104スレ/再会の物語

Last-modified: 2014-06-20 (金) 22:32:40
492 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/06/13(金) 01:00:20.98 ID:1d4aW+0S0
「助けて欲しい人がいるの。」

ある日、黒猫のエイミーから宝石をつけた尻尾を持つ黒いトカゲを助け家に持ち帰ったまどかは、自宅で聞き覚えのある声を耳にした。
発生源はトカゲの尻尾についている宝石だと知ったまどかは恐怖よりも好奇心と心をざわつかせる何かが勝り、その声に耳を傾けた。

「助けて欲しい人がいるの。私の大切な人で今でもその人は泣いているの。今の私じゃあの子の涙は拭ってあげられないけど、貴方なら、きっと貴方なら。」

やはり聞き覚えのある声だとまどかは思い、その声に問いかけた。

「あなたは…誰なの?助けてあげて欲しい人って?」

「いつも自分のことを嗤ってるボロボロなあの子を、心で泣いてる優しいあの子を、自分を悪魔だと自称する寂しい背中のあの子を、
 そうさせてしまった私を責めず包み込んでくれた大切なあの子を、ほむらちゃんを助けてあげて欲しいの。」

その言葉から、まどかの物語が幕を開けた。

「あいつは悪魔なんだよ?まどかはどうしてあんなやつに構うの?」

「私は、ほむらちゃんが、きっとほむらちゃんの笑顔が見たいんだと思うんだ。できたら誰よりもほむらちゃんのそばで。涙なんかよりきっと似合うから。」

「やっぱり、あんた達はそうなるんだね…。運命ってやつなのかな。…よーし!じゃ元嫁の為にさやかちゃんも一肌抜いじゃいますよー!あの悪魔に目にもの見せてあげるんだから!!」

絡まりあう少女達の運命
「おいマミ!大丈夫か!?」

「えぇ、渚ちゃんも無事よね?」

「は、はいなのです…。マミと杏子なのですか?その姿は?」

「それは後で私とマミが説明してやるよ。それより今マミを守ったのは…黒い、羽?」

水面下で動く陰謀
「ようやく僕も自分の意思で行動ができそうだね。」

彼女の決断
「あの子は何も知らず、幸せな人生を歩むの。円環の理も、魔法少女もそして、悪魔もね。」

その中で紡がれるまどかの物語
「私を連れてって!あの人の元まで!!」

「Ich verstehe.」

「もう絶対手放したりなんてしない!!」

もう1度貴方と会いたい。

魔法少女 まどか☆マギカ 再会の物語(仮)

「まどか…?どうして?」

「奇跡や魔法がなくても、私たちはこうやってまた何度だって会えるんだから。」

ジャンル:ハートフルシリアスラブコメディ

こんな感じの長編まどほむください!!

http://hello.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1402100795/492