100スレ/嬉しさと羨ましさと

Last-modified: 2014-05-05 (月) 06:42:48
977 名前: ◆HOMUMADOj61K [sage] 投稿日:2014/05/05(月) 00:55:32.98 ID:DjZcNTBd0
>>975
「………うぇひひ、ほむらちゃん」
                   「まどか。ふふっ………」

わたしは今、ベッドの上でぬいぐるみを抱きしめている。
それだけでなんだか嬉しくて、つい顔が緩んでしまう。
クリスマスの夜、あの子と交換したプレゼントがこのぬいぐるみ。
あの日からわたしは毎日、寝る時はこの子を抱きしめて寝ている。
あの子がくれたものだと思うと、とても良く眠れる気がしたから。

そうしてふと、わたしは考える。
あの子もまた、わたしがあげたぬいぐるみを抱きしめて眠っているのだろうか。
もし、そうなのだとしたら、それはとっても嬉しいけれど

「ほむらちゃんに―――」
                   「まどかに―――」
『―――抱きしめてもらえるぬいぐるみが、なんだか羨ましい』

そんなことを思いながら、今日もぬいぐるみを抱きしめる。
夢の中で、あの子に会えるといいな。




はい

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