1スレ/910

Last-modified: 2014-11-24 (月) 18:50:22
910 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2011/05/17(火) 16:43:39.52
(前略)ほむらに抱きつき、まどかはその胸に耳を当てた
その耳に伝わってくるほむらの胸の音は時計の秒針よりも早く、強く鼓動していた。
「…ほむらちゃん、すごくドキドキしてる」
「あ…だめだよ…」
 まるで心の声を直に聞かれているように感じて、ほむらの顔がさらに赤みを帯びていく。
まどかは思わず顔を綻ばせる。
それはほむらのその反応を可愛らしいと感じたからだろうか、
それとも彼女が自分を想って高鳴らせている胸の鼓動に対する愛おしさからだろうか、
単純にほむらに触れている事の喜びかもしれない。
幸せ、そんな言葉が自然とまどかの中に浮かぶ。
「鹿目さん…」
そんな穏やかな気持ちに浸っていたまどかの耳にほむらの消え入りそうな声が響いた。
「ほむらちゃん?」
「…ねぇ?どうしよう?…このままじゃ私…心臓が破裂しちゃいそう…
 変、だよね…鹿目さんは友達なのに…こんな…」
その顔を羞恥に染め、両の瞳を潤ませ、肩で息をしながら切なげにほむらは告げた。
自分の中の感情に戸惑い、葛藤し、それを必死で抑えているのが感じられ
そんなほむらの気遣いにまどかは胸が一杯になるのを感じた。
「大丈夫だよ、ほむらちゃん…」
まどかはほむらの手を取るとおもむろに自分の胸へと押し当てた。
まどかの胸もまたほむらと同様に激しく鼓動していた。
「あっ…ドキドキ、してる…鹿目さんも…」
「ね?わたしも同じだよ…だから大丈夫だよ。でももし辛かったら…」
困惑し震えるほむらの唇にまどかは自分の唇を重ねた
「…一緒にこのドキドキ、治そう?」
「ぁ……うん…」
―キスより先なんてどうしたらいいかなんてわからないけど、
 「何をしたいか」とか「してほしい」はたくさん思いつく、
 …だからきっと、それでいいんだよね。 なら最初は…
「ほむらちゃん、大好き」
長いのが書けないのと場所的にこれが限界だ…
でもこれが理想

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