104 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/06/28(金) 21:08:20.98 ID:wVHTxnrWO
夏休み中もまどほむ毎日イチャついちゃえ
まどか「そろそろ夏休みだよね~」
ほむら「うん…そうだね…」
退院後、初の夏休み
本来なら嬉しいはずなのに、私の胸中は何とも複雑な気持ち
まどか「何かさっきから上の空なような…あ、もしかして具合悪かったりする!?」
ほむら「そ、そんな事ないよ!大丈夫!大丈夫だから…」
初めて出来た友達、鹿目さん
彼女と過ごした学校での時間はとても楽しくて…
でも、夏休みになると会えなくなってしまうと思うと、どうしても憂鬱な気分になってしまう…
まどか「本当に大丈夫?無理しちゃダメだよ?」
ほむら「うん、ありがとう。少しだけ考え事してただけだから心配しないで」
まどか「考え事…?あ、もしかして夏休みの予定とか?」
ほむら「えっ…あ、うん…そんな所かな…」
まどか「そっか、丁度良かった!私もね、夏休みの予定考えようと思ってたんだ」
ほむら「そうなんだ…」
鹿目さんはどんな夏休みを過ごすんだろう…きっと私なんか居なくても楽しい夏休みを過ごせるんだろうな…
まどか「ほむらちゃんは何かやりたい事ってあるの?」
ほむら「家事をきちんと出来るようになりたいかな…。初めての一人暮らしだからまだまだ慣れなくて…」
まどか「そうじゃなくって…!あ、いやお家の事は大切だけど…」
ほむら「?…あっ、宿題もちゃんとしないとダメだよね!」
まどか「確かに宿題も大切だけどそうでも無くて…」
ほむら「えっ?え?」
まどか「行きたい所とか、してみたい事とかそう言うのってないのかな?って」
106 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/06/28(金) 21:09:22.70 ID:wVHTxnrWO
ほむら「…ないよ」
まどか「ほむらちゃん?」
ほむら「一人でどこかに行ってもつまらないし…それに私、そういう遊びとか知らないから…」
きょとんとした鹿目さんの顔
きっと、つまらない子だって思われちゃったんだ…
まどか「クスッ、ほむらちゃん、夏休み中ずっと一人で居るつもりだったの?」
ほむら「え…うん…」
まどか「…体はもう大丈夫なんだよね?」
ほむら「うん、普通に生活する分には問題ないよ」
まどか「それならさ、夏休み中も毎日二人で色々な事しようよ」
ほむら「鹿目さんと?」
まどか「そうだよ。今まで作れなかった思い出いっぱい作っちゃおうよ!」
思いがけない鹿目さんの言葉
夏休み中も毎日一緒に居れるんだ…
ほむら「…うん!私も鹿目さんとの思い出、いっぱい作りたい!」
まどか「えへへ…それならさ、まずは夏祭りに行って…それから海も…」
ほむら「ありがとう、鹿目さん」
まどか「え?」
ほむら「私ね、夏休みになって鹿目さんと会えないと思うと、すごく寂しかったんだよ…」
まどか「…一緒だね。私も夏休み中、ほむらちゃんに会えなかったらどうしようって心配だったもん」
ほむら「そうなんだ…私、鹿目さんと友達になれて本当に良かった」
まどか「私こそありがとうだよ…。ほむらちゃんと友達になれてから毎日が楽しいんだもん!」
太陽に負けないような鹿目さんの笑顔
夏休み中も毎日この笑顔に会えると思っただけで、憂鬱な気分は全部吹き飛んだ
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