「…うーん」
832 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2015/07/07(火) 05:56:07.60 ID:zfHhb8ow0 ほむら「…まどか好き」
まどか「?!」
ほむら「完璧じゃない?どうかしら?」 まどか「ほむらちゃんずるいよ、直球すぎるよ…」
ほむら「ダメかしら」 まどか「ダメじゃないけどずるい…わたしも好きって入れたい」
ほむら「じゃあ七の所に入れてみたら?」 まどか「それだよっ、ほむらちゃん」
ほむら「まどか好き」 まどか「ほむらちゃん好き」
ほむら「…ねえまどか、よく考えたら全然気持ち秘めてないわ」 まどか「恥ずかしくて言えない事を真っ正面からぶつけ合っちゃってるね…」
ほむら「いつの間にか一つの俳句になってる気がするし」 まどか「でも、わたしの好きとほむらちゃんの好きだから一緒の俳句でいいんじゃないかな」
ほむら「そうね、一緒になるのが自然ね」 まどか「最後の五文字はどうしようか」
ほむら「…いかないで、とか」 まどか「どこにもいかないよ」
まどか「…逃げないで」 ほむら「もう逃げたりしないわ」
ほむら「はなさない」 まどか「いっしょだよ」
ほむら「まどかすき」 まどか「ほむらちゃんすき」 まどほむ「「あいしてる」」
詢子「はやくねろ」
季語も理性も飛んでいく まどほむバカップル俳句
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