103スレ/夏服

Last-modified: 2014-06-07 (土) 11:11:16
802 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/06/05(木) 01:31:23.28 ID:naUklpFH0
夏服でまどほむを考えてみたが……うーん


もう六月。
制服も夏服になって、みんな涼しげです。なのに。
「どうして、ほむらちゃんは冬服のままなの?」
「……私、冷え性だから」
そう言うほむらちゃんは赤い顔をしています。どうみても暑さに苦しんでいる様子。
肌が白いからすぐに分かります。
「……もしかして、恥ずかしかったりする?」
「!」
図星のようでした。思えば、ずっと入院していたほむらちゃんは夏服の経験がないのかもしれません。
確かに、ちょっと無防備な感じはするかも。
「……あんまり肌を見られたくない」
俯いて白状したほむらちゃん。そっぽを向いて恥ずかしそうにしています。
着せようと思いました。


「ほむらちゃん、もう大丈夫?」
放課後、私はほむらちゃんのお家について行って、夏服姿を見せてもらうことにしました。
「き、着たけど……」
私はすぐさま振り返りました。
「……ほむらちゃん」
「……」
華奢な体。真っ白な肌。ほっそりとした腕のたおやかな様子。スカートから伸びる、タイツの無い美脚。
冬服が覆い隠していた、儚くて綺麗なものが容赦なく露になっていました。
「……これはだめかも」
「……」
すっ、と白い肌に血が通って、ほんのりとほむらちゃんが赤くなったのが分かります。
こんな子を一目にさらすわけにはいかないのは、自明の理でした。
「……ジャージにしよっか。冬服よりは涼しいと思うし」
「……うん」
ほむらちゃんはしょんぼりとタンスの方へと向かいます。ジャージを取り出すのでしょうか。
「……でもね、やっぱり暑いし、ほむらちゃんも油断して脱いじゃうこともあると思うの」
「……そうかしら」
私はほむらちゃんの露な腕を取って、その二の腕に口づけを施しました。
「な、何!?」
白い肌に赤い印が残りました。
「こうしておけば、脱げなくなると思うんだ」
「あの、まどか……?」
開かれた襟元の、首筋の深くにもキスを。ほむらちゃんは小さく喘ぎました。
「あ、あの、夏服がだめって……」
「これ見せていいの、私だけだからね」
ソファに押し倒しながら、私はほむらちゃんに迫るのでした。

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