591 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/04/30(水) 11:36:50.67 ID:axjdbwC50
ほむら「まどか、台風ね……怖くない?」
まどか「えへへ……平気だよ(ほむらちゃんのほうが震えてるの、気づいてないのかな?)」
ギュ
まどか「ほむらちゃん、大丈夫だよ……そんなに震えなくても」
ほむら「……台風の日はどうしても嫌なことを想像してしまうの」
まどか「嫌なことがあったんだね」ナデナデ
ほむら「うん……とっても怖いこと……台風の日になると、必ずあなたがいなくなってしまうの」
まどか「私はここにいるよ?おかしなほむらちゃん」ティヒヒ
ほむら「そうよね、今となっては全部悪い夢……それでも私は、台風が恐ろしいわ」
まどか「じゃあ怖くならないように、通り過ぎるまでずっとそばにいてあげる……私はどこにも行かないよ、絶対」
ほむら「……」ギュ
まどか「えへへ、痛いよほむらちゃん……信じてないんだ」
ほむら「ごめんなさい」
まどか「でも私は、ほむらちゃんには悪いけどなんだか嬉しいの」
ほむら「え?」
まどか「ほむらちゃんが私のことをこんなにも想ってくれてるって、台風が教えてくれたんだよ」
ほむら「まどか……」
まどか「雨の日も風の日も想いあえるなんて、なんだかすてきじゃない?」ティヒヒ
ほむら「そうね……あなたがいてくれたら、痛みだって……」
まどか「私は逆に、今までより台風の日が好きになっちゃいそう……私も何か気持ちをほむらちゃんに証明したいな」
ほむら「そんな……おかしなこと考えないで」ウルウル
まどか「ほむらちゃん……?」
ほむら「そばにいてくれればいいの、あなたがそのままでそばにいてくれさえすれば……」
まどか「うん、わかったよ……」ナデナデ
ほむら「ありがとう、まどか……」
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