819 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/06/05(木) 02:47:11.46 ID:sUiScP7W0
季節は梅雨、突然の大雨に帰り道を歩いていた人達が雨宿りしたり走ったりしている。
わたしはその日なんとなく持っていった傘のお陰で雨をしのいでいた。
ほむら「私の直感も捨てたものじゃないわね」
たまには直感で普段と違う道を歩いてみるのもいいかもしれない。
そう思い帰り道から少し外れ、公園に向かう。
帰るには少し遠回りだけどエイミーの様子でも覗いてみよう。
そんなことを考えながら歩いていくと一人ぽつんと雨宿りをしているまどかがいた。
ほむら「雨宿り?」
まどか「え?ほむらちゃん!?」
ほむら「そんなに驚かなくても……」
まどか「あ、ご、ごめんね!」
少し怯えている……私について良い噂は聞かないだろうし転校初日に突然抱きつかれたりと言い印象はないだろうから仕方ないのだろうが……
まどか「えっと……私はこの公園の猫に餌をあげようかなって寄り道したら雨が降ってきちゃって……」
まどか「ほむらちゃんはどうしてここに?」
ほむら「気まぐれよ、理由は特にないわ」
まどか「そ、そっか……」
820 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/06/05(木) 02:48:22.45 ID:sUiScP7W0
まどかがなんとか沈黙を避けようと話しかけてくるが私の頭の中は
まどかをこれ以上怯えさせたくない。
まどかにこれ以上怯えられたくない。
ただそれだけだった。
ほむら「私の傘、あげるわ」
まどかとであって落ち込んでいる今の私は雨に打たれてに濡れてしまったほうが楽になる気がする。
濡れて帰るなら必要なくなった傘を渡せばまどかは雨に濡れないしちょうど良い
まどか「え!ま、待ってほむらちゃん!」
私は逃げるように駆け出して……転んだ……
恥ずかしさでそのまま消えてしまいたかった……
まどか「大丈夫!?」
そんな私に大慌てでまどかが駆け寄ってきて……躓いた
躓いたことでまどかは傘を手放し私に向かって倒れ、そんなまどかを私はなんとか抱きとめた。
ほむら「せっかく傘をあげたのにビショビショね」
まどか「そ、それはほむらちゃんが突然雨の中走っていっちゃったから……」
ほむら「濡れて帰りたい気分だったのよ」
ほむら「そんな事より転んだ怪我はない?」
まどか「うん、ほむらちゃんのおかげだよ」
まどか「ほむらちゃんは怪我はない?」
ほむら「問題ないわ」
まどか「……」
まどかが少し頬を膨らませて怒っている?
その視線の先にあったのは雨の中でも結構出血していることがわかる私の膝
まどか「体を温めてちゃんと消毒して傷の手当しないと……」
ほむら「家に帰ったら自分でするわ」
まどか「ダメだよ、私の家に来てほむらちゃん」
からのお家でらぶらぶ手当と膝の怪我を気遣っての二人で一緒にシャワーまどほむください
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